研究シーズの泉

豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学、国立高等専門学校の研究シーズが結集した横断的に検索可能なサイトです。

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研究者/研究室一覧

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研究シーズ 研究室(別サイトへのリンクです) 教員紹介、事例紹介(別サイトへのリンクです)

佐藤 武史 researchmap

・タンパク質・脂質に結合した糖鎖の構造と機能の解明
・糖鎖改変による癌の悪性形質制御
・化合物・抗癌剤の糖鎖修飾に及ぼす影響の解析
・糖鎖機能を取り入れた工学素材の開発

坂井 正善
佐々木 友之 researchmap
斎藤 秀俊 researchmap 小松 啓志 researchmap

1.大気開放型化学気相析出(CVD)装置開発
2.機能性セラミックス膜・ウィスカーの合成と評価
3.機能性炭素材料の合成と評価
4.機能性炭素微粒子の合成と評価
5.機能性酸化物微粒子の合成と評価

齊藤 信雄 researchmap
佐野 可寸志 researchmap 高橋 貴生 researchmap 加藤 哲平 researchmap

都市内物流のモデル化、大規模イベント時の交通渋滞緩和策の検討、
交通需要マネジメント(TDM)施策とその評価、公共受容、
駐車マネジメント政策と都心部活性化、公共交通計画、
空き家問題の解決策と評価、交通ビッグデータを用いた交通現象解析、
道の駅を活用した地域活性化、開発途上国の交通渋滞対策

