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大島 直樹(おおしまなおき)

所属 エレクトロニクス先端融合研究所
兼務 人間・ロボット共生リサーチセンター
情報・知能工学系
職名 講師
専門分野 ヒューマンロボットインタラクション、ヒューマンエージェントインタラクション
学位 博士(工学)(豊橋技術科学大学)
所属学会 ヒューマンインタフェース学会、電子情報通信学会、日本生態心理学会
E-mail ohshima@eiiris
※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください
研究室web https://www.sarl.jp/
研究者情報(researchmap) 研究者情報

研究紹介

人とロボット人とエージェントの親和的な関わりを議論するHuman-Robot Interaction, Human-Agent Interactionを専門の領域としています人との関わりを志向するロボットやメディアを作りながら人のコミュニケーションの性質や人間の行動メカニズムを解明する「HRI/HAIによるコミュニケーションの構成的理解に関する研究を進めています

テーマ1:遠隔共食コミュニケーションの場を調整する仲介エージェントの構築

概要

ネットワークを介して一緒に食事を共にする「遠隔共食コミュニケーション」は一人暮らし高齢者の社会的孤立の防止や、遠隔地家族間のQoL向上のために普及拡大することが期待されます。しかし、この「遠隔共食」の実施においては、遠隔地とビデオを繋ぐ前に電話をかけて相手の準備状況を尋ねないといけないため、実施を躊躇してしまう例がありました。また、毎日の実施はかえってストレスとなる場合もあります。そこで、本研究では、生活空間に配置したIoTセンサデータの蓄積・分析に基づき、相手の遠隔共食に対する身体的・心理的な準備状況などをアドバイスしてくれる仲介agentを構築しています。人と異なるagentを遠隔共食コミュニケーションの「仲介役」とすることで、人に直接言いづらい/聞きづらいメッセージをagentが代弁するなど、遠隔地家族間の仲を取りもつ働きを期待できます。(本研究は、一人暮らし高齢者や遠隔地家族間の社会的な繋がりを維持する研究として、総務省SCOPE(受付番号162103008)、科研費・基盤研究(C)(課題番号19K12070)の一部援助を受けて研究を進めています)

主な業績

Human-Agent Interaction シンポジウム2018 (HAI-2018) Outstanding Research Award 優秀論文賞(2018/03).

キーワード

遠隔コミュニケーション, 孤食, 共食, QoL

テーマ2:内気な人でも楽しく会話できるコミュニケーション促進ロボットの開発

概要
内気な会話者に近づきマイクロフォンを差し向ける会話促進ロボット

会話や身振りなどで人間とコミュニケーションをとることを主な目的とした、コミュニケーション型ロボットの研究をしています。ロボットのふるまいや発話のデザインを検討して、コミュニケーションの苦手な内気な人でも会話を楽しく続けられる手助けをする会話促進ロボット。「思わず発言が促された」、「自分から会話を切り出せた」など、人の気持ちを揺り動かしながら人同士の能動的なコミュニケーションを誘う効果があります。(本研究は、内気な会話者の行動メカニズムを探るユニークな研究として、科研費・若手研究(B)(課題番号16K16102)の一部援助を受けて研究を進めています)

主な業績

HCGシンポジウム2014 優秀インタラクティブ発表賞・オーガナイズドセッション賞 (2014/12).

キーワード

コミュニケーション工学、多人数会話、バーバル・ノンバーバルコミュニケーション

テーマ3:多人数会話の沈黙を修復するコミュニケーション媒介ロボット

概要
会話シーンや状況により沈黙において次話者選択行動を使い分けるコミュニケーション促進ロボット

人と人との多人数会話では、適切な沈黙(silence)の修復(repair)により会話の場は維持されます。しかし、発話に控えめな参加者同士では、気まずい沈黙の時間が続いてしまうこともあります。本研究では、このような沈黙を修復するために、適切な次話者選択行動(next speaker-designation behaviors)を複数の中から選び、会話シーンや状況によりそれらを使い分ける「沈黙修復行動生成モデル」を構築し、コミュニケーション媒介ロボットへの実装を行なっています。また、その効果をアンケートによる主観評価、及び、人とロボットによる多人数会話のインタラクション分析による客観評価の両方から明らかにしています。

主な業績

HCGシンポジウム2015 オーガナイズドセッション賞 (2015/12).

キーワード

インタラクションデザイン、多人数会話、次話者選択行動、沈黙、修復

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