課程・専攻
機械工学
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課程・専攻紹介
機械工学は、機械の設計、製作、運用などを幅広く対象とする学問分野であり、機械工学課程・専攻は、機械・システムデザイン、材料・生産加工、システム制御・ロボット、環境・エネルギーの4分野から構成されています。
グローバル化、労働人口の不足など未曾有の厳しい状況に置かれた我が国の未来を切り拓くには、課題を設定し、それを解決できる高度技術者・先導的人材の育成が急務です。このような人材の育成には、自身が専攻する分野に留まらず、他の分野へも積極的に取り組み、これらを連携させ、かつ全体を包括的に取りまとめて成果を出すことのできる能力の涵養を可能とする教育・研究体制が求められています。
これに応えるために当系では、上述した4つの研究分野に対応する4つのコースを設け、またコースごとに4つの計16の研究室体制を敷いています。具体的には、機械力学、材料力学、熱力学、流体力学の4大力学を基に物理現象を解析する認識工学系研究室、及び材料工学、先端加工学、システム科学を連携させるものづくり・設計工学系研究室です。
当課程・専攻では、これらの分野の学術・技術を相互に連携・連鎖させ、近未来のサステイナブル社会構築に向けた革新的な機能・構造材料、次世代ロボット、環境、エネルギー、未来型ビークル、生体・医療・診断などの主要産業分野で活躍できる実践的・創造的かつ指導的技術者・研究者の育成を目指しています。
コース名と概要
(1)機械工学課程に設置するコース
コース名 | 目的 |
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機械・システムデザインコース | 材料力学,機械力学,機械設計,生産加工法などの機械工学の基礎を学ぶとともに,それらを新材料の設計,システムの動的設計,成形加工法,CAE,マイクロ・ナノ構造創成技術,MEMSなどの先端分野へ応用し,機械工学全般と,機械やシステムの統合的なエンジニアリングデザインに関する分野で能力の高い人材を養成します。 |
材料・生産加工コース | 新素材(金属,セラミックス,高分子),材料設計,組織制御,材料評価,加工プロセスの基礎を学ぶとともに,マルチスケールな材料組織の制御とその評価,およびそれらの実現のために必要な先端的な加工プロセスの開発などを探求します。これにより,機械工学を基盤とするものづくりのための材料と生産加工の分野で能力の高い人材を養成します。 |
システム制御・ロボットコース | 制御工学,計測工学,ロボット工学,メカトロニクス,システム最適化などの基礎と応用を学び,機械工学全般と,ロボット・メカトロニクス,システム制御・計測分野で能力の高い人材を養成します。 |
環境・エネルギーコース | 熱・流体工学,燃焼工学,エネルギー変換工学などの基礎と応用を学び,機械工学全般とエネルギーや環境分野で能力の高い人材を養成します。 |
(2)機械工学専攻に設置するコース
コース名 | 目的 |
---|---|
機械・システムデザインコース | 材料力学,機械力学,機械設計,生産加工学等の機械工学を基礎として,固体力学,振動工学,塑性加工学,マイクロ加工学,マイクロシステム工学等の応用分野を学習し,機械やシステムの総合的なエンジニアリングデザインを行える高度な人材を養成します。 |
材料・生産加工コース | 新素材,材料設計,組織制御,材料評価,加工プロセスを基礎として,マルチスケールな材料組織の制御とその評価,材料機能発現機構,ならびに先端加工プロセス等の応用分野を学習し,ものづくりのための材料と生産加工の総合的な能力を発揮できる高度な人材を養成します。 |
システム制御・ロボットコース | 制御・計測・最適化・信号処理の工学基礎分野と,現代制御論,システム工学,精密工学,ロボットの機械と運動,機械計測等の応用分野を学習し,ロボット・メカトロニクス,システム制御・計測分野で総合的なデザイン能力を発揮できる高度な人材を養成します。 |
環境・エネルギーコース | 熱力学,流体力学,燃焼工学等を基礎として,より高度なエネルギー変換工学,環境熱流体工学,自然エネルギー変換科学,省エネルギー工学等の応用分野を学習し,エネルギー変換・輸送・省エネルギー工学の分野で総合的な能力を発揮できる高度な人材を養成します。 |
機械工学課程 ディプロマ・ポリシー
本課程においては、本学工学部のディプロマ・ポリシーに基づき、機械工学課程の専門教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める卒業、学位授与の要件を満たした学生に「学士(工学)」の学位を授与します。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえ、自然と人間との共生、人類の幸福・健康・福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者としての正しい倫理観と社会性
技術者としての専門的・倫理的責任を自覚し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)技術を科学的にとらえるための基礎力とその活用力
数学、自然科学、情報技術、地球環境対応技術に関する科目を修得することにより、科学技術に関する基礎知識を修得し、それらを活用できる能力を身につけている。
(D)技術を科学する分析力、論理的思考力、デザイン力、実行力
技術科学分野の専門技術に関する知識を修得し、それらを問題解決に応用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (D1)機械工学の基盤となる力学、制御、システム工学、材料工学、生産加工、エネルギー変換学等の諸学問に関する知識を獲得し、それらを問題解決に用いる実践的・創造的能力を身につけている。
- (D2)実験を計画・遂行し、データを正確に解析し、技術科学的な視点から観察し、説明する能力を身につけている。
- (D3)技術者が経験する実際上の問題点と課題を理解し、諸問題を工学的に解決するためのデザイン力と与えられた制限下で仕事をまとめ上げる実行力を身につけている。
- (D4)機械・システムデザインコース、材料・生産加工コース、システム制御・ロボットコース及び環境・エネルギーコースのうちで1つの専門コースに関する幅広い専門知識と技術開発の実行能力を身につけている。
- (D5) 研究成果の実用化、知財財産関係、MOT(技術経営)に関する基礎知識を獲得している。
(E)国内外において活躍できる表現力・コミュニケーション力
自分の論点や考えなどを国内外において効果的に表現し、コミュニケーションする能力を身につけている。
(F)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化に対応して、生涯にわたって自発的に学習する能力を身につけている。
(G)チームで仕事をするための能力