酒井美月(長野工業高等専門学校) researchmap
澤畠 淳二(茨城工業高等専門学校) researchmap
佐々木 幸司(苫小牧工業高等専門学校) researchmap
雑賀章浩(東京工業高等専門学校) researchmap
堺 研一郎(久留米工業高等専門学校) researchmap
佐久間 一行(弓削商船高等専門学校) researchmap
坂口 彰浩(佐世保工業高等専門学校) researchmap
西城理志(福井工業高等専門学校) researchmap
坂元知里(福井工業高等専門学校) researchmap
佐々木 恵一(函館工業高等専門学校) researchmap
酒巻 健司(国立高等専門学校機構 福島工業高等専門学校) researchmap
佐藤 誠(茨城工業高等専門学校) researchmap
中古賀 理(鳥羽商船高等専門学校) researchmap
サラウッディン ムハマド サリム ザビル researchmap
山東 篤(和歌山工業高等専門学校) researchmap
浅水 仁(釧路工業高等専門学校) researchmap
安 箱敏(呉工業高等専門学校) researchmap
山中 郷史(鳥羽商船高等専門学校) researchmap
佐々木 大輔(久留米工業高等専門学校) researchmap
笹岡秀紀(大島商船高等専門学校) researchmap
酒井 啓史(鶴岡工業高等専門学校) researchmap
澤畑博人(茨城工業高等専門学校) researchmap
佐川 正人(釧路工業高等専門学校) researchmap
佐藤 潤(釧路工業高等専門学校) researchmap
佐々木 修平(八戸工業高等専門学校) researchmap
酒井一樹(長岡工業高等専門学校) researchmap
佐藤和輝(一関工業高等専門学校) researchmap
酒井 道宏(久留米工業高等専門学校) researchmap
崎原 正志(沖縄工業高等専門学校) researchmap
佐瀬直樹(富山高等専門学校) researchmap
齊藤貴之(八戸工業高等専門学校) researchmap
佐々木裕之(鶴岡工業高等専門学校) researchmap
窪田 祥朗(鳥羽商船高等専門学校) researchmap
坂井 俊彦 researchmap
酒井 史敏(奈良工業高等専門学校) researchmap
佐藤 森(苫小牧工業高等専門学校) researchmap
齋 麻子(八戸工業高等専門学校) researchmap
佐藤崇徳(沼津工業高等専門学校) researchmap
沢村利洋(八戸工業高等専門学校) researchmap
佐々木 香織(石川工業高等専門学校) researchmap
澤井 万七美(沖縄工業高等専門学校) researchmap
鮫島朋子(有明工業高等専門学校) researchmap
相模 誓雄(仙台高等専門学校) researchmap
澤井 洋(沼津工業高等専門学校) researchmap
齊藤 充弘(福島工業高等専門学校) researchmap
鈴木 聡(鳥羽商船高等専門学校) researchmap
佐々和洋(福井工業高等専門学校) researchmap
佐藤 貴哉(沖縄工業高等専門学校) researchmap
佐伯 文浩(津山工業高等専門学校) researchmap
佐々木 徹(長岡工業高等専門学校) researchmap
佐久間 敏幸(長野工業高等専門学校) researchmap
佐野 和男(和歌山工業高等専門学校) researchmap
佐野陽之(石川工業高等専門学校) researchmap
篠山 学(香川高等専門学校) researchmap
佐藤 徹雄(仙台高等専門学校) researchmap
佐藤恒之 researchmap
佐藤 恵一(新潟国際情報大学) researchmap
堺井 亮介(旭川工業高等専門学校) researchmap
榊秀次郎(秋田工業高等専門学校) researchmap
佐久間 実緒(仙台高等専門学校) researchmap
齊藤 浩一(東京工業高等専門学校) researchmap
佐竹 利文(旭川工業高等専門学校) researchmap
斎藤 菜摘(鶴岡工業高等専門学校) researchmap
坂下俊彦 researchmap
澤柳博文 researchmap
佐々木 敦(釧路工業高等専門学校) researchmap
佐藤 英樹(釧路工業高等専門学校) researchmap
佐藤 久美子(八戸工業高等専門学校) researchmap
澤 祥 researchmap
佐藤 淳(鶴岡工業高等専門学校) researchmap
佐藤巖(小山工業高等専門学校) researchmap
伊澤 悟(小山工業高等専門学校) researchmap
佐藤匡(福井工業高等専門学校) researchmap
佐藤 誠(沼津工業高等専門学校) researchmap
坂本 雅彦(奈良工業高等専門学校) researchmap
笹田 修司 researchmap
嵯峨原昭次(鹿児島工業高等専門学校) researchmap
佐藤 公男(仙台高等専門学校) researchmap
佐藤 和久(一関工業高等専門学校) researchmap
佐藤 隆(仙台高等専門学校) researchmap
佐藤 稔(茨城工業高等専門学校) researchmap
佐藤 友章(仙台高等専門学校) researchmap
榊原 和彦(奈良工業高等専門学校) researchmap
佐藤直紀(長岡工業高等専門学校) researchmap
佐藤 司(鶴岡工業高等専門学校) researchmap
野々村咲子(岐阜工業高等専門学校) researchmap
笹岡久行(旭川工業高等専門学校) researchmap
澤村 秀治 researchmap
佐郷 幸法(豊田工業高等専門学校) researchmap
吉岡 宰次郎(東北大学) researchmap
佐々木 彩(苫小牧工業高等専門学校) researchmap
酒井 健(有明工業高等専門学校) researchmap
坂本 武司(有明工業高等専門学校) researchmap
堀内 咲江(岐阜工業高等専門学校) researchmap
櫻庭 崇紘(鶴岡工業高等専門学校) researchmap
櫻木 耕史(岐阜工業高等専門学校) researchmap
三宮 一宰(沖縄工業高等専門学校) researchmap
佐藤 直之(佐世保工業高等専門学校) researchmap
佐竹 直喜((独立行政法人 国立高等専門学校機構)岐阜工業高等専門学校) researchmap
佐藤 敦(岐阜工業高等専門学校) researchmap
佐藤 奈々恵(苫小牧工業高等専門学校) researchmap
佐藤 彰治(釧路工業高等専門学校) researchmap
山下 哲(木更津工業高等専門学校) researchmap
佐竹卓彦(佐世保工業高等専門学校) researchmap
藤田 彩華(苫小牧工業高等専門学校) researchmap
佐沢 政樹(苫小牧工業高等専門学校) researchmap
瀬戸 悟(石川工業高等専門学校) researchmap
澤田 士朗(香川高等専門学校) researchmap
坂元周作(木更津工業高等専門学校) researchmap
佐藤桂輔(茨城工業高等専門学校) researchmap
野田 幸矢(福島工業高等専門学校) researchmap
佐藤 尚(沖縄工業高等専門学校) researchmap
澤田宰一(福島工業高等専門学校) researchmap
佐藤 拓(仙台高等専門学校) researchmap
斉藤徹(福井工業高等専門学校) researchmap
櫻本 逸男(徳山工業高等専門学校) researchmap
迫田和之(長崎県立大学) researchmap
佐藤 雄哉(豊田工業高等専門学校) researchmap
山田 悟(石川工業高等専門学校) researchmap
櫻井 靖子(旭川工業高等専門学校) researchmap
佐藤勇一(大東文化大学) researchmap
佐々井 祐二(津山工業高等専門学校) researchmap
崔 明姫 researchmap
近年、観光を取り巻く環境が大きく変化し、従来の「マスツーリズム」から「スローツーリズム」、「サステナブル・ツーリズム(持続可能な観光)」などへの転換が重要な課題となっています。自然災害、感染症などのリスクと環境変化における観光関連産業への影響を経済的に分析し、観光支援策の効果を評価するとともに持続可能な観光振興に向けたの観光のあり方を検討します。
南海トラフ地震(M9)では、人的被害のみならず、社会・経済インフラの崩壊や住民生活の維持することの困難さ、経済を牽引する企業活動の低下など、社会・経済環境に大きな影響を及ぼすことが想定されます。また、被災地からの人口流出による消費活動の低迷や地域財政の破綻は、更なる地域経済の落ち込みをもたらします。将来に発生が予測されている巨大災害に備えるためには、これらの要因を考慮した災害リスクの検討が必要になります。本課題では、南海トラフ地震による被害を経済的な側面から捉え、調査・分析を行うとともに、マクロ経済分析よる間接被害推計手法を提案します。また、防災計画と復興政策シナリオに基づく地域経済復興プロセスの検討を行い、経済的被害の軽減策を検討します。
本課題では観光復興支援政策である中国のパンダカード政策(中国ブン川大地震)、日本の九州ふっこう割(熊本地震)、北海道ふっこう割(北海道胆振東部地震)、Go Toトラベル(新型コロナウィルス感染症)など、国内外の復興支援政策事例を精査し、復興過程における政策評価につながる知見を検討するとともに、政策効果の評価ならびに事例間の比較研究を行い、異なる地域・国、および異なる災害による政策効果の違いを明らかにします。
経済的被害の定量評価は、復興予算の策定や防災投資の効果を検討する際の重要な参考資料となり、災害マネジメント上必要不可欠な課題であります。特に観光都市の場合、風評やイメージダウンなど間接要因に影響されやすいため、これらの要因が地域経済にどう影響するかを把握することは容易ではありません。本研究課題では、国内外の被害事例を対象に、経済的・財政的視点から、地域ならびに産業に(観光業を中心に)おける災害リスクの経済評価を行います。
齊戸 美弘 researchmap
Chromatography is regarded as one of the most effective and powerful techniques in separation science, and a wide variety of applications have been studied not only in the area of analytical chemistry but also in pharmaceutical, medical and environmental chemistry. In this topic, we have developed novel stationary phases in liquid chromatography and gas chromatography, including fine fibrous stationary phase.
To reduce the amount of organic solvent and chemicals in the analytical process, we have introduced miniaturized analytical system consisted of micro-extraction for sample preparation and microcolumn in chromatography for effective separation. Downsizing the whole analytical process could be realized with the effective on-line coupling of the sample preparation and chromatographic separation.
クロマトグラフィーは最も有効な分離技術のひとつとして化学、薬学、医学をはじめとする科学の幅広い分野で実用化されてきています。しかしながら、この技術の基本となる分離メカニズムについては未知の部分が多く残されています。
本研究では、分子形状認識に基づいた分離メカニズムの解明、およびその結果を基にした新規固定相の開発を行っています。最近では耐熱性の高強度合成繊維を応用したガスクロマトグラフィー用充填キャピラリーカラムの開発にも着手し、その新規性や広い応用範囲が国内外の研究者から注目されています。
現在、主に使用されている試料前処理手法は多量の有機溶媒を必要とするため、これらの溶媒の使用・廃棄にかかる費用の問題および溶媒の使用による環境汚染問題に対する解決が求められてきています。
本研究では、耐溶媒性の繊維を用いた無溶媒試料前処理法の応用ならびに分析システム全体の複合化・マイクロ化による新規微量分離分析法の開発に取り組んでいます。特に、試料の分析前処理操作に用いる超小型試料抽出カートリッジの開発、ならびにそれらを内蔵した高性能マイクロ分離分析システムの構築について研究しています。
ホルムアルデヒドなどの室内環境に存在する揮発性有機化合物を測定する空気環境評価技術の開発は、最近特に注目されてきている研究テーマのひとつです。
本研究では、粒子状あるいは繊維状の高分子を抽出・捕集媒体として応用した針型試料採取デバイスを開発し、空気あるいは呼気などの気体試料の前処理濃縮に適合した試料前処理技術、ならびにそれらを応用した微量分離分析技術に関する研究を行っています。
齊藤 大樹 researchmap
巨大地震は都市の基幹を担う重要構造物に重大な被害を及ぼす可能性があり、都市重要構造物の耐震性能評価・向上技術の開発を行っています。「物・財産を守る技術」、「人を守る技術」、「生活を守る技術」を有機的に結び付けた地震対策技術を研究しています。
地震直後に市役所や消防署などの防災拠点建物の健全性をいち早く診断する技術の開発が求められています。私たちは建物に設置した地震計の記録から、機械学習の技術を用いて、建物の被害状況を遠隔で即時に判定する手法・技術を開発しました。
There is a need to improve earthquake resistance of buildings to prepare for the future Nankai Trough Earthquake with magnitude 9.
This research conducts monitoring and strong motion observation of buildings to clarify the actual phenomena. Also based on precise seismic response analysis method, safety and function of buildings to the massive earthquake and tsunami are quantified.
Nankai Trough Earthquake with magnitude 9 likely to occur by the middle of the 21st century. It could lead to serious damage to important structures in urban cities. In particular, the structures with long natural period such as base isolation buildings, high-rise buildings, long-span bridges and oil tanks have the property of resonance by long-period ground motions.
Therefore, this research aims to develop the technology to improve seismic performance of high-rise buildings against long-period ground motions.
地震災害の軽減は世界的な課題であり、日本がリーダーシップをとって海外諸国と一緒に取り組まなければならない。そのための国際会議の開催や国際技術協力の推進を行う。とくに、免震・制振技術の普及と技術基準の国際調和に向けた活動や海外に多い組積造建物の耐震化技術の開発を行う。教育面では、学生や若手の研究者が国際的な活動に関わる機会を設け、国際的な視野が身に付くようにするとともに、海外の研究者の受け入れを積極的に行う。こうした活動には、国や他の大学、JICA、建築研究所国際地震工学センター等の国際機関との連携が不可欠であり、関係機関とのネットワークを有効に活用する。
南海トラフを震源とする巨大地震・津波に備えるために官学民が連携して都市・建築物の耐震化を進める必要があり、学の立場からの支援を行う。具体的には、地盤・建築物に対する強震観測等のモニタリングや構造実験を行い、実現象を明らかにするとともに、精密な地震応答解析手法を駆使して、巨大地震や津波に対する建築物の応答と損傷特性を安全性、機能保持性、修復性の観点から定量化する。また、損傷防止と機能性および室内安全性を確保するための補強・制振技術、安全対策技術を開発し、その有効性を実験的に確かめる。さらに、被災に伴う人的被害・経済的損失を最小限に食い止めるために、民間に対しては事業継続計画策定のための被災リスクの評価や効率的な耐震改修技術に関わる支援を行う。また、住民に対しては、自治体や地域の防災組織等と協力して、地震・津波時の避難や住宅の耐震改修促進のための防災教育や防災行動計画の策定、耐震診断・改修の促進施策の支援を行う。
21世紀半ばまでに発生する可能性が高い南海トラフ巨大地震は、都市の基幹を担う重要構造物に重大な被害をもたらしかねない。とくに、固有周期の長い超高層建築物や免震建築物、長大橋、石油タンクなどは長周期地震動によって共振する性質をもっている。実際、2011年東日本大震災では、東京の超高層建築物が大きく揺れたことが話題になった。また、震源から700km以上離れた大阪此花の超高層建築物では、天井パネルの落下やエレベーターの閉じ込め被害などが発生した。この他、超高層建築物においては、繰り返しの揺れによる構造被害の拡大や、室内の家具の移動・転倒などの危険性がある。
 そこで、超高層建築物に代表される都市重要構造物の耐震対策として、「物・財産を守る技術(都市重要構造物の耐震性能評価・向上技術の開発)」、「人を守る技術(居住空間の安全性の確保と避難・危険回避方法の開発)」、「生活を守る技術(居住者の視点に立った地震対策の支援方法の開発)」の3つの観点から研究開発を行い、それらを有機的に結びつけた長周期地震動を受ける都市重要構造物の地震対策技術を総合的に検討する。
佐藤 海二 researchmap
感温磁性体と永久磁石とレーザを組み合わせたアクチュエータは、配線が不要で、簡単な構造をもち、遠隔駆動・エネルギー供給が可能です。このアクチュエータを用いた独創的なマイクロマニピュレータを実現を目指しています。
