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学長講話シリーズ

学長講話シリーズ ~学生へのエール~ 目次

    • 第4週:ロボット工学入門(Ⅱ)【2020.5.8更新】
    •   生活支援ロボットとTUTの最先端ロボット研究開発の様々な応用紹介
         Act 1 生活支援ロボット(非産業ロボット)の現状と課題
         Act 2 TUTの生活支援ロボット研究開発
         Act 3 ロボットのコントロール(制御)技術
         Act 4 TUTの最先端ロボット研究開発の紹介

特別編 学生へのエール(学長より3分メッセージ)(5.25更新)

第5週 感染症の歴史 ~人間万事塞翁が馬~(5.14更新)

学長講話テキスト(PDF):感染症の歴史 ~人間万事塞翁が馬~

第4週 ロボット工学入門(Ⅱ)生活支援ロボットとTUTの最先端ロボット研究開発の様々な応用紹介(5.8更新)

Act 1-1 生活支援ロボットの現状 

Act 1-2 生活支援ロボットの課題と将来

Act 2 TUTの生活支援ロボット研究開発

Act 3 ロボットのコントロール(制御)技術

Act 4 TUTの最先端ロボット研究開発の紹介

第3週 ロボット工学入門(Ⅰ)ロボットの基礎と産業ロボット(4.30更新)

Act 1 ロボットの歴史と産業ロボット

Act 2 ロボットの要素技術

Act 3 コントロール(制御)とAI(人工知能)

第2週 大人のための50箇条 テラゴロク(4.23更新)

200521kouwa-gakucho.jpg寺嶋一彦学長

 私は本学の機械工学系(旧 生産システム工学系)の教授として在籍(1994年4月~2018年3月)していた1997年の秋に体調を崩し、自宅で数日休養しました。
今回の話は、その時に思い付き、作成したものです。
皆さんが大学生活で悩んだ時などに読んで、少しは救われることがあれば望外の喜びであり、テラゴロク(寺嶋語録)として公開することにしました。

 作成当初、研究室の学生はほとんど関心を示さなかったのですが、企業の管理職の方々や、中堅社員の多くの方々から、お褒めの言葉を得ました。
また最近は、システム制御同窓生の方々から、時々見ているとか、つらい時励みになるというお便りをいただきます。
現役学生の皆さんにとっては、あまり実感がわかないかもしれませんが、このテラゴロクは私が長年の経験から思うことであり、今も変わらない信念を持っているので、ぜひ読んでみて下さい。

変態しよう(メタモルフォース;metamorphose)

 変態行為を進めるものではありません。蝶が、たまご→幼虫→さなぎ→成虫となるように、いままでの殻を破って、ワンランク上に大きく成長することです。
20~30代は、人生観、社会観、学問観、技術観、恋愛観がほぼ完成する、最も大切な時期ともいえます。中途半端な考えで10年間流された生き方をしないで下さい。

 20代は学生でいえば、大学4年、修士1、2年、博士課程に相当し、社会人でいえば社会の荒波に突入し、もまれている頃です。
人生の基礎づくりとして、充実した日々を過ごしてください。肉体的にも精神的にも健全な大人へと成長していくのがこの時期です。
人間は一生をかけて、自己実現していくものと思いますが、この時期、いろいろな面で日々研鑽を積んでください。
以上の話は抽象的なので「大人のための50箇条」として、もう少し具体的な事例をあげて説明します。

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大人のための50箇条

1.PolicyやPhilosophyを、いろいろなことに対して持て。日和見主義ではダメ。

2.専門をもち、それを磨け。大事に大事に育てよ。「継続は力なり」。

3.専門以外にも、興味を広げ、基礎学問、教養を身につけよ。人生一生勉強。何も今だけが勉強ではない。その土壌作りの好時期が現在である。遊びも含めて、大きく広く学べ。年をとってからでもできることは、一杯あるが、若い時でなくてはならぬこともある。「少年老いやすく学なりがたし。」後悔のないよう、やりたいことをどんどんやれ。その優先順位は、自分の価値観に基づき、自分で決めよ。