チームメンバーの価値観を互いに理解して、チームとしての目標達成に個性的に寄与できる能力を身につけている。
博士前期課程 機械工学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士前期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、機械工学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「修士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
上級技術者・研究者として社会的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的に活用できる実践力・創造力
機械工学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを課題解決のために統合的に活用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (C1)機械工学およびその関連分野の理論・応用知識を自発的に獲得し、それらを総合的に活用できる能力を身につけている。
- (C2)機械工学およびその関連分野の広範囲の知識の連携により、研究開発に対する方法論を体得して、研究開発の立案および実践し、課題解決のための新たな技術を創造できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力を身につけている。
- (D1)論文、口頭及び情報メディアを通じて、自分の論点や考えなどを国の内外において効果的に表現・発信し、コミュニケーションする能力を身につけている。
- (D2)チーム内の個々の要員の価値観を互いに尊重するとともに、強調して、チームとしての目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化に対応して、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
博士後期課程 機械工学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士後期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、機械工学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「博士(工学)」の学位を授与します。ただし、優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について俯瞰的にとらえる能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
高度上級技術者・研究者としての専門的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を発見・設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的・発展的に活用できる実践力・創造力
機械工学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを広範囲に有機的に連携させた研究開発方法論を体得することで、課題解決のための独創的な技術を創造し、実践できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力と、リーダーとしてチームの目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化の本質を探究し、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
機械工学のホームページについては下記リンクよりご確認ください。
「機械工学」はこちら(別ウィンドウで開きます)
電気・電子情報工学
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課程・専攻紹介
電気・電子情報工学課程・専攻は、材料エレクトロニクス、機能電気システム、集積電子システム、情報通信システムの4つの分野で構成されています。 各分野が連携することによって、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に資する新材料・デバイス開発、AIを活用したエネルギー利活用技術、先端医療・農業分野等に貢献するセンシング技術の構築を目指しています。
材料エレクトロニクス分野では、各種の新規材料開発技術を駆使した、磁気ホログラム応用、ナノフォトニックデバイス、高性能ハイブリッド材料等の開発、機能電気システム分野では、次世代電気エネルギーの創生・輸送・貯蔵・利用技術、及び、それらの融合的な応用技術の開発、集積電子システム分野では、設計から製造、評価までを一貫して行える半導体製造施設を活用した光・電子融合デバイス、スマートセンサ、バイオセンサ、MEMS等の開発、情報通信システム分野では、ワイヤレスで情報やエネルギーを伝送し処理するための高周波回路、通信方式、高速処理、セキュリティ技術等の開発など、幅広い分野について教育と研究を行っています。
学部から大学院博士前期・後期課程に至る一貫したらせん型教育研究システムを通じ、実践を重視した最先端の電気・電子情報工学を習得します。学生諸君の適性や志向に応じたテーラーメイドな最先端技術科学のカリキュラムを用意し、広い視野と俯瞰的思考力を備えた先導的・先端技術者を養成しています。
また、エレクトロニクス先端融合研究所(EIIRIS)や本学が推進しているユニークな教育プログラムとも強く連携して、国際社会に役立ち、人類の夢と希望を拓く、世界トップクラスの教育研究を展開します。
コース名と概要
(1)電気・電子情報工学課程に設置するコース
コース名 | 目的 |
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材料エレクトロニクスコース | 電気・電子情報工学分野を支える物質,材料,プロセス技術,計測技術,デバイス応用にいたる幅の広い基礎知識と技術を修得できます。 |
機能電気システムコース | 持続的発展型社会の構築に欠かせない電気エネルギーの重要性を認識し,電気エネルギーの発生・輸送・制御・蓄積・計測やその利用・応用,さらには未来エネルギーシステムに関連する幅広い基礎知識と技術を修得できます。 |
集積電子システムコース | 各種電子機器からセンサネットワーク,エネルギー分野にいたる多様な半導体デバイスおよびそのシステムに関する幅広い基礎知識と技術を修得できます。 |
情報通信システムコース | 情報通信のための高機能集積回路・センサ・知能アンテナ等の物理層技術から通信方式・ネットワーク・利用技術に至るまでICTに関する幅広い基礎知識と技術を修得できます。 |