Actuators comprising thermo-sensitive magnetic material (TSMM) parts and permanent magnets (PMs) and using laser beams, have simple structures and are free from wiring problems. In addition, they can receive the driving energy and control signals. These features are suitable for downsizing. Our research group aims to realize a micro-manipulator system that has the following advantages for operation of micro objects such as micro artificial parts, cells and living bodies; (a) It can operate various types of micro-size objects in air, liquid and boxed-in space. (b) It is easy to replace the end-effectors of the grippers. (c) The grippers are so small that many grippers can work together under a microscope. (d) The driving systems are isolated from the work space and free from the influence of the environment in the work space. (e) The grippers can provide sufficient force (> 1 mN)
Now many motion mechanisms including variety of actuators and mechanical elements are used. Their mechanisms generally have nonlinear characteristics, for example, friction and saturation characteristics, input amplitude / frequency dependency of gains, hysteresis characteristics, force ripple. Their characteristics make the controller design difficult and deteriorate the control system performance. In order to overcome the problems, practical and intuitive control system design procedures for precision positioning and precision motion control of the mechanisms are proposed and evaluated experimentally. The proposed design procedures can be used without special knowledge of control theory, the information of the detailed characteristics and the model parameters prepared beforehand. The proposed design procedures have achieved high precision positioning accuracy such as 5 nm for ball-screw mechanisms, 50 nm for air cylinder mechanisms and better than 1 micrometer for a mechanism with pneumatic artificial muscles.
For making affluent and sustainable society amid the downward trend in the labor force population, robots are required to maintain and improve themselves, and they need to be useful over a long time without any problems. In addition, the robots need to provide high precision motion for fine and precise works. To realize the precision robots, the following research subjects are carried out; (a) Investigation of deterioration factors of motion accuracy in motion mechanisms and practical controller design methods for high precision motion (b) Simple sensing system which is easy to integrate into motion mechanisms for monitoring their characteristics and states (c) Method for compensating and improving motion mechanism performance over a long time
感温磁性体と永久磁石とレーザを組み合わせたアクチュエータは,配線が不要で,簡単な構造をもち,遠隔駆動・エネルギー供給が可能です.これらの特性を生かし,下記の特徴をもつマイクロマニピュレータシステムの実現を目指しています. (a) 多様な環境に置かれた,細胞やマイクロ人工物などの微小物の操作が可能 (b) グリッパのエンドエフェクタの交換容易 (c) 顕微鏡下で,複数のグリッパを駆動し対象物を操作できるように十分に小型化 (d) 駆動系が作業空間内環境の影響を受けない (e) 十分な把持力を出力 (> 1mN)
現在様々なアクチュエータや機械要素を用いた運動機構が利用されていますが,その多くは,摩擦特性や飽和特性,ゲインの入力依存性,ヒステリシス特性,推力リップルなど様々な非線形特性を示し,それら特性が制御系設計を困難にし,性能劣化の要因となっています.そのような問題を克服し,誰にでも簡単に利用できる実用的な高性能制御系設計法の研究を行っています.これまでにボールねじ機構やリニアモータ,空気圧シリンダ,空気圧人工筋応用機構など様々な機構を対象に,高精度制御系設計法を明らかにし,その有効性を実証しています.提案している制御系設計手順は,専門的な知識や事前に用意された機構特性に関する十分な情報が無くても利用できます.例えば位置決め誤差であれば、ボールねじ機構で5nm,エアシリンダで50nm,空気圧人工筋でもサブミクロンオーダを安定して実現しています.
労働力人口減少下で豊かな社会を持続させるためには,自らを管理,改善するロボットを提供し,長期安定利用することが求められます.また精緻で正確な作業を可能とするために,高精度運動能力が必要です.そのような精密ロボットを実現するために,次の課題に取り組んでいます. (a) 機構の精度劣化要因の解明と実用的な高精度制御系設計法 (b) 機構状態を把握するための組み込み容易なセンシングシステム (c) 運動機構の性能の長期安定補償法
佐藤 裕久 researchmap
希土類マンガナイトを基本として、希土類をアルカリ土類金属に置換したり、マンガンの位置を他の遷移金属などに置換したりした新規の複合酸化物の合成を行っています。希土類マンガナイトはペロブスカイト構造を有しており、この構造の化合物は数多くの組み合わせが可能な事で知られています。そのため置換する遷移金属は、今まで報告のない元素について行っており、これまでにいくつかの新しい化合物の合成に成功しています。現在は卑金属元素などで置換した化合物が合成できないか試みています。
合成に成功した新物質や構造解析がされていない化合物について、粉末X線回折測定したデータを基にRietveld法によって構造解析を行っています。これら化合物の構造は、ペロブスカイト構造を基本として、その関連構造を含めていくつか見出しており、低温X線回折や高温X線回折測定も行っており、これによって相転移の存在の発見や温度変化に伴う原子位置の動きなどを解明しています。
構造解析のその他の方法としては電子線回折や単結晶が育成できた場合は4軸X線回折による解析も行ってます。
報告された事のない新規物質が合成できた際には物性測定を行っています。主に測定している物性はDSCを用いた熱力学特性、SQUIDを用いた磁気特性、電気伝導度です。
例えば図3に、La2Mn1.8Sn0.4O6の4Kで測定されたM-H曲線に幅が見られた事から、この化合物は強磁性的性質を持つ事が分かります。
その他には試料の生成エネルギーが分かっていれば、DSCを用いた熱容量測定を行って、すべての熱力学量を算出しています。
佐藤 幸紀 researchmap
コンピュータにて実行されるプログラムを高度な最適化技法に基づき変換を重ねていく技術を、ソフトウェア実行性能の改善やドメイン特化型のハードウェア記述に変換することに応用し、性能だけではなく、電力効率も劇的に改善することを目指す研究に取り組んでいます。
私たちはコンピュータのシステムの理論限界性能と実際に達成できたソフトウェア実行性能との差を分析し、モデル化したり数理最適化技術を駆使し、アプリケーション特化型の高位最適化技術として展開することを研究しています。大規模なプログラムのシステム性能の最適化における生産性向上を目指すツールとして、プログラム実行中に出現する関数やループの正確なネスト構造を動的に検出するpMarker法やキャッシュライン競合シミュレータC2Sim(Cache-line conflict simulator)を開発しました。
ソフトウェア実行性能とシステムの理論限界性能の差を分析し、実システムに向けての性能モデルの構築やアプリケーション特化型の高位最適化技術へ展開することを試みます。実行性能の分析は我々のグループで開発してきたExanaツール群において実装されている実行バイナリコードを走らせる際に性能に関する指標を観測するプロファイリング技術や特定の性能に関するイベントをトレースする技術をベースに、機械学習や深層学習を活用して性能モデルを高度化し、システム性能の最適化に活用していくことを目指します。
近い未来に実用化されると予想されている新しいメモリデバイス技術を活用することは長年問題であったメモリサブシステムの容量と参照速度のバランスを改善する突破口として期待されている反面、メモリサブシステムの階層化が益々進行し、メモリ階層構造の深化や複雑化が顕著になることが予想されている。このような技術展望の下、アプリケーション特化型システムの設計においてメモリ参照特性を中心としてソフトウェアレベルのコード変換技術とハードウェアのカスタマイズ技術の双方を融合させ、システムの高性能化および高効率化を目指します。
アプリの特性とメモリ階層やデバイスの特性のインターフェースを取る高位最適化を自動/半自動で実施するソフトウェア基盤を開発し、人工知能向け「メモリ主導型カスタム計算機の自動設計」を試みます。広大な設計空間から最良の構成を探索するための数理最適化や近年急速に技術開発が進む深層学習による解の推論技術を活用し、職人技の自動化を目指します。
佐野 滋則 researchmap
近年、新しいアクチュエータに関する研究が活発になされています。高分子アクチュエータもその一つです。高分子アクチュエータの一つであるイオン導電性高分子・貴金属接合体(IPMC:Ionic polymer metal composite)は、パワーがないものの安価に作成でき、外力に対して柔軟に変形する特徴があります。この特徴を活かした小型グリッパ機構を開発することを最終目標として、アクチュエータ自身がセンサとしても機能するセルフセンシング機能を有するために必要な制御技術を見出すことができました。
建造物外壁調査は10年に1度行うことが義務化されましたが、現状コストのかかる足場建設や危険を伴うブランコ作業が必須であり、人手不足や多大な検査費用のため調査が進んでいないのが実情です。それらを安全かつ手軽で安価に行うためのプラットホームとしてのロボットの開発を目指しています。
When a control system is designed, it's important to get a good model. As it is important to choose the model structure and the distinction technique suitable for a distinction target for it, it is also important to acquire the data to independ enoughly and to have little affect on disturbance and an unmodeled dynamics. In this research, we aim at obtaining the such data based on the priori information.
制御系設計を行うにあたり,よいモデルを得ることは重要である.そのためには,同定対象に適したモデル構造や同定手法を選択することが重要であるのと同様に,外乱や無視したモデル化誤差の影響を受けにくく,データの独立性も十分あるような観測データを取得することも重要である.そこで,本研究では同定対象について得られる事前情報から,どのような信号がモデルを同定するのに適しているかを求めることを目的としています.
近年,新しいアクチュエータに関する研究が活発になされています.高分子アクチュエータもその一つです.本研究では高分子アクチュエータの一つであるIPMC(Ionic polymer metal composite)に対して,セルフセンシングアクチュエータや複数のIPMCアクチュエータを使用した協調制御の実現を目指しています.
澤田 和明 researchmap
「イオンイメージセンサ」技術をベースに様々な物理、化学現象をミクロンレベルの分解能でリアルタイムに可視化する「マルチモーダルセンサ」の創出と社会実装を目的としています。
Until now, the only devices that have existed in the world to measure ions have been those that measure them at a point, such as a pH meter. Until now, researchers in medical biotechnology and chemistry have conducted their research based on the "shape" of information obtained from optical and electron microscopes. However, these were only "shapes" and did not allow us to observe the reaction. We believe that if we can obtain chemical information such as ion distribution and its movement directly as image information, we can obtain a lot of new knowledge.
Recently, our group has developed the multimodal sensor, which is used for the several kinds of sensors like Electrical Conductivity sensor, pH sensor, and temperature sensor etc by LSI technology. The multimodal sensor is integrated to signal circuit, because the sensor is fabricated using Si-CMOS process
technology. It is possible to measure and obtained the details of miniaturization and complementary information by using the developed sensors. The major applications of this sensor are in agricultural fields and livestock industry. The industry needs the “Safety of Foods”, “Increase of Producing”, and
“Stable producing system climate or place independent” etc. Initially, the primary multimodal sensor is accomplished and experimented for soil of tomato for the application.
Fluorescence is one of the most widely used information in the field of medical biotechnology today. A fluorescent label is immobilized on each biological material, and the presence or absence of fluorescence and the shape of the label provide a lot of information. In this study, we propose a new filter-free fluorescent sensor that utilizes the absorption characteristics of light in semiconductors to detect bioinformation such as DNA.Micro-TAS is a chemical analysis system that integrates microfluidic channel, pump, valve, and sensor on chip. It becomes possible for this system to measure more promptly than a conventional chemical analysis. The purpose of this study is application of medical care analysis. We fabricated Blood analysis chip. The microfluidic channel, photodiode and the signal processing circuit were integrated in this chip.
現在の医療バイオ分野においてもっともよく利用されている情報に“蛍光”がある.それぞれの生体物質に蛍光ラベルを固定化しておき,その蛍光の有無や形状で多くの知見を得ている.この研究では,半導体中での光の吸収特性を利用した,フィルタを用いない蛍光センサを新たに提案し,DNAなどのバイオ情報の検出に利用しています.