4.目標を立てたら、とことんつきつめよ。その時は、多少の禁欲や犠牲も必要。人と同じ事をしていたら、それだけのものしか得られない。夢中な時、人間は大きくなる。

5.コンスタントな生活を心がけよ。ムラのある生活は、長い目で自己を消耗し、体に良くない。

6.人のせいにするな。自分の行動に対する結果は、事情はどうあれ、自分の責任である。

7.新聞、ニュースをまめにみよ。そして、話題の提供できる人間になれ。

8.人との約束・時間は守れ。

9.連絡、足を運ぶことをいやがるな。

10.自分の話す言葉は、よく考えてしゃべれ。また行動もよく考えてせよ。他人は言葉、態度を通して、その人を知る。

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11.他人の口はこわい。後で困るような話はつつしめ。言い訳するなら、はじめからするな。しかし、時として、他人の悪口はストレス解消になり、明日の糧になることもある。時、場所、話し相手、タイミングを考えて、するなら心してせよ。ただし、悪口ばっかり言っている奴は、言っただけ、他人から自分のことも言われていると思え。

12.あいさつ、お礼の言葉は、はきはき笑顔で述べよ。事項(8)~(12)ができれば社会人としては一人前。そんなに難しいことではない。しかしできない人が多い。

13.自己の専門のこと、また得意なことは、こだわりを持ち、堂々と意見を述べよ。時には激しい議論となってよい。但し、誤っていたときは、あとで、訂正、謝る謙虚さをもて。

14.日常の会話では、100%自信のない限り、あまり強く、しつこく言い張るな。疑問のあるときは、相手の言葉に耳を傾け、調べ、そして結論を出せ。このようなことで、意地を張るのは見苦しく、そして人格をおとすことになりかねない。どうでもいいことは、ケセラセラ(なるようになる)でいけ。負けるが勝ちも時にはあり。あまりかりかりしていると病気になる。

15.雑用もいやがらず、積極的にせよ。上司や部下は評価している。ただし、何でもYesマンになるな。Noと言える勇気を持て。

16.上から信頼され、下から慕われる人間になれ。それには、裏表の差の激しい人間になるな。堂々とした人生を送れ。

17.自己の限界を知れ。困難に出くわしたとき、誰に聞けばよいか、何を調べればよいかなど、普段から情報網を作っておくべし。このことを知ると知らぬでは雲泥の差がでる。自分の殻だけに閉じこもっていては進歩はない。ヒントを得る方法を知っているのも実力の内。

18.厳しく忠告、叱ってくれる人の言葉を大切にせよ。そういう人ほど愛情深い人であることを知れ。

19.常に、立派な人、優秀な人、尊敬のできる人を見つけ交流し、自己を磨け。お山の大将ではダメ。自分の周りの環境、人が悪いと言って嘆いているばかりいる人間はダメ。君がつまらない人間だから、そんな友人しかいないのだ。どこへ行っても、自己にとっていやな人間はいる。むしろ、それをバネにしろ。いい人はきっといるはずだ。まわりをよく見てみろ。また、そういう良い環境を自らが作り出す、企画力、実行力が必要。

20.新しいことや、苦手意識のあることに対して、食わず嫌いになるな。零と一では大きな差がある。とにかく挑戦してみよう。

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21.自分の個性にあったライフスタイルを作れ。いろいろなものを参考にして君のオリジナルなものを作り出していけ。まねではない、君のスタイルを。人と違うことをすることを決して恥じるな。信念と勇気を持て。

22.夢をもって生きろ。

23.心の楽しみ、なぐさめになる趣味や手段を持て。人生おもしろ・おかしく生きよ。

24.とことん困ったとき、どん底になったときは、裸になり、一からやり直せ。窮極的には健康であれば、道は開ける。生きていることに感謝せよ。見栄を捨てろ。ピンチではあせらずに原点に帰ることだ。とにかくマイナスをなくせ。そういうときこそ、図太く生きる居直りも必要。

25.悩むことをいやがるな。みんな悩んで大きくなった。悩むことは楽しいんだ位に思え。

26.コンスタントに専門外の教養書を読め。書を読むことは、すなわち自分との対話をすることである。

27.自己を客観的にみることのできる能力を身につけよ。また、他人を正当に評価できる能力を養え。

28.自分のことだけでなく、人のために貢献できる人間になれ。人の心の痛みがわかる人間になれ。特に、人に依頼したいときは、相手の心をつかんで、しかもタイミングを考えて話せ。

29.時には、天下、国家を論ぜよ。極度なマイホーム主義人間になるな。

30.親をはじめ、周囲の人への感謝の気持ちを忘れるな。そして、家族、仲間を大切にせよ。「おごる平家は久しからず」。

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31.判断に困ったり、迷ったりする時は、「自然な流れ」にしたがって選択をせよ。決して不自然なものを選ぶな。