(2)電気・電子情報工学専攻に設置するコース
コース名 | 概要 |
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材料エレクトロニクスコース | 電気・電子情報工学分野を支える物質,材料,プロセス技術,計測技術,デバイス応用にいたる幅広くかつ奥深い知識と技術を修得できます。 |
機能電気システムコース | 持続的発展型社会の構築に欠かせない電気エネルギーの重要性を認識し,電気エネルギーの発生・輸送・制御・蓄積・計測やその利用・応用,さらには未来エネルギーシステムに関連する幅広くかつ奥深い知識と技術を修得できます。 |
集積電子システムコース | 各種電子機器からセンサネットワーク,エネルギー分野にいたる多様な半導体デバイスおよびそのシステムに関する幅広くかつ奥深い知識と技術を修得できます。 |
情報通信システムコース | 情報通信のための高機能集積回路・センサ・知能アンテナ等の物理層技術から通信方式・ネットワーク・利用技術に至るまでICTに関する幅広くかつ奥深い知識と技術を修得できます。 |
電気・電子情報工学課程 ディプロマ・ポリシー
本課程においては、本学工学部のディプロマ・ポリシーに基づき、電気・電子情報工学課程の専門教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める卒業、学位授与の要件を満たした学生に「学士(工学)」の学位を授与します。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえ、自然と人間との共生、人類の幸福・健康・福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者としての正しい倫理観と社会性
技術者としての専門的・倫理的責任を自覚し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)技術を科学的にとらえるための基礎力とその活用力
数学・自然科学・情報技術、地球環境対応技術に関する科目を修得することにより、科学技術に関する基礎知識を修得し、それらを活用できる能力を身につけている。
(D)技術を科学する分析力、論理的思考力、デザイン力、実行力
技術科学分野の専門技術に関する知識を修得し、それらを問題解決に応用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (D1)電気・電子情報工学の基盤となる物理、化学、電気・電子回路、制御、システム工学、材料工学、エネルギー変換工学、情報通信等の諸学問に関する知識を獲得し、それらを問題解決に応用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (D2)実験を計画・遂行し、データを正確に解析し、技術科学的な視点から考察し、説明する能力を身につけている。
- (D3)技術者が経験する実際上の問題点と課題を理解し、諸問題を工学的に解決するためのデザイン力と与えられた制限下で仕事をまとめ上げる実行力を身につけている。
- (D4)材料エレクトロニクスコース、機能電気システムコース、集積電子システムコース及び情報通信システムコースの1つの専門コースについて、幅広い専門知識と運用能力を身につけている。
- (D5) 研究開発した技術の技術移転、知財関係、マネジメントの基礎的知識を獲得している。
(E)国内外において活躍できる表現力・コミュニケーション力
自分の論点や考えなどを国内外において効果的に表現し、コミュニケーションする能力を身に付けている。
(F)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化に対応して、生涯にわたって自発的に学習する能力を身に付けている。
(G)チームで仕事をするための能力
チーム内の個々の要員の価値観を互いに尊重するとともに、強調して、チームとしての目標達成に寄与することができる能力を身に付けている。
博士前期課程 電気・電子情報工学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士前期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、電気・電子情報工学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「修士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
上級技術者・研究者として社会的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的に活用できる実践力・創造力
建築・都市システム学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを課題解決のために統合的に活用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (C1)電気・電子情報工学およびその関連分野の理論・応用知識を自発的に獲得し、それらを総合的に活用できる能力を身につけている。
- (C2)電気・電子情報工学およびその関連分野の広範囲の知識の連携により、研究開発に対する方法論を体得して、研究開発の立案および実践し、課題解決のための新たな技術を創造できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力を身につけている。
- (D1)論文、口頭及び情報メディアを通じて、自分の論点や考えなどを国の内外において効果的に表現・発信し、コミュニケーションする能力を身につけている。
- (D2)チーム内の個々の要員の価値観を互いに尊重するとともに、強調して、チームとしての目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化に対応して、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
博士後期課程 電気・電子情報工学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士後期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、電気・電子情報工学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「博士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について俯瞰的にとらえる能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
高度上級技術者・研究者としての専門的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を発見・設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的・発展的に活用できる実践力・創造力