さらに流路,ポンプ,バルブ,センサなどを数 cm 角のチップ上
に小型化・集積化した化学分析システムへの応用を進めています.検体,試薬はチップ上の微小流路を流れ,分析されます.このシステ
ムにより,従来の化学分析よりも省スペースで迅速に測定することが可能となります.また,試薬の使用量削減につながり,分析が低コスト化となります.我々の研究室ではこのような Micro-TAS による分析の医療応用を目指しています.
これまでの世の中に存在したイオンを計る装置はpHメータのような点で測るものしか存在しなかった.これまで,医療バイオ,化学研究者は光学・電子顕微鏡などから得られた“形”としての情報を手がかりに研究を行っていた.しかしながら,それは“形”であり,反応の様子を観察しているものではなかった.もし,イオン分布やその動きなどの化学情報をダイレクトに画像情報として得ることができれば,新たな多くの知見を得ることができると確信し,イオンの動きを画像として見ることができるセンサの開発を進めている.
農業はこれまでの経験,知識などによるところが大きく,篤農家(研究熱心な優れた農家)が持つ豊富な知恵を伝えることは生やさしいことではない.この篤農家の知恵,経験を具体的な知識,データベースとするためにはきめ細やかなセンシングによりデータの取得,さらにはそのデータを生かすためのリアルタイムのセンシングが必要である.我々のグループでは、半導体集積回路技術を用いた様々なセンサを研究してきており、Si基板上へのEC(electrical conductivity:電気伝導度)センサ,土壌温度,土壌pHを同時に測定できるマルチモーダルセンサの製作に成功している.このセンサは、チップサイズが縦5mm、横5mmと小型であるため、土壌などに挿したまま直接対象物中の様々な環境を同時に計測をすることができるところが特徴となっている.
ザカリ バイティガ(沖縄工業高等専門学校) researchmap