32.これが人生のチャンス、勝負だと思ったときは、全力でそれにぶつかれ。人生に幾度か、そのようなときは訪れる。チャンスに強くなれ。そのためには、日頃から集中力を身につけよ。

33.人に感謝の意を表することや、祝い事をするときは、相手に好感を持たれるよう意を尽くして行え。そのような気のない時は、何も余計なことをするな。中途半端な行動は、かえって相手に悪影響を与え、品格を落とす。

34.自分を見るように他人には寛大に。そして、他人を見るように自分には厳しく。それを原則とすべし。

35.長期的な人生計画と、短期的な人生計画を持て。目先が利いて几帳面を旨とすべし。

36.今日一日の予定は、その日の朝までに決めておけ。そして寝る前にその日を反省せよ。システム論的に言えば、朝の計画がフィードフォワード制御、夜の反省がフィードバック制御である。一日二回これを行え。

37.決断するときは、本当にこれでよいのかと自分に問い直す冷静さを持て。「石橋をたたいて渡る」慎重さを持て。

38.現状に妥協せず未来に向かって精進せよ。また、生きる喜びに感謝し現在をエンジョイせよ。

39.人との出会いを大切にせよ。幅広くおつき合いのできる人間になれ。多くの人から、多くのことを学べ。偏見を持つな。

40.人の話はよく聞け。また自分の意見は、人前で堂々と言える人間になれ。人のあげあしばかりとる、肝っ玉の小さい人間になるな。

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41.人は日々研鑽を積み、自己実現していくものだ。人それぞれの道で、夢大きく、美しい花を咲かせよ。そのためには、一日一日を感謝して、充実して生きることだ。

42.自分は何を欲しているか、何をしたいか、何ができるか、何をせねばならぬか、何で貢献できるか、時々自分に問え。そして、自分自身でやらねばならぬことと、他人に任せることを区別せよ。全部自分のこととして背負うと身が持たぬ。

43.自分の欲するところ、他人に施せ。これを「積善の余慶(しゃくぜんのよけい)」という。つまり、人のために善を積み重ねると、あとに、ありあまる幸せが自分に訪れるとのこと。

44.「トータルサムイコールゼロ(Total sum equal zero)」人間の幸福、不幸福の差し引きは、一生を通して見れば、人皆同じという事。幸福なときは、他人のために一層仕事をし、苦労せよ。そうすれば幸福は益々増える。

45.「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」出世すればするほど、腰を低くし謙虚になれ。偉そうにするだけでは裸の王様になる。頭を下げる時には、丁寧に、そして、ためらわずに行え。人の為ではない、自分の為に下げるのだ。そう思えば腹も立たぬ。

46.己に対して、プライド(誇り)を持て。そして、自分の真の望みは必ず達成できると思い自信を持って生きよ。それには、日頃から、人に言わない努力を積んでおけ。よく考えてもわからぬこと、知らぬことは、見栄をはらず他人に素直に聞け。「聞くは一時の恥。聞かざるは末代の恥」。プライドの意味をはき違えるな。

47.時には失敗もある。謙虚な反省のあとは、いじけず前向きの姿勢で進め。若いときの苦労、失敗の経験は、人間に味わいや、優しさを与えてくれる。成功話ばっかり聞かされたら、たいていはいやになるだろう。

48.「輪廻転生」歴史は繰り返す。先人の教訓から学ぼう。先輩から学び、後輩に伝えよう。

49.「はたけばほこりが出るのが人間」。あまり、他人や自己の細かい欠点にばかり神経質になりすぎず、寛大になり、長所をみて伸び伸び生きよう。

50.人という字が表すように、「人の世は持ちつ持たれつ支え合っている」。人は皆それぞれ良いところがあり、また助け合い成り立っている。世の中に感謝の念を持ち、それを忘れるな。合掌。

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50箇条とシステム制御

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 こんなことを全て実行している人は人間ではない?また、おもしろくない?
確かにそうかもしれません。
この50箇条は、私自身が、日頃感じたり、反省したり、こうあればなと思った事柄を列挙したものです。
決して実行できているわけではありません。
皆さんにも、何かのヒントになればと公開することにしました。
暇なとき読みながら、これら一つ一つに思いを巡らせて下さい。自分に照らし合わせてみて下さい。
そして、これらの条項を「編み目」のようにリンクさせ、人格形成のためのネットワークシステムとして捉えてみて下さい。
独自のシステムを各自構築し、必要なときに、各種条項を反省、検討し、コントロールして下さい。
それこそ、自分のスタイルに合わせて、オリジナルなものを築き上げて下さい。システム制御の奥深さはここにあります。