電気・電子情報工学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを広範囲に有機的に連携させた研究開発方法論を体得することで、課題解決のための独創的な技術を創造し、実践できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力と、リーダーとしてチームの目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化の本質を探究し、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
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情報・知能工学
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課程・専攻紹介
情報・知能工学課程・専攻の研究分野は互いに密接に関連しており、ITやICTの進化に合わせてダイナミックに対応可能な組織構成となっています。それぞれの分野では計算機を核とし、高度に情報化した知的社会のインフラを支えるための基盤技術から応用技術まで、幅広い情報処理技術全般の教育・研究を行っています。
これらの基盤技術や応用技術としては、例えば、アルゴリズムや計算理論を含むソフトウェア技術、並列処理や組込み計算機を含むコンピュータの構築技術、深層学習を利用してビッグデータを解析するデータサイエンス、Webや携帯端末を用いたインターネットの利用技術、テキスト・音声・画像・グラフィックスなどのマルチメディア情報処理とインタフェース技術、ヒトとロボットの共生を目指す知能・インタラクショ
ン・ユビキタスセンシング技術、ヒトの知覚・認知メカニズムの解明とコミュニケーション技術への応用、生命・自然・社会における知の理解とモデル化、先端的な大規模ソフトウェア・システム構築技術や計算科学への応用、などが挙げられます。
また、博士課程教育リーディングプログラムを主導し、エレクトロニクス先端融合研究所(EIIRIS)や人間・ロボット共生リサーチセンターとも密に連携して研究活動を進めています。
以上のように、分野横断的な研究を含め、基盤技術から応用技術まで幅広く「情報・知能」技術科学の研究を行っている点が情報・知能工学課程・専攻の特色です。
コース名と概要(情報・知能工学専攻のみ)
コース名 | 目的 |
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コンピュータ・ データサイエンスコース |
次世代の高度・大規模情報システムを構築するための,計算の基礎理論,計算機アーキテクチャ・ソフトウェア,分散並列処理や大規模なデータ処理などの技術開発を担うコンピュータ技術者を養成します。 |
ヒューマン・ |
人間の認知メカニズムの解明や機械との対話技術,および実環境の認識や仮想環境の構築などの,IT基盤技術と異分野との融合技術の開発を担う情報処理技術者を養成します。 |
情報・知能工学課程 ディプロマ・ポリシー
本課程においては、本学工学部のディプロマ・ポリシーに基づき、情報・知能工学課程の専門教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める卒業、学位授与の要件を満たした学生に「学士(工学)」の学位を授与します。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえ,自然と人間との共生,人類の幸福・健康・福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者としての正しい倫理観と社会性
技術者としての専門的・倫理的責任を自覚し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)技術を科学的にとらえるための基礎力とその活用力
数学・自然科学・情報技術、地球環境対応技術に関する科目を修得することにより、科学技術に関する基礎知識を修得し、それらを活用できる能力を身につけている。
(D)技術を科学する分析力、論理的思考力、デザイン力、実行力
技術科学分野の専門技術に関する知識を修得し、それらを問題解決に応用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (D1)情報・知能工学の基礎となる数学,データ構造とアルゴリズム,計算機アーキテクチャ,プログラミング,情報ネットワーク等の諸学問に関する知識を獲得し,それらを問題解決に応用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (D2)実験を計画・遂行し,データを正確に解析し,技術科学的な視点から考察し,説明することができる。
- (D3)技術者が経験する実際上の問題点と課題を理解し,諸問題の工学的な解決を行うためのデザイン力と与えられた制限下で仕事をまとめ上げる実行力を身につけている。
- (D4)情報・知能工学について,幅広い専門知識と運用能力を身につけている。
- (D5) 研究開発した技術の技術移転,知財関係,マネジメントの基礎的知識を獲得している。
(E)国内外において活躍できる表現力・コミュニケーション力
自分の論点や考えなどを国内外において効果的に表現し,コミュニケーションする能力を身につけている。
(F)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会,環境,技術等の変化に対応して,生涯にわたって自発的に学習する能力を身につけている。
(G)チームで仕事をするための能力
チーム内の個々の要員の価値観を互いに尊重するとともに,協調して,チームとしての目標達成に寄与することができる能力を身につけている。
博士前期課程 情報・知能工学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士前期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、情報・知能工学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「修士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
上級技術者・研究者として社会的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的に活用できる実践力・創造力
建築・都市システム学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを課題解決のために統合的に活用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (C1)情報・知能工学およびその関連分野の理論・応用知識を自発的に獲得し、それらを総合的に活用できる能力を身につけている。
- (C2)情報・知能工学およびその関連分野の広範囲の知識の連携により、研究開発に対する方法論を体得して、研究開発の立案および実践し、課題解決のための新たな技術を創造できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力を身につけている。
- (D1)論文、口頭及び情報メディアを通じて、自分の論点や考えなどを国の内外において効果的に表現・発信し、コミュニケーションする能力を身につけている。
- (D2)チーム内の個々の要員の価値観を互いに尊重するとともに、強調して、チームとしての目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化に対応して、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
博士後期課程 情報・知能工学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士後期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、情報・知能工学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「博士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について俯瞰的にとらえる能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
高度上級技術者・研究者としての専門的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を発見・設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的・発展的に活用できる実践力・創造力
情報・知能工学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを広範囲に有機的に連携させた研究開発方法論を体得することで、課題解決のための独創的な技術を創造し、実践できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力と、リーダーとしてチームの目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化の本質を探究し、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
情報・知能工学のホームページについては下記リンクよりご確認ください。
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応用化学・生命工学
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課程・専攻紹介
応用化学・生命工学課程・専攻では、化学と生命科学に関わる幅広い分野の教育・研究を行い、人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるとともに、自然と人間の共生を図りながら人類の幸福・発展に貢献できる人材を育成します。本課程・専攻には、応用化学コースおよび生命工学コースが設置されています。
応用化学コースは分子制御化学分野と分子機能化学分野で構成され、物理化学、分析化学、無機化学、有機化学、化学工学等に関する基礎・専門科目の修得と実験・実習の実践的教育を通じて、物質科学を原子・分子レベルで理解し、分野複合的な課題に対して大局的見地からアプローチすることができる専門知識と専門技術を身につけます。
生命工学コースは分子生物化学分野で構成され、分子生物学、遺伝子工学、生化学、応用化学等に関する様々な専門科目の修得と実験・実習の実践的教育を通じて、生命科学を分子レベルから遺伝子レベルで理解し、生体分子と生命活動が関わる分野横断的な課題に対して俯瞰的に解決方法を見出すことのできる専門知識と専門技術を身につけます。
いずれの教育コースにおいても、狭い専門にとらわれない幅広い視野と思考能力を持ち、国際的に活躍できる指導的技術者を養成します。これらの教育・研究を通じて、持続可能な社会を可能とする応用化学・生命工学分野の研究拠点形成を目指しています。
コース名と概要
(1)応用化学・生命工学課程に設置するコース
コース名 | 目的 |
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応用化学コース | 応用化学および生命工学の共通的基盤である物理化学,分析化学,無機化学,有機化学,化学工学,生化学,分子生物学の基礎とともに,より高度な物質科学に関する知識および技術と総合的・実践的能力を備えた人材を養成します。 |
生命工学コース | 応用化学および生命工学の共通的基盤である物理化学,分析化学,無機化学,有機化学,化学工学,生化学,分子生物学の基礎とともに,より高度な生命科学に関する知識および技術と総合的・実践的能力を備えた人材を養成します。 |
(2)応用化学・生命工学専攻に設置するコース
コース名 | 目的 |
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応用化学コース | 本コースは分子機能化学および分子制御化学の教育・研究分野で構成されています。物質の機能の理解や制御等の応用化学に関する高度な知識を修得させ,実験・実習を通して現代の先端技術を担う分野で国際的に活躍できる人材を養成します。 |
生命工学コース | 本コースは分子生命化学の教育・研究分野で構成されています。遺伝子工学や分子生物学などの生命科学に関する高度な知識を修得させ,実験・実習を通し現代の先端技術を担う分野で国際的に活躍できる人材を養成します。 |
応用化学・生命工学課程 ディプロマ・ポリシー
本課程においては、本学工学部のディプロマ・ポリシーに基づき、応用化学・生命工学課程の専門教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める卒業、学位授与の要件を満たした学生に「学士(工学)」の学位を授与します。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえ、自然と人間との共生、人類の幸福・健康・福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者としての正しい倫理観と社会性
技術者としての専門的・倫理的責任を自覚し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)技術を科学的にとらえるための基礎力とその活用力