大橋 智志 researchmap 永森 正仁 researchmap
白仁田 沙代子 researchmap
下村 匠 researchmap 中村 文則 researchmap 山口 貴幸
霜田 靖 researchmap
柴田 孝祐(米子工業高等専門学校) researchmap
嶋田 賢男(津山工業高等専門学校) researchmap
清水 剛志(米子工業高等専門学校) researchmap
鈴木伸哉(関東学院大学) researchmap
茂野 交市(神奈川工科大学) researchmap
柴田 典人(津山工業高等専門学校) researchmap
島田 悠彦(津山工業高等専門学校) researchmap
下郡 啓夫(函館工業高等専門学校) researchmap
島尻 真理子(沖縄工業高等専門学校) researchmap
篠田 豊(宇部工業高等専門学校) researchmap
白幡 泰浩(香川大学) researchmap
白川 知秀(有明工業高等専門学校) researchmap
嶋田 鉄兵(旭川工業高等専門学校) researchmap
白砂 絹和(鶴岡工業高等専門学校) researchmap
白木 英二(岐阜工業高等専門学校) researchmap
四宮 一郎(熊本高等専門学校) researchmap
島袋勝弥(宇部工業高等専門学校) researchmap
重本昌也(大島商船高等専門学校) researchmap
島川 学(熊本高等専門学校) researchmap
水戸 慎一郎(東京工業高等専門学校) researchmap
關 成之(近畿大学工業高等専門学校) researchmap
柴田 欣秀(岐阜工業高等専門学校) researchmap
柴田 尚都(仙台高等専門学校) researchmap
澁澤 健二(茨城工業高等専門学校) researchmap
白坂 繁(鹿児島工業高等専門学校) researchmap
太 刀 川(長岡工業高等専門学校) researchmap
重松洋一(群馬工業高等専門学校) researchmap
新冨雅仁(沼津工業高等専門学校) researchmap
四丸 直人(大島商船高等専門学校) researchmap
白根 崇(仙台高等専門学校) researchmap
白井 達也(鈴鹿工業高等専門学校) researchmap
嶋田 英樹(佐世保工業高等専門学校) researchmap
重田和弘(香川高等専門学校) researchmap
白木原 香織(鈴鹿工業高等専門学校) researchmap
藤本信一郎(熊本高等専門学校) researchmap
田中慎一(呉工業高等専門学校) researchmap
重松宏明(石川工業高等専門学校) researchmap
島名 賢児(鹿児島工業高等専門学校) researchmap
下尾 浩正(佐世保工業高等専門学校) researchmap
篠﨑 烈(有明工業高等専門学校) researchmap
白岩 寛之(都城工業高等専門学校) researchmap
北川真也(岐阜工業高等専門学校) researchmap
史 鳳輝(明石工業高等専門学校) researchmap
島﨑彦人(木更津工業高等専門学校) researchmap
下川 理英(一関工業高等専門学校) researchmap
新野 康彦(奈良工業高等専門学校) researchmap
下嶋賢(沖縄工業高等専門学校) researchmap
下郡 剛(沖縄工業高等専門学校) researchmap
宍戸 道明(鶴岡工業高等専門学校) researchmap
清水隆宏(愛知工業大学) researchmap
白濱正尋(都城工業高等専門学校) researchmap
島袋 淳(徳山工業高等専門学校) researchmap
上田 茂太 researchmap
清水 昭博(東京工業高等専門学校) researchmap
椎名徹(富山高等専門学校) researchmap
柴 田 博 司(富山高等専門学校) researchmap
新開 純子(富山高等専門学校) researchmap
下條雅史(福井工業高等専門学校) researchmap
下 古 谷 博 司(鈴鹿工業高等専門学校 副校長) researchmap
篠原 正浩(舞鶴工業高等専門学校) researchmap
森紳太朗((有明工業高等専門学校) researchmap
下野 晃(鈴鹿工業高等専門学校) researchmap
椎 保幸(鹿児島工業高等専門学校) researchmap
白濱成希(下関市立大学) researchmap
芝 治也(高知工業高等専門学校) researchmap
白川 英観(富山高等専門学校) researchmap
上村繁樹(木更津工業高等専門学校) researchmap
中山 繁生(米子工業高等専門学校) researchmap
清山史朗(都城工業高等専門学校) researchmap
嶋 直樹(沼津工業高等専門学校) researchmap
赤澤 真一(長岡工業高等専門学校) researchmap
志久 修(佐世保工業高等専門学校) researchmap
白井 仁人(一関工業高等専門学校) researchmap
新徳 健(鹿児島工業高等専門学校) researchmap
塩田 祐久(津山工業高等専門学校) researchmap
加藤 茂 researchmap
下田 誠也(有明工業高等専門学校) researchmap
大島心平(小山工業高等専門学校) researchmap
山下 慎司(新居浜工業高等専門学校) researchmap
島宗洋介(長岡工業高等専門学校) researchmap
嶋﨑真一(香川高等専門学校) researchmap
清水義彦(富山県立大学) researchmap
清水共(香川高等専門学校) researchmap
清水暁生(有明工業高等専門学校) researchmap
下 町 健 太 朗(函館工業高等専門学校) researchmap
白井 智彦(東邦大学) researchmap
白土 智彬(宇部工業高等専門学校) researchmap
白石 啓一(香川高等専門学校) researchmap
河村進一(呉工業高等専門学校) researchmap
清水 利弘(豊田工業高等専門学校) researchmap
島田 雄一郎(大島商船高等専門学校) researchmap
柴田 隆行 researchmap
A thorough understanding of cellular functions is a prerequisite for realizing biological applications such as medical diagnostics, drug discovery, and tissue engineering. Therefore, I have been developing novel MEMS devices for massively parallel manipulation and analysis of single cells. These include (1) an array of out-of plane, hollow nanoneedles capable of introducing desired biomolecules (DNA, proteins, etc.) into living cells and extracting biomolecules expressed in the cells, (2) a micromanipulator array capable of massively parallel manipulation of single living cells for 2D/3D cell patterning, (3) a cell culture microdevice actuated by piezoelectric thin film for on-chip regulation of cell functions, and (4) non-damaging measurement system for monitoring cell-shape dynamics based on scanning ion conductance microscopy (SICM).
Novel micro- and nano-structuring techniques are proposed for manufacturing MEMS/NEMS devices by employing specific tools fabricated by MEMS technology. These include (1) a novel direct polymer-transfer lithography (DPTL) technique for high-throughput fine patterning, (2) a modified imprinting process using hollow microneedle array for forming through holes in polymers, (3) a diamond probe for an atomic force microscope (AFM) that offers strong advantages not only for standard topographical measurements and the characterization of localized surface properties but also for nanometer-scale lithography and nanostructure fabrication, and (4) a novel nanofabrication technique based on highly localized chemical catalysis by using a catalytically active AFM tip.
With the aim of introducing novel atomic force microscope (AFM) applications to cellular function analysis, I have been developing a newly designed AFM probe (bioprobe): this enables intra- and extra-cellular delivery of biomolecules (DNA, proteins, etc.). Moreover, the bioprobe will provide other useful functions, such as scanning ion conductance microscopy (SICM) for non-damaging imaging of biological cells, and tip-enhanced Raman scattering (TERS) spectroscopy for quantitatively study on dynamic processes inside living cells. Therefore, I can provide a method for correlation analysis of cellular functions with high spatial and temporal resolution.
細胞の機能発現過程における様々な生体機能情報(物理量・化学量)を複数同時に可視化(細胞機能イメージング)することで,空間的・時間的相関計測の実現を目指している.具体的には,従来の原子間力顕微鏡(AFM)のもつ多彩な機能(形状計測・物性評価)に加え,単一細胞への生体分子の注入や細胞内で発現した微量なタンパク質などを高精度に採取する機能や,完全非接触での細胞のダメージレス形態イメージング(SICM)ならびに生体分子の細胞内ダイナミクス観察を可能とするチップ増強ラマン散乱イメージング(TERS)を同時に実現する多機能走査型バイオプローブ顕微鏡の研究を行っている.
MEMS技術を基盤として特殊な工具を創製することで,新規なマイクロ・ナノ加工技術の開発を行っている.具体的には,(1)軟質のシリコーン樹脂製のスタンプを用いてポリマー材料を基板表面に直接転写して所望のパターニングを行うダイレクトインプリントリソグラフィ技術,(2)中空構造を有するマイクロニードルアレイ工具を用いたマイクロ穴加工技術,(3)ダイヤモンド製AFMプローブを用いた微細加工と形状計測・表面物性評価機能を同時に備えたナノ加工・計測システム,(4)触媒反応の局所空間制御によるナノ化学加工技術などの研究を行っている.
生命現象の統合的理解と制御を行うために,単一細胞レベルの超並列操作や細胞の機能解析・制御を行うための種々のMEMSデバイスの実現を目指している.具体的には,(1)細胞への生体分子(DNA,タンパク質など)の注入や細胞内で発現した極微量な生体分子の採取を超並列に処理可能とする細胞穿刺用ナノニードルアレイ,(2)細胞を3次元空間に高精度に配置制御するための細胞操作用マイクロマニピュレータアレイ,(3)ナノメートルオーダの微小な機械的振動刺激を細胞に与えることで細胞の機能発現制御を行う圧電駆動型マイクロ細胞培養デバイス,(4)完全非接触で細胞の動的形態変化を可視化するダメージレス高速形態イメージングなどの研究を行っている.
柴富 一孝 researchmap
フッ素を含む有機小分子は創薬化学の分野で大きな注目を集めている。我々はフッ素化合物の選択的合成,特にフッ素化不斉炭素の高立体選択的構築のための新たな手法を開発している。最近ではgem-クロロフルオロ化合物の不斉合成と,これを鍵中間体とした汎用性の高い光学活性フッ素化合物の合成法を開発した。
光学活性化合物の効率合成法の開発は生命科学の発展に不可欠である。我々は新規な光学活性触媒(ルイス酸触媒,遷移金属触媒,有機分子触媒)の設計・合成を行っている。最近では,軸不斉を有するα-アミノ酸を原料として,スピロ骨格を有するユニークな新規光学活性配位子を開発し,これを用いて高エナンチオ選択的な炭素-炭素結合形成反応、および不斉ハロゲン化反応を達成している。
フッ素を含む有機小分子は創薬化学の分野で大きな注目を集めている。我々はフッ素化合物の選択的合成,特にフッ素化不斉炭素の高立体選択的構築のための新たな手法を開発している。最近ではgem-クロロフルオロ化合物の不斉合成と,これを鍵中間体とした汎用性の高い光学活性フッ素化合物の合成法を開発した。
光学活性化合物の効率合成法の開発は生命科学の発展に不可欠である。我々は新規な光学活性触媒(ルイス酸触媒,遷移金属触媒,有機分子触媒)の設計・合成を行っている。最近では,軸不斉を有するα?アミノ酸を原料として,スピロ骨格を有するユニークな新規光学活性配位子を開発し,これを用いて高エナンチオ選択的な炭素?炭素結合形成反応、および不斉ハロゲン化反応を達成している。
渋澤 博幸 researchmap
都市・地域・産業の構造を把握し、将来像を描き出すためには、科学的なデータの蓄積と分析手法の融合が不可欠です。都市・地域・産業を対象とした分析システムの構築とその応用について研究しており、都市・地域経済学やシミュレーション手法をベースに、都市・地域・産業に生じうる様々な課題を分析するための方法論を開発し、現実の都市、地域や産業集積地を対象にシミュレーション分析を行なっています。