 私は、ロボットの制御や産業機械の制御をここ30年研究してきましたが、学生時代はシステム制御を研究していました。
システムとは、いろいろな要素から構成される組織が、目的に対して、情報交換をしながら、合目的に動くものをいいます。
例えば、ロボットは、手・腕・足、また、目・耳などの感覚や脳などの要素から構成されており、その各要素が目的に向かって情報交換しながら動いていくものです。
それを最適に動かすために機能するのが制御(コントロール)です。
そこからわかるように、システム制御は学問や技術に対してだけでなく、人間の生理学や人格形成に対しても関連する学問です。
話は横にそれましたが、もし諸君の素晴らしい将来のための参考に、あるいは悩んだときに読み返してくれればうれしく思います。
50箇条の内、1つでも気にいったものを見つけ覚えてくれれば幸いです。そして、これは、私自身の自戒の50箇条でもあります。

「学問の何箇条?」・・・、それはまたいずれ。

Ale for students ~A Message from President Terashima~

50 Tips for Adults (Tera-go-roku)

 In the fall of 1997, when I was working as a professor of Mechanical Engineering (formerly Production System Engineering) at our university (April 1994-March 2018), I became sick in bed for several days. I came up with this Tera-go-roku based on the note I wrote down at that time. I think it may help you when you have a hard time in college life, and therefore, I decided to make it public as Tera's Sayings (Tera-go-roku).

 At the beginning, the students in my laboratory showed little interest, but I received compliments from the company's managers and many mid-level employees. In addition, people from the System Control alumni recently wrote to me to say that they often read it and that they were encouraged when they were having a hard time. Current students may not realize this, but from my many years of experience, I still believe in what I wrote, so please go on and read it.

Let's metamorphose

 I am not suggesting any sort of a perverted transformation. What I am suggesting is growth to the next higher stage by breaking out of one's current shell, just like a butterfly's metamorphosis: from an egg to a larva, from a larva to a pupa, and finally from a pupa to an adult. During a young person's twenties and thirties, his or her views on life, society, knowledge, skills, and romance are almost complete. So, we can say that these years are most important. Don't waste ten-plus years with halfway thinking.

 In their twenties, someone who is in academia might spend four years in college, one or two years in master's studies, and a few more years in a doctorate program. Meanwhile, someone who is working may be facing the hardships of life. This is the period when the foundation of your life gets formed. So, I want you to feel fulfilled every day. This is also a period when your body and mind mature to become those of an adult. I understand that humans spend their whole life striving for self-realization, but especially during these younger periods, I want you to keep training yourselves in many areas. I'm sure that this all sounds very vague, and for that reason, I am posting these "50 Tips for Adults" below to give you a more detailed explanation of my philosophy.

50 Tips for Adults

1. Have your own policies and philosophies about things. Don't be opportunistic.

2. Have an area of specialty and deepen it. Nurture it with great care. "Continuity leads to success."

3. Expand your interests to areas other than your specialty to gain basic knowledge and culture. Learning goes on throughout your lifetime. This is not the only time for learning. The best time to condition the soil is now. Learn a lot, including fun things. There are many things you can do when you get older, but there are certain things you can do only while you are young. "Youthful years pass quickly before one accomplishes much learning." Keep doing what you want to do so that you won't have regrets later. You decide the priority of what to do based on your values.

4. Once you set your goal, keep working hard toward it. While you are working on your goal, you may have to control your desires and make sacrifices. If you are doing the same things as others, you will only get what everyone else is getting. When you are completely engaged with something, you grow even more as a person.

5. Try to be consistent in your life. Being spotty and uneven drains you in the long run and could be physically harmful.

6. Don't blame others. You are responsible for the results of your own actions regardless of the circumstances.

7. Read newspapers and other news sources carefully. Become a person who can provide interesting topics of conversation to others.

8. Keep appointments and be punctual.

9. Don't hesitate to communicate and interact with others.

10. Think carefully about what you say and think carefully before you act. Others will know you through your words and actions.

11. People will talk about others, and that can make for uncomfortable situations. Don't say anything that you might regret later. Don't do anything that you will have to give an excuse for. Sometimes, however, criticizing someone can release stress and may give you energy for tomorrow. Pay attention to the time, the place, and people you are talking to if you choose to criticize someone and do so cautiously. But, keep in mind that people speak badly about you as much as you speak badly about them.