数学・自然科学・情報技術分野、MOT、地球環境対応技術分野、知的財産分野の科目を修得することにより、科学技術に関する基礎技術を修得し、それらを活用できる能力を身につけている。
(D)技術を科学する分析力、論理的思考力、デザイン力、実行力
技術科学分野の専門技術に関する知識を修得し、それらを問題解決に応用できる実践的・創造的能力を身につけている。(D1)応用化学および生命工学関連分野の工学基礎に関する科目を修得することにより、技術、科学的知識を獲得し、それらを駆使し課題を探求し、組み立て解決する能力を身につけている。
(D2)化学工学および化学・生命数理関連の諸学問に関する知識を獲得し、化学・生命学に立脚して現実の課題に取り組むことができる実践的・創造的能力を身につけている。
(D3)コース毎に設定された物理化学、分析化学、無機化学、有機化学、生命科学等の専門科目群を修得することにより、生命・物質を原子・分子レベルで理解し、解析・変換・評価できる幅広い専門知識と専門技術を獲得し、それらを駆使して課題を探求し、組み立て、解決する論理的思考力を身につけている。
○応用化学コース
物質科学を原子・分子レベルで理解し、分野複合的な課題に対して大局的見地からアプローチすることができる専門知識と専門技術
○生命工学コース
生命科学を原子・分子レベルで理解し、分野複合的な課題に対して大局的見地からアプローチすることができる専門知識と専門技術
(D4)実験を計画・遂行し、データを正確に解析し、技術科学的視点から考察し、説明する能力を身につけている。
(D5)技術者が経験する実際上の問題点と課題を理解し、諸問題の工学的な解決を行うためのデザイン能力と与えられた制限下で仕事をまとめ上げる実行力を身につけている。
(E)国内外において活躍するための表現力とコミュニケーション力
自分の論点や考えなどを国の内外において効果的に表現し、コミュニケーション能力を身につけている。
(F)最新の技術に対する探求心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化に対応して、継続的に自ら学習する能力を身につけている。
(G)チームで仕事するための能力
チームの一員としての自己の役割を自覚し、周囲と協働して自分が行うべき責務を行い、プロジェクトを完成させる能力を身につけている。
博士前期課程 応用化学・生命工学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士前期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、応用化学・生命工学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「修士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
上級技術者・研究者として社会的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的に活用できる実践力・創造力
応用化学・生命工学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを課題解決のために統合的に活用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (C1)応用化学・生命工学およびその関連分野の理論・応用知識を自発的に獲得し、それらを総合的に活用できる能力を身につけている。
- (C2)応用化学・生命工学およびその関連分野の広範囲の知識の連携により、研究開発に対する方法論を体得して、研究開発の立案および実践し、課題解決のための新たな技術を創造できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力を身につけている。
- (D1)論文、口頭及び情報メディアを通じて、自分の論点や考えなどを国の内外において効果的に表現・発信し、コミュニケーションする能力を身につけている。
- (D2)チーム内の個々の要員の価値観を互いに尊重するとともに、強調して、チームとしての目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化に対応して、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
博士後期課程 応用化学・生命工学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士後期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、応用化学・生命工学の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「博士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について俯瞰的にとらえる能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
高度上級技術者・研究者としての専門的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を発見・設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的・発展的に活用できる実践力・創造力
応用化学・生命工学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを広範囲に有機的に連携させた研究開発方法論を体得することで、課題解決のための独創的な技術を創造し、実践できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力と、リーダーとしてチームの目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化の本質を探究し、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
応用化学・生命工学のホームページについては下記リンクよりご確認ください。
「応用化学・生命工学」はこちら(別ウィンドウで開きます)
※環境・生命工学課程・専攻は2019年より、名称を応用化学・生命工学課程・専攻に変更しました。
「環境・生命工学」はこちらから
建築・都市システム学
建築・都市システム学のホームページはこちらから。
課程・専攻紹介
建築・都市システム課程・専攻は、従来の学問分野である建築学と土木工学を融合させ、同時に社会科学及び人文科学の要素を積極的に取り入れた新しい学問分野として構成されています。また、このような技術を習得した技術者を育てるための教育プログラムを提供しています。
研究分野では、「建築・都市デザイン学分野」及び「都市・地域マネジメント学分野」の2本柱を立て、デザイン研究とマネジメント研究を推進することを目標に掲げています。そして、これからの社会に安全・安心で質の高い生活環境を提供するために、都市・地域の建築・社会基盤施設及び国土環境をデザインするとともに、それらをシステムとしてマネジメントするための技術を研究しています。
教育分野では、都市や地域の持続的発展のために必要な基盤的研究や、未来社会に新しい価値を生み出すための創造的研究を教育課程に反映させることにより、建築・社会基盤分野の専門知識とそれらを活かすデザイン力・マネジメント力を備え、国際的に活躍できる実践的・創造的技術者を育てることを目標としています。
加えて、安全安心地域共創リサーチセンターとの連携によるBCP・防災をテーマとした持続可能で安全安心快適な社会的システムの設計・マネジメントに貢献できる国際的なエンジニアの育成も目指しています。
コース名と概要
①建築・都市システム学課程に設置するコース
コース名 | 目的 |
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建築コース | 建築設計,都市・地域計画,建築史,建築設備,建築環境,建築構造など,建築に関わる主要な専門分野の技術を十分身につけるとともに,社会基盤分野についても基礎的な知識・技術を有する,総合的で実践的な能力を有する人材を養成します。建築コースの分野は,主として6つの研究領域から構成されています。 |
社会基盤コース | 土木構造,材料・施工,水工水理,地盤,都市・交通計画,環境システムなど,社会基盤に関わる主要な専門分野の技術を十分身につけるとともに,建築分野についても基礎的な知識・技術を有する,総合的で実践的な能力を有する人材を養成します。社会基盤コースは,主として6つの研究領域から構成されています。 |
②建築・都市システム学専攻に設置するコース
コース名 | 目的 |
---|---|
建築コース | 建築設計,都市・地域計画,建築史,建築設備,建築環境,建築構造など,建築に関わる主要な専門分野の技術を十分身につけるとともに,社会基盤分野についても専門的な知識・技術を有する,総合的で実践的な能力を有する人材を養成します。 |
社会基盤コース | 土木構造,水工水理,地盤,都市・交通計画,環境システムなど,社会基盤に関わる主要な専門分野の技術を十分身につけるとともに,建築分野についても専門的な知識・技術を有する,総合的で実践的な能力を有する人材を養成します。 |
建築・都市システム学課程 ディプロマ・ポリシー
本課程においては、本学工学部のディプロマ・ポリシーに基づき、建築・都市システム学課程の専門教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める卒業、学位授与の要件を満たした学生に「学士(工学)」の学位を授与します。
(A)幅広い人間性と考え方
自然と人間との共生を目的とし、地球的な視点から多面的に物事を考える能力を身につけている。
(B)技術者としての正しい倫理観と社会性
実践的・創造的・指導的な技術者としての社会的・倫理的責任を自覚し、技術的課題を解決する能力を身につけている。
(C)技術を科学的にとらえるための基礎力とその応用力
技術を裏付ける科学に関する基礎的知識の習得とそれらを応用する能力を身につけている。
(D)技術を科学する分析力、論理的思考力、デザイン力、実行力
○建築コース
- 建築分野の専門技術に関する知識を修得し、それらを問題解決に応用できる実践的・創造的能力を身に付けている。
- (D1)適切な空間把握能力を備え、美観的技術的要請に適切に対応できる建築計画及び建築設計・デザインに関する専門的知識とその応用能力を身につけている。
- (D2)建築史や建築論に関する包括的な専門的知識及びこれらの建築修復等への応用能力を身につけている。
- (D3)持続可能な都市計画や都市デザインに関する専門的知識及びこれらの環境保全や景観保全等への応用能力を身につけている。
- (D4)建築法規や積算、建築産業に関わる包括的な専門的知識及び社会的役割や社会的責任との関係を理解できる展開能力を身につけている。
- (D5)建築に必要な構造、材料及び施工に関する専門的知識及び建築の実現に向けて、基礎的調査・建築構法から施工までを一貫的に把握できる総合的専門知識を身につけている。
- (D6)快適な生活環境を提供できる建築環境、建築設備に関する専門的知識を身につけている。
- (D7)建築分野の専門的知識に加え、社会基盤工学や人文・社会科学の知識を修得し、実際の課題を適切に認識すると同時に、学生、教員相互の協働及び討論を通し、制約的条件を特定し、最適解に向けて創造的に企画・立案ができるデザイン能力を身につけている。
- (D8)建築分野に関する実務上の問題を理解し、社会が要求する制約条件の下で、チームの中で調整・協働し、計画修正を含めて適切に対応できるマネジメント能力を身につけている。
○社会基盤コース
- 社会基盤分野の専門技術に関する知識を修得し、それらを問題解決に応用できる実践的・創造的能力を身に付けている。
- (D1)社会基盤工学の学習に必要な数学力及び力学を主体とする物理学の基礎力を身につけている。
- (D2)土木工学分野の基礎科目を学習することで、社会基盤工学の基礎知識を身につけている。
- (D3)社会基盤工学の専門知識に加えて、建築分野の専門知識や人文・社会科学の知識を修得し、創造性を発揮して課題を探求、組み立て、解決することのできるデザイン力を有する創造的技術者としての素養を身につけている。
- (D4)社会基盤工学に関する実務上の問題を理解し、制約条件の下で適切に対応できるマネジメント力を有する実践的技術者としての素養を身につけている。
- (D5)社会基盤工学に関する課題に対して、複数のメンバーで構成されたチームで取り組み、チームとしての課題を達成することのできる実践的創造的技術者としての素養を身につけている。
(E)国内外において活躍するための表現力とコミュニケーション力
国の内外において、論文、口頭及び情報メディアを通じて、自分の論点や考えなどを的確に表現し、議論や交渉などをリードするコミュニケーション能力を身につけている。
(F)最新の技術に対する探求心と持続的学習力
つねに新しい技術を探求し、社会環境の変化に対応して継続的に自ら学習する能力を身につけている。
博士前期課程 建築・都市システム学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士前期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、建築・都市システム学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「修士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について考える能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
上級技術者・研究者として社会的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的に活用できる実践力・創造力
建築・都市システム学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを課題解決のために統合的に活用できる実践的・創造的能力を身につけている。
- (C1)建築・都市システム学およびその関連分野の理論・応用知識を自発的に獲得し、それらを総合的に活用できる能力を身につけている。
- (C2)建築・都市システム学およびその関連分野の広範囲の知識の連携により、研究開発に対する方法論を体得して、研究開発の立案および実践し、課題解決のための新たな技術を創造できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力を身につけている。
- (D1)論文、口頭及び情報メディアを通じて、自分の論点や考えなどを国の内外において効果的に表現・発信し、コミュニケーションする能力を身につけている。
- (D2)チーム内の個々の要員の価値観を互いに尊重するとともに、強調して、チームとしての目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化に対応して、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
博士後期課程 建築・都市システム学専攻 ディプロマ・ポリシー
本専攻においては、本学大学院工学研究科博士後期課程のディプロマ・ポリシーに基づき、建築・都市システム学専攻の専門教育と教養教育を履修し、次の知識と能力を備え、学則等に定める修了の要件及び学位授与の要件を満たした学生に「博士(工学)」の学位を授与します。ただし,優れた業績をあげた者については、在学期間を短縮して修了することを認め、学位を授与することができます。
(A)幅広い人間性と考え方
人間社会を地球的な視点から多面的にとらえるグローバルな感性を持ち、人間と自然との共生、公共の福祉について俯瞰的にとらえる能力を身につけている。
(B)技術者・研究者としての正しい倫理観と社会性
高度上級技術者・研究者としての専門的・倫理的責任を有し、社会における技術的課題を発見・設定・解決・評価する能力を身につけている。
(C)高度な知識を統合的・発展的に活用できる実践力・創造力
建築・都市システム学およびその関連分野に関する高度な知識を修得し、それらを広範囲に有機的に連携させた研究開発方法論を体得することで、課題解決のための独創的な技術を創造し、実践できる能力を身につけている。
(D)グローバルに活躍できるコミュニケーション力
グローバルに変化する社会が抱える課題にチームとして協調して取り組む中で、自らの考えや成果を効果的に表現するコミュニケーション力と、リーダーとしてチームの目標達成に寄与できる高い能力を身につけている。
(E)最新の技術や社会環境の変化に対する探究心と持続的学習力
社会、環境、技術等の変化の本質を探究し、生涯にわたって自発的に計画し学習する能力を身につけている。
建築・都市システム学のホームページについては下記リンクよりご確認ください。
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総合教育院
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総合教育院紹介
科学技術は、人間の生活をより快適で充実したものにしてくれる文化の極めて重要な要素であり、近代社会の形成と発展に重要な役割を果たしてきました。その一方で、ますます複雑化する社会と世界は、環境問題を始め、多くの課題を私たちに突きつけています。それらを解決し、人間と世界の関係をさらに豊かなものにするために、科学技術も新たな段階に入ることが求められています。
こうした状況の中で「指導的技術者」は、自然、環境、社会、人間に関する深い知識と理解をもち、科学技術を人間の営み総体の中に位置づけて考えられる、自立した世界観をもつことが必要です。その土壌となるものこそ「リベラルアーツ」であろうと私たちは考えます。
そこで本学では、リベラルアーツ教育を学部にとどまらず博士前期課程においても提供しています。総合教育院はその中核となる存在です。スタッフは、語学・哲学・文学・歴史・社会学・法律・経営学・生理学・化学・物理学・数学といった多岐に亘る分野の研究者で構成されており、その専門的見地から教育を行っています。
学部課程の一般基礎科目として、人文科学・社会科学・自然科学・基礎工学の諸分野及び保健体育、外国語を担当し、学術の基礎的な資質や幅広い知識、そして現代社会に不可欠な国際性を育むことを目標としています。博士前期課程では、共通科目として人文科学・社会科学・自然科学・基礎工学の分野を担当し、学部課程の教育を発展させていくことで、狭い専門にとらわれない視野を培います。博士後期課程の研究指導にも関わっている教員もいます。
また、留学生に対する日本語・日本文化の教育も、本教育院の大きな特色の一つです。
教育研究分野と概要
教育研究分野 | 当該教育研究分野で行う教育研究内容 |
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人文科学 | 幅広い知識と豊かな人間力を備え、国内外で活躍できる技術者になるためには、「人間」に対する深い洞察が不可欠です。それを研究・教育するのが本分野です。本分野は、日本及び世界の哲学・思想、文学、文化、歴史等の教育研究を行っています。また、その研究成果を、学部生、院生に分かりやすく教授し、受講生が自ら主体的に考える場を併せて提供しています。 |
社会科学 | これからのエンジニアには、最先端技術の追究だけではなく、技術の役割を理解し活用するための産業やビジネスに関するスキルが必要とされます。本分野では、こうした社会ニーズに適応した社会学、法学、経済学、経営学等の教育研究を行っています。これらに関する基礎知識と、実践力が身に付く科目(デザインマーケティング・アントレプレナーシップ・MOT)を構成し、各科目特性に合わせた講義や討論、グループ学習、ケーススタディなど効果的な授業方法で提供しています。 |
コミュニケーション | 本分野では、コミュニケーション学、言語学(認知言語学、心理言語学、応用言語学)、第二言語習得、表象文化論、日本語教育学等の教育研究を行っています。グローバルに活躍する技術者に不可欠な英語をはじめ、フランス語、中国語、留学生を対象とした日本語教育を提供しています。 |
自然科学・基礎工学 | 本分野では数学、物理学、化学を中心とした自然科学と体育・スポーツ科学の教育(運動生理学等)を行っています。また、専門系や健康支援センターと連携して特色のある研究を進めています。分野を横断した研究活動で得た先端の実践的な知識・技術を、豊かで深みのある自然科学教育を提供しています。 |
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[初版作成]2009.10.1 / [最終改訂]2021.7.27
教務課