We are pursuing the formulation of basic scientific theories required in order to support spatial policies for urban and regional areas, and the application of these theories. Based in economics, regional science, inter-industry analysis and econometrics, we implement analysis and simulations on a variety of socio-economic phenomena and policy issues that have a spatial dimension. Some of the themes we are working with include the development of an econometric model for urban and regional areas, calculation of the economic effects provided by technological revolutions in industry clusters, analysis of inter-organizational learning in an intellectual society and quantitative analysis that makes use of GIS and spatial economic data.
In order to understand socio-economic structures and to be able to predict the future, there is a vital requirement to fuse the accumulation of academic data with analysis methods. We are pursuing the construction of economic systems in urban and regional areas and industrial clusters, although with their analysis and application. Based in approach of economics and simulation methods, we are developing a methodology for analyzing the variety of issues that can arise in urban and regional areas and industrial clusters, and conducting analysis that targets urban and regional areas and industrial clusters. Some of the themes we are working with include the economic effect of large risks such as earthquakes, the regional economic effect of the innovation of next generation automobile technology, the economic effect of ports, and the economic effect of the formation of compact cities.
 都市・地域・産業などを対象とする政策やプロジェクトを支援するための科学的な基礎理論の構築とその応用について探求する.地域科学,立地論,空間経済学,空間的計量経済学をベースに,様々な社会経済現象や政策・プロジェクトの課題に対して,分析とシミュレーションを試みる.  具体的なテーマとしては,都市・地域を対象とした計量経済モデルの開発,産業集積地において技術革新がもたらす経済効果の計測,知識社会における組織間学習の分析,GISと空間経済データを活用した計量分析などがある.
 都市・地域・産業の構造を把握し,将来像を描き出すためには,科学的なデータの蓄積と分析手法の融合が不可欠である.都市・地域・産業を対象とした分析システムの構築とその応用について探求する.
 都市・地域経済学やシミュレーション手法をベースに,都市・地域・産業に生じうる様々な課題を分析するための方法論を開発し,現実の都市,地域や産業集積地を対象にシミュレーション分析を行う.  具体的なテーマとしては,観光圏の経済効果,地震等の巨大リスクの経済効果,次世代型自動車技術革新の地域経済効果,港湾の経済効果,コンパクトシティ形成の経済効果,知識社会と都市形成,環境・情報施設の最適立地,情報・交通インフラ整備の経済評価,混雑現象分析などがある.
島﨑 康弘 researchmap
我々が生活する場の快適・健康(安全)性は、ヒト自身の状態や周囲環境、それを形成する空間の素材や特徴に影響されます。都市域の暑熱を緩和策や屋内での快適性向上を実現する方策の検討・実施と同時に、これらを実現可能とするための測定法や評価システムの構築にも取り組んでいます。
Our research topics mainly include, but are not limited to thermal aspect of human comfort. Product designs have continued to advance in an effort to improve comfort and performance and reduce ergonomics risks. One of fundamental ergonomic principles is to reduce excessive force or stress. For example, we investigated the mechanical properties along with the viscoelastic behavior of laminated EVA foams and we provide a useful database for optimizing dynamic shock-absorption performance, which is applicable to footwear midsoles and paddings for preventing hip fractures.
Improving thermal comfort and heath, and saving energy in buildings are important design concepts. Thus we developed evaluation tools for thermal environments, air conditions such as flow analysis and pollutant distributions, and we utilized to optimize indoor environments. In particular, we focus on passive technologies such as insulation and natural ventilation for healthy building. The application in an IoT smart home is now examining by sensing both environments and humans.
Traditional studies of thermal environments were performed indoors under uniform conditions. Because outdoor heat stresses people more severely than indoor heat, such extreme heat exposure is concerned about discomfort or risks of health. Since a thermal comfort index is a useful tool for understanding the experiencing environment, we proposed the human thermal load, which is a thermal comfort index based on the energy balance of the human body. In a steady state, and even in an unsteady state with its variations in weather and human factors, thermal comfort values can generally be obtained by using the overall human thermal load. The application for environmental planning is now examining with using human thermal load method. It has a lot of potentials by combining characteristics of material around living environment.
専門とする建築環境工学は,建築空間における環境や衛生,またそれにかかわる設備を追求する学問である.さらに広義に学問領域を捉え,人間工学や一般生活科学を含め日常生活における質(QOL: Quality Of Life)向上のための様々な問題解決の試みを行っている.例えば,我々の快適・安全な生活は,様々な機能・特徴を持った素材により支えられている.素材そのものの静的な特徴に加えて,生活の場での様々な状況を想定した動的な挙動を知ることは重要である.また,それら生活構成素材により最終的に形成される環境を最適化するためのセンシング技術開発や評価・検討を行っている.
建築物において省エネルギー性能と健康・快適性の両立は重要なテーマの一つとなっている.最適な温熱環境,空気性状・汚染物質換気の評価技術を確立するともに,断熱や自然換気などパッシブな手法により快適性実現を目指した基礎研究に取り組んでいる.また,これらを実施可能とするためのセンシングやIoTと融合させたスマートハウスの技術開発も行っている.
我々が生活する場の快適・健康(安全)性は,ヒト自身の状態や周囲環境,それを形成する空間の素材や特徴に影響される.温熱的観点より,舗装や建物外皮などの改質,植生の活用によるヒートアイランド現象緩和を目的とした方策の検討を行っている.とりわけ,ヒトの温熱状態を基準とした温熱環境評価手法を確立し,活用している.また,舗装や街路樹は,暑熱対策だけでなく騒音対策へも有効と考えられるものもあることから,騒音実測や音響シミュレーションを用いて,都市域において音と熱の相互作用がもたらす効果について理解を進めている.
謝孟春(和歌山工業高等専門学校) researchmap
社河内 友里 researchmap
 ビート文学・文化は、1950 年代後期に注目を浴びると同時にテレビや雑誌などのメディアによってステレオタイプ化され、大量消費されました。このステレオタイプはアメリカの大衆文化の中で現在に至るまで「ヒップ」なものとして消費され続けてきています。アメリカの資本主義社会の中で、ビートのステレオタイプが淘汰されることなく生き残ってきたのはなぜでしょうか。本研究では、1950年代以降のアメリカン・コミックスにおけるビート文学・文化の表象に注目し、1950 年代から現在に至るまでのビート文学・文化の受容形態の変遷とその理由を、特に反順応主義、消費文化、人種、ジェンダーなどの観点から明らかにすることを目指しています。  この研究は、ビート文学・文化とアメリカン・コミックスに留まるものではなく、ビート文学・文化を起点とする現代の対抗文化が、1950年代から現在までの消費主義社会の中でどのように生き残り、重要なものであり続けてきたのかということを明らかにするものです。「主流文化がどのように対抗文化を搾取し続けてきたのか」、また、「対抗文化がいかにしてその流れに対抗してきたのか」という、アメリカ消費主義社会と対抗文化の大きな流れについての議論に寄与することを目的としています。
 1950年代のアメリカにおいて、反順応主義的な文学作品によって注目を集め、現代アメリカの対抗文化の起源となった作家集団「ビート・ジェネレーション」の文学(ビート文学)が、その後の世代においてどのように、また、なぜ大きな影響力を持ったまま受容され続けてきたのか明らかにすることを目指しています。ビート文学がその後の世代のアメリカの大衆文化において言及されるとき、ビート文学作品における「精神的な超越状態」の描写が取り上げられる傾向があります。この超越状態とは具体的に何をどのように超越するものなのでしょうか。Jack KerouacやAllen Ginsbergなどのビート作家の作品における超越状態の描写について、反順応主義、消費文化、人種、ジェンダーなどの観点から分析することで、その具体的な様相を明らかにする研究を進めています。
岩波 俊介(苫小牧工業高等専門学校) researchmap
藤井 俊介(東京工業高等専門学校) researchmap
水津 俊介(一関工業高等専門学校) researchmap
正本 利行(香川高等専門学校) researchmap
庄司良(東京工業高等専門学校) researchmap
荘所直哉(兵庫県立大学) researchmap
正箱信一郎(香川高等専門学校) researchmap
榎本 翔太(沼津工業高等専門学校) researchmap
臼井 昇太(都城工業高等専門学校) researchmap
谷藤 正一(沖縄工業高等専門学校) researchmap
正村 亮 researchmap
江 偉華 researchmap 須貝 太一 researchmap
治京 玉記(大阪人間科学大学) researchmap
Jimmy Aames(神戸大学) researchmap
森下 二郎(香川高等専門学校) researchmap
間瀬実郎(呉工業高等専門学校) researchmap
實川 資朗(日本原子力研究開発機構) researchmap
岩竹 淳(石川工業高等専門学校) researchmap
門脇 惇(香川高等専門学校) researchmap
矢口 淳一 researchmap
村上 純(熊本高等専門学校) researchmap
藤岡 潤(石川工業高等専門学校) researchmap
林純二郎(和歌山工業高等専門学校) researchmap
約翰斯頓 羅伯特(香川高等専門学校) researchmap
定村 誠(富山高等専門学校) researchmap
常光幸美(福井工業高等専門学校) researchmap
城野 祐生(佐世保工業高等専門学校) researchmap
上土井 幸喜(熊本高等専門学校) researchmap

鈴木 信貴 researchmap
鈴木 達也 researchmap 松本 義伸 researchmap 立花 優 researchmap
末松 久幸 researchmap
鈴木 常生 researchmap

遷移金属窒化物・酸窒化物の新材料を薄膜として作製しています。高硬度材料としての機械的特性と、強相関
電子系材料として物性探索が主な研究テーマ。同時に、静電加速器による薄膜の組成の絶対定量が可能。特に、
薄膜に含まれる水素含有量の測定も可能です。

鈴木 正太郎 researchmap
鈴木 達也 researchmap 松本 義伸 researchmap 立花 優 researchmap
鈴木 常生 researchmap

遷移金属窒化物・酸窒化物の新材料を薄膜として作製しています。高硬度材料としての機械的特性と、強相関
電子系材料として物性探索が主な研究テーマ。同時に、静電加速器による薄膜の組成の絶対定量が可能。特に、
薄膜に含まれる水素含有量の測定も可能です。

末松 久幸 researchmap
杉田 泰則 researchmap
豊田 浩史 researchmap 高田 晋
杉本 憲司(宇部工業高等専門学校) researchmap
吉田 晋(阿南工業高等専門学校) researchmap
末次 竜(大島商船高等専門学校) researchmap
角田 哲也(大島商船高等専門学校) researchmap
鈴木洋之(北海学園大学) researchmap
鈴木 純二(松江工業高等専門学校) researchmap
鈴木 健次(豊田工業高等専門学校) researchmap
鈴木真ノ介(小山工業高等専門学校) researchmap
杉野 直規(大島商船高等専門学校) researchmap
須田 敦(奈良工業高等専門学校) researchmap
菅 結実花(旭川工業高等専門学校) researchmap
鈴木 知真(仙台高等専門学校) researchmap
SUZIKI Koji(新居浜工業高等専門学校) researchmap
鈴木 学(函館工業高等専門学校) researchmap
鈴木 正樹(沼津工業高等専門学校) researchmap
杉本 昌弘(大島商船高等専門学校) researchmap
鈴木 未央(釧路工業高等専門学校) researchmap
鈴木尚人(沼津工業高等専門学校) researchmap
鈴木康人(独立行政法人国立高等専門学校機構) researchmap
菅原 隆行(秋田工業高等専門学校) researchmap
周山 大慶(明石工業高等専門学校) researchmap
鈴木 俊哉 researchmap
鈴木 哲(仙台高等専門学校) researchmap
菅沼 明(有明工業高等専門学校) researchmap
鈴木 勝彦(仙台高等専門学校) researchmap
鈴木 靖(群馬工業高等専門学校) researchmap
杉村 敦彦(徳山工業高等専門学校) researchmap
鈴木 智之(東京工業高等専門学校) researchmap
鈴木秋弘(茨城工業高等専門学校) researchmap
鈴木 宏(長野工業高等専門学校) researchmap
鈴木正人(岐阜工業高等専門学校) researchmap
杉山 明(津山工業高等専門学校) researchmap
鈴木 邦康(釧路工業高等専門学校) researchmap
杉野隆三郎(阿南工業高等専門学校) researchmap
菅原正義(長岡工業高等専門学校) researchmap
鈴木 久博(沼津工業高等専門学校) researchmap
杉田尚男(八戸工業高等専門学校) researchmap
杉村 佳昭(大島商船高等専門学校) researchmap
杉本 敬祐(旭川工業高等専門学校) researchmap
住吉光介(沼津工業高等専門学校) researchmap
須藤 絢(函館工業高等専門学校) researchmap
鈴木静男(沼津工業高等専門学校) researchmap
鈴木 明宏(一関工業高等専門学校) researchmap
鈴木 章子(米子工業高等専門学校) researchmap
杉本 剛(旭川工業高等専門学校) researchmap
杉浦 藤虎(豊田工業高等専門学校) researchmap
菅原 崇(釧路工業高等専門学校) researchmap
菅谷 保之 researchmap
We study high accuracy ellipse fitting and ellipse detection
methods. In order to detect an ellipse from an image, we extract edge points from the image and fit an ellipse to them. In this case, the accuracy of ellipse fitting deteriorate if the input edge points include outliers. For this problem, we propose a new method for fitting an ellipse to the edge points even if they include outliers.

We also develop a mixed reality sysytem using a circular marker.
In this system, we detect a circular marker using our proposed
ellipse detection method and impose virtual objects on the image
by computing the camera pose and position from the detected
marker.
We study some topics for reconstructing 3-D shape of 360 degrees
view from video image.

1. Incorrect feature tracking detection

We detect incorrect feature point trackings by fitting an optimal affine space to input feature trajectories. We do random sampling of the feature trajectories and fit an optimal affine space. By computing the residuals of the fitted affine space, we detect incorrect feature point trackings. We also estimate the correct positions for the detected trackings so as to minimize the distance from the fitted affine space.

2. Triangular mesh integration

We propose a new method for integrating triangular meshes
independently generated from different images. We detect
overlapping triangular patches and correct inconsistencies among
them by re-generating triangular patches.
本研究ではビデオ画像から物体の全周3次元形状を復元する際のさまざま
な問題に取り組んでいます。

1. 誤追跡点の検出および修正

ビデオ画像上で追跡した特徴点から誤った追跡を検出し, その誤りを修正する研究を行っています。これは追跡した特徴点軌跡があるアフィン空間上に拘束されることを利用したもので, そのアフィン空間を推定し, 推定したアフィン空間に対する誤差の大きい軌跡を誤追跡として検出する. また, その軌跡を推定したアフィン空間に含まれるように修正することで, 誤った追跡部分を正しく推定し直します。

2. 三角形メッシュの統合

複数の視点から撮影された画像上で独立に定義された三角形メッシュを統合する際に生じる重なり部分での三角形パッチの形状の違いを修正する研究を行っています。この研究では, 修正が必要な三角形パッチを検出し, 隣り合った三角形パッチの辺を入れ換えることで三角形パッチを再構成する手法を提案しています。
我々は高精度な楕円当てはめと楕円検出方法について研究しています。画像から楕円を検出するには、まず画像からエッジを抽出して、抽出したエッジ点列に楕円を当てはめる。このとき、楕円を当てはめる点列に楕円弧以外の点があると楕円当てはめの精度が低下する。この問題を解決するために, 我々はランダムサンプリングを行うことなく, アウトライアを含んだ点列から正しい楕円を当てはめる方法を提案しています。

また, 円形マーカーを利用した複合現実感システムの開発も行っている。このシステムでは、我々が提案する楕円検出手法を使って画像中から楕円を安定して検出し、検出した楕円パラメータからカメラの位置姿勢を計算して仮想物体を画像中に合成する。
杉木 直 researchmap
大規模災害被災時の避難場所・施設への避難行動を、時間帯によって異なる避難対象者の分布予測や選択される避難交通手段の選択を考慮した交通シミュレーションにより分析し、広域避難および避難行動時の自治体間連携の必要性を検討しました。
 成熟期を迎えた我が国の都市では、少子高齢化に伴う人口構造の変化、ライフスタイルの多様化などを背景として、都市施策の方向性は量への対応から質への対応へと移行しています。これらに対する有効な分析手法として、個人、世帯、企業などを個々の単位で操作し、詳細な属性を考慮した世帯構造の変化、交通行動、政策の効果等を分析するマイクロシミュレーション型都市モデルが挙げられます。  本研究では、マイクロシミュレーション型都市モデルの実用化に向けた取り組みとして、シミュレーション初期時点のマイクロデータ作成、将来予測モデルの開発、詳細な属性に基づく施策評価手法の開発を行っています。また、確率的な試行の下でのシミュレーション結果の特性把握や、リスク分析への活用に関する研究を行っています。
東日本大震災や各地で発生した豪雨災害の経験を生かした、尊い命が失わなわれないための迅速な避難体制や、災害に強いまちづくりの構築が求められています。 本研究では、被災時の避難場所・施設への避難行動を、時間帯によって異なる避難対象者の分布予測や選択される避難交通手段の選択を考慮した交通シミュレーションにより分析し、避難交通の課題把握や対策の検討を行っています。また、世帯の居住地選択行動や住宅地価に災害リスクが与える影響を居住地選択モデルを用いて分析し、災害に強い都市構造の形成に向けた検討を行っています。
 人口減少・少子高齢化社会の下、地方都市では歳入減少により、現在と同程度の公共サービスを提供することが厳しくなることが懸念されており、都市サービスの将来需要予測に基づき、問題が顕在化するまでに適切な対応をとることが重要な課題となっています。  本研究では、土地利用と交通の相互作用を考慮した都市モデルを用いて将来時点の人口・世帯の分布を推計し、交通を含む都市サービス需要の変化を把握するための手法の開発を行っています。その上で、既成市街地への居住誘導施策、公共交通ネットワークの整備・再構築等、持続可能な都市構造の構築に向けた施策の評価、検討を行っています。
杉本 俊二 researchmap
近年,脳波(EEG)や事象関連電位(ERP),近赤外分光法(NIRS)などを用いて,提示された文に対する意思表示を検出しようとする試みが行われています.例えば,運動イメージが引き起こす事象関連同期/脱同期(ERS/ERD)を用いる方法や,ノイズを用いて肯定/否定時に異なる条件づけを行う方法など,肯定/否定の差を他の脳活動と関連付けることによって意思検出を行う研究が多く行われています.本研究では,提示文に幾つかの工夫を加え,肯定/否定の意思自体の差を検出する試みを行っています.その結果,特に否定回答時に特徴的なERPの増大が見られることなどがわかってきました.この成果はブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)などへの応用につながると考えています.
言語理解の脳機構を調べた過去の事象関連電位(ERP)研究において,意味的/統語的処理を反映する成分が観察されてきましたが,それらでは,意味的/統語的に逸脱した文や,誤った読みの修正を要する文が用いられており,予測に反することによる負荷の増大も反映しているという難点がありました.本研究では,言葉を理解するときに促される文脈形成の脳機構について調べるため,題述構造を持つ主要部末端型の膠着語であるという日本語の特性に着目しERP計測を行っています.環境に由来する新情報が既知の文脈に基づく旧情報へ脳内で統合されるときの脳の仕組みについて明らかにすることによって,知能情報処理に関連する工学的/言語学的分野での応用に広く貢献することが本研究のねらいです.
音声を聴いているときの脳波(EEG)を調べた過去の研究において,特徴的な波形成分として様々な事象関連電位(ERP)が特定されていますが,音声の時間周波数情報が聴覚神経系においてどのように符号化されERP成分として現れるかについてはほとんど明らかになっていません.本研究では,音声に対する神経集団応答を予測する計算モデルを作成しています.さらに,計算モデルと脳波計測に基づいて,音声言語理解/発話の基盤となる神経機構について調べています.本研究の成果は,音声言語処理機構の理解へ向けた脳研究の発展に貢献するとともに,様々な認知科学的・工学的分野での応用研究につながると考えています.
鈴木 幸太郎 researchmap
個人情報や医療情報などの機微な情報をプライバシーに配慮しつつ有効に活用するための基礎技術である、2パーティ計算/マルチパーティ計算について研究開発を行います。2パーティ計算/マルチパーティ計算は、参加者各自の秘密情報を秘匿したまま秘密情報の任意の関数の値を計算することができる”万能”暗号プロトコルであり、理論的にも実用的にも重要な研究分野です。これらの技術について、安全性の理論的な研究や、効率的な方式の設計や実装を行います。
インターネットで広く用いられているSSL/TLSなどの鍵交換プロトコルや、ビットコインなどで用いられている分散台帳技術ブロックチェーンなど、暗号技術を用いて高度な機能を実現する暗号プロトコルについて研究開発を行います。安全で効率的な暗号プロトコルの設計や実装、それを用いた応用プロトコルの研究開発を行います。
豊橋技術科学大学