12. Words of greeting and gratitude should be said clearly and with a smile. If you are already following tips 8 through 12, you may be considered a highly-developed person. Practicing these tips is not that difficult, but there are many who fail to do so.

13. When you give opinions about your specialty or something you are good at, speak in a confident and proud manner. It's alright to have heated discussions sometimes. However, when you are wrong, correct your mistakes and apologize for them humbly.

14. In everyday conversations, don't be pushy and aggressive unless you are 100% certain about the topic. When you don't agree with another person's opinions, listen to them carefully, check the facts, and then come to a conclusion. It is rather embarrassing if you are stubborn about something small like this, and people might think less of you. Go with an attitude of "que será, será" (what will be, will be). Sometimes, you win by losing. Too much fretting could make you sick.

15. Don't refuse to do your chores and legwork; do them willingly. Your bosses and subordinates will see your positive attitude and appreciate it. However, don't just be a "yes man". Have the courage to say "no" sometimes.

16. Be a person whom your superiors trust and your subordinates respect. In order to become such a person, you can't be two-faced. Live your life with dignity.

17. Know your limits. Have networks in place so that you know who to go to for help and what to look up when you are in trouble. It makes a huge difference to have established networks. If you stay in your shell, there will be no improvement. Knowing how to get information is also your ability.

18. Appreciate words of harsh advice and stern lectures. Know that those who give these are more caring than others.

19. Find fine, smart, and respectable people and interact with them regularly to improve yourself. Don't be a big fish in a small pond. It's not good to blame your surroundings, your environment, and other people around you if things are not going well enough. If you are unsatisfied with the people around you, it's probably because you yourself are boring. Everywhere you go, you will encounter someone you don't like. Learn from them. There will always be great people around you. Look closely for them. You also need to have the ability to plan and create a positive environment on your own.

20. Don't shy away from something new or something that makes you uncomfortable. There is a huge difference between zero and one. Embrace challenges.

21. Create a lifestyle that fits your personality. Draw from many sources and create own original lifestyle. Don't copy someone else. Create things on your own. Don't ever be embarrassed about doing something different from others. Have faith and courage.

22. Live your life with a dream in mind.

23. Have hobbies and methods to delight and comfort your heart. Have fun with life. Be amused by things in it.

24. If you are in serious trouble or have hit the bottom, start from zero. Ultimately, if you have your health, a path will open up. Appreciate the fact that you are living. Get rid of vanity. When you have trouble, go back to the starting point. Let go of any negativity. That is also the time to have a "so-what" attitude and be thick-skinned.

25. Don't be uncomfortable with confusion. Everybody grows through conflicts. Think of being confused as something fun.

26. Constantly read educational books outside of your expertise. Reading is a way to have a conversation with yourself.

27. Gain the ability to look at yourself objectively. Also, train yourself to be able to judge others fairly.

28. Become a person who can contribute to others and not only to yourself. Become a person who understands other people's pain. Especially when you want to ask someone for a favor, win them over first and think carefully about the timing of your request.

29. Try talking about the future of the world and the country sometimes. Don't keep your head in the sand.

30. Always be thankful to your parents as well as the people around you. Be caring toward your family and friends. "Pride goes before a fall."

31. If you can't make a decision or are confused, choose the option that "goes with the flow." Don't ever choose an option that feels unnatural.

32. When you feel that something is an opportunity or a challenge of a lifetime, put everything you have into it. There will be several moments like this in your life. Be ready to grab such opportunities. For this, keep sharpening your concentration.

33. When you want to express your appreciation to others or congratulate others, do it in a way that makes the other person come away with a good feeling toward you. If you don't feel like doing it that way, don't bother doing anything at all. An act that ends halfway will only make the other person feel bad, and you will lose your dignity.

34. Be as generous to others as you are to yourself, and be hard as on yourself as you are to others. Think of this as a basic principle.

35. Have a long-term life plan and a short-term life plan. It's important to have foresight and great organizational skills.

36. Decide on your daily schedule before you start your day, and review your schedule before going to bed. In terms of system theory, a plan in the morning represents a feedforward control, and a review at night represents a feedback control. Do this twice a day.

37. When you make a decision, be calm and ask yourself if that is really want you want. Be cautious, as if you are "knocking on a strong stone bridge before crossing it."

38. Don't compromise and settle for your current condition. Appreciate the joy of living and keep working toward the future you desire.

39. Value encounters with people. Become a person who can socialize with a wide range of people. Learn a lot from many people. Don't be biased.

40. Listen closely to others. And, become a person who can proudly express his or her opinion in front of people. Don't become a cowardly person who always finds fault in others.

41. Humans train themselves every day and eventually come to self-realization. Dream big and let a beautiful flower blossom in your life. In order to accomplish this, you need to live every day with gratitude and fulfillment.

42. Sometimes, ask yourself what you want, what you want to do, what you can do, what you must do, and in what way you can contribute. Also, distinguish what you must do on your own from what you should let others do. If you take everything upon yourself, you won't be able to keep it up.

43. What you want you should give to others. This is from the saying, "Your good deeds shall be repaid to you and your descendants." In other words, if you keep doing good things, it will bring more happiness back to you.

44. "The total sum equals zero." This means that happiness and unhappiness throughout everyone's life offset each other in the end. When happy, work harder and suffer for others. In that way, more happiness will come to you.

45. "The boughs that bear the most hang the lowest." The higher you get promoted, the more modest you should be. If you are full of yourself, you will be viewed as the emperor in the story "The Emperor's New Clothes." When you bow, do so properly and without hesitation. You lower your head for yourself, not for anyone else. In this way, you won't feel angry.

46. Be proud of yourself and live your life with the confidence that you will surely accomplish your wishes. In order to accomplish your wishes, keep making efforts toward them without telling anyone. If there is something you don't know or something you cannot understand even though you've thought about it carefully, be honest and ask others with sincerity. As the proverb says, "To ask may be a moment's shame, but not to ask and remain ignorant is an everlasting shame." Don't misinterpret the meaning of being proud.

47. You may fail sometimes. After sincere reflection on your past conduct, keep moving forward without feeling sorry for yourself. Hardships and failures during your youth will only give you more humanity and kindness. If you have to keep listening to success stories, you will probably be very bored.

48. As in "Samsara" (a never-ending cycle of life and death), history repeats itself. Learn from your predecessors. Learn from seniors and pass your learning on to your juniors.

49. "Every human has his or her flaws." Don't pay too much attention to the small flaws of others and yourself. Be generous, look for the positive, and live freely.

50. As the character 人 (human) shows, we live "in a give-and-take world and support each other." Everyone has his or her own positive points and is supported by others. Keep a sense of gratitude toward the world we live in and don't forget this.

Sincerely yours.

50 tips and system control

 If you are doing all of the above, maybe you are not human? Or, maybe you are not interested in this? Indeed, this may be the case. These 50 tips are based on what I regularly feel and regret, and how I wish things were every day. It does not mean that I am carrying out all these tips. I just thought that you might be able to refer to them sometimes. When you have nothing to do, just take a look at the list and think about each of them. Compare them to how you are now. Link these tips together into a sort of mesh and interpret them as a network system for personal development. You can build your own system and control it by looking back at each tip and thinking about it when needed. Build an original system that fits your style.

 A system of control goes deep. System control is not just used for learning and technologies, but also for human physiology and personal development. I will be happy if you come back to read these tips as you think about your bright future or when you are confused about your life. I will also be very happy if you find just one out of 50 tips that you like and remember. After all, these are the tips I also use to develop my own self-discipline.

"Tips for Learning"? --maybe at a later date... No, you should think of them by yourself.

第1週 グローバル化とSDGs 大学における自由とは(4.16更新)

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本学には現在、世界32の国と地域から、約300名(2020年4月1日現在)の留学生がいます。
全学生の約15%が留学生で、キャンパスを歩けば、外国人学生に出会え、多様な文化に触れることができる多文化共生のグローバルキャンパスといえます。

また、学部4年生全員の必修科目として、1~2月に6週間の実務訓練(インターンシップ)があり、80名程度が海外の企業等に行っています。
その他、本学は文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援事業に採択されており、講義のほとんどはバイリンガル授業という先進的な講義を行っています。

バイリンガル授業とは、日本語と英語を併用し、日本語で説明すれば英語の教科書を使用し英語で補足する。一方、英語で説明すれば、日本語の教科書を使用し日本語で補足するなど、両方の言語を併用し内容を十分理解するとともに、日本人には英語を、外国人には日本語を学べるようにしたユニークな取り組みです。

グローバル化とは「社会的・経済的に国や地域を超えて世界規模で結びつきが深まること」です。
そのため本学では、英語・日本語など言語の学習、海外派遣、多文化共生等を学ぶために、様々な取り組みをしています。
グローバル化に対応するために、国際連携や国際戦略が本学にとって益々重要になっています。

学生時代 大いに学べ

学生諸君の国際交流の参考になればと思い、私の中・高校生時代から現在までの経験について一端を紹介したく思います。

中学生の時に初めて英語を習い、テレビや洋画で西欧文化を知り、外国に憧れました。
大学学部2年時に京都御所前の書店2階にある語学教室に、週一度通い始め、大学の柔道部での厳しい練習の合間に語学教室に通うのは、とても楽しい時間でした。
初級コースでは、ドイツ人の先生に英会話を習い、中級コースではオーストラリア人の先生に習いました。
休みの日は先生の家に遊びに行くなど、友達感覚でお付き合いをさせていただく中で、いつの間にか英会話が上達したというのが実情です。
その後、大学院へ進学し上級コースに週2回、2年ほど通いましたが、英会話より他大学学生との交流を楽しんだという方が記憶に残っています。
博士課程に進学すると、研究が忙しくなり語学教室はやめたのですが、所属していた研究室の指導教授が国際交流に熱心で、研究室を訪れた外国人教授の京都名所案内をよく頼まれました。
これは今となり考えてみると、人脈づくりにも役立ちました。
博士課程の最終年度には、国際会議で初めて英語で論文発表をしました。
外国人の友人に、作成した発表原稿を英語でテープに吹き込んでもらい、それを通学時の自動車内で毎日聞き、発音の真似をして何度も練習するなど、生涯で一番発表練習をしました。

京都大学で博士号取得後、教員として本学に就職しました。
初めて外国に行ったのは1984年の国際会議。ハンガリーのブタペストで自動制御の世界最大の会議での論文発表でした。
学会の後、ドイツ(ミュンヘン工科大学、シュトゥットガルト大学、フラウンホッファー研究所)、オランダ(デルフト大学、アイントホーヘン工科大学)、フランス(INRIA研究所)と2週間周りました。
研究室訪問は国際会議発表と共に、後々には大変役立ちました。当時私は助手で32歳、随分遅い海外デビューです。
39歳の助教授のとき、ドイツのミュンヘン工科大に1年間留学し、帰国後、教授になり毎年数回、海外を訪問するようになりました。

本学における国際交流

現在の本学学生の海外渡航状況をみると、海外実務訓練、羽ばたけ!TUT 海外研修、国際会議発表、ダブルディグリープログラム(DDP)での留学など、多くの学生が、20代の随分早い時期から海外訪問するようになり、本学の環境も学生のマインドもグローバル化してきました。
皆さんもこれから海外交流の機会は幾度もあるので、チャンスをいかし、大いにチャレンジして下さい。

本学は現在、マレーシア海外教育拠点(ペナン校)、瀋陽事務所(中国・東北大学内)を有し、また、ニューヨーク市立大学クイーンズ校(アメリカ合衆国)での教職員研修(FD/SD語学研修)、東フィンランド大学(フィンランド)及びシュトゥットガルト大学(ドイツ)でのダブルディグリープログラム(DDP)、文部科学省・世界展開力強化事業でのIMLEXプログラム(東フィンランド大学、ジャン・モネ大学(フランス)、ルーベン・カトリック大学(ベルギー))など、国際交流が益々活発になっています。
今後は、国際交流・連携をさらに発展させ、国際共同研究、ベンチャー・スタートアップ事業、インターンシップ、留学、就職などをさらに活性化させ、世界で活躍できるグローバルな人材を育て、世界の中で"きらりと光る"大学にしたいと思います。

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COVID-19とSDGs

さて後半は、世界的話題である新型コロナウイルス(COVID-19)とSDGsについてお伝えします。

新型コロナウイルス感染症拡大において、グローバル化はポジティブな面だけでなく、ネガティブな面もあることに気づくと思います。
グローバル化により、遠い国での出来事が、迅速に、そして広範囲に伝わります。
今回の新型コロナウイルスも、世界中へ瞬く間に広がり猛威を振るっています。
生命維持、環境維持などを考えると、国連によるSDGsの提案の重要性が、改めてよく理解できます。

ところで、SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略です。
日本語では、「持続可能な開発目標」といいます。
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
産業革命以降急激に活発化した人間活動により、経済・社会の基盤である地球の持続可能性が危ぶまれていることに端を発します。
SDGsは17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」持続可能な社会を実現することを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組む普遍的なものであり、日本でも積極的に取り組んでいます。
例えば、ゴール3は、「すべての人に健康と福祉を」、ゴール9は、「産業と技術革新の基盤をつくろう」、ゴール11は「住み続けられるまちづくりを」と目標が掲げられています。
SDGsの目標達成のためには、政府、産業界、大学を含む教育関係者等、皆が貢献していく必要があります。
本学の構成員である皆さんは、教育・研究活動等を通じて、SDGs等、国際社会が直面する課題の解決、目標の達成に貢献することができます。
また、そうした世界規模の視野を持って、教育・研究に従事し、大学生活を送ってほしいと思います。

感染症を広げないために

いま、新型コロナウイルス感染症対策で我々ができることは何でしょう。
まずは自分が感染者にならない、また人に感染させないことで、感染症を世界に広げないことです。
このウイルスの特徴は、現時点の国内の情報としては、感染症に罹患しても約 80%の人は軽症で済むこと、5%程の方は重篤化し、亡くなる方もいること、高齢者や基礎疾患を持つ方は特に重症化しやすいことです。
一方、若い方は、罹患してもわからないことも多いようで、そのことから、ハイリスク者を感染させることの危惧もあります。
なお、最近では、若者も重症になることもありますから決して油断してはいけません。

新型コロナウイルス感染症対策の指針としては厚生労働省のHP、また本学のコロナ対策や行動指針については本学のHPに掲載されており、オリエンテーション配付資料や講義室前の掲示板にも注意事項が掲載されています。
さらに適宜、教職員により指導を徹底していきます。
しっかりそれを理解し、自己管理してください。
今回の新型コロナウイルス感染症は、短期決戦ではなく、1年程度続くという見解もあります。
したがって、本学は、新型コロナウイルス感染症が収束するまでは警戒態勢を敷き、持続した努力をし、学生、教職員を守ります。
皆さんの命にかかわることなので、決して侮らず、慎重に行動してください。
全学一丸となり、協力して対応していくことが不可欠です。
一人の身勝手な行動が本学のみならず、これから皆さんが学びの場としてお世話になる地域にも迷惑をかけることを肝に銘じてください。
これは、皆さんへの強いお願いです。

ピンチをチャンスに

皆さんは、いろいろな学習や専門の研究をしています。
これから本学で学ぶこと、また研究テーマとして切り開いていく分野は、個人の利益のために行うのではなく、先ほど述べたSDGsに基づき、人類全体の利益のために行っているのだという使命感を持って欲しいと思います。
例えば、新型コロナウイルス感染症対策を例にとると、どのようになるでしょうか。
応用化学・生命工学系の学生は、コロナウイルスを撲滅させる薬やワクチンの開発。
情報・知能工学系の学生は、感染状況などの危険地域を知らせる情報ネットワークの構築。
電気・電子情報工学系の学生は、コロナウイルスの検査用センサ開発。
機械工学系の学生は、人との接触を代用するロボットの開発。
建築・都市システム学系の学生は、コロナウイルス対策の都市計画や交通網などの構築。
色々な学習や研究分野が考えられると思います。
また、それぞれの専門分野の垣根を超えた異分野融合の研究も必要でしょう。
皆さんそれぞれの立場で、自分には何ができるのか、また何がしたいのかを考えてみてください。

今、世界は大ピンチですが、こういう時だからこそ、本当に大事な研究を見出すことができるかもしれません。
新型コロナウイルス感染症が収束し、世の中が平穏になったとき、ピンチがチャンスになるよう、自宅待機が必要な時にも悲観せず、その時間を前向きに捉えて、普段できない読書や深い思索などで創造力を大いに高めてください。

自主性と責任

さて、大学とは自由なところです。
学問の自由、思想の自由など、いろいろな束縛が少なく勉強や部活動ができます。
また年齢的にも諸君らは大人です。大いに自由を満喫し活動ください。
ただし、それには2つの制約があります。
それは自主性と責任です。大学では、人に言われてするだけでなく、むしろ自ら進んで計画を立てて行う自主性が求められます。
本学としても学生が十分に学べる教育内容やスタッフ、体制を整えています。
しかし主体は君たちです。自主性に期待しています。
それともう一つは責任です。自由と放任は違います。
学生も教職員も、自ら行うことに対して自己責任を持たなければなりません。
それが大人の証拠でもあります。
なお自由な環境で、いくら創造的な仕事をしