研究シーズの泉

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物理・化学現象をミクロンレベルで可視化する

マルチモーダルセンシング技術の創出

ステータス 基礎 実証 実用化準備

概要

「イオンイメージセンサ」技術をベースに様々な物理、化学現象をミクロンレベルの分解能でリアルタイムに可視化する「マルチモーダルセンサ」の創出と社会実装を目的としています。

従来技術

・センサー出力の個別データをバッチ処理またはクラウドにアップする。
・データ処理はローカルに実施する。

優位性

・リアルタイムに画像等で出力可能です。
・クラウドにてAIが解析、フィードバック可能となります。

特徴

本学が世界で初めて開発した「イオンイメージセンサ」技術をベースに様々な物理現象や化学現象をミクロンレベルの分解能でリアルタイムに可視化する革新的な「マルチモーダルセンサ」の創出と社会実装を目的としています。これらはSociety 5.0 社会におけるセンサへの要件(多量、多品種、低コスト等)を満たすもので、市場展開が期待されています。

【Society 5.0社会のセンサ要件】

  • 様々な物理量や化学量がセンシング可能
  • 高いセンシング分解能
  • リアルタイム出力可能
  • AI処理対応可能な出力情報
  • 多量、多品種、低コスト

《開発例》

  • マルチモーダルイメージセンサ素子の高度化
  • マルチガスセンシング技術開発
  • 圧力センシング技術開発
  • バイオマーカーの高感度計測
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マルチモーダルセンサの理想図

実用化イメージ、想定される用途

・医療、バイオ、化学分野用等の複合機能センサ

実用化に向けた課題

・用途別マルチモーダルセンサの開発
・使用する事業体との実証研究
・センサ量産化企業の開拓

研究者紹介

澤田 和明 (さわだ かずあき)
豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 教授
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研究者からのメッセージ(企業等への提案)

この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。

知的財産等

掲載日:2020年04月28日
最終更新日:2020年06月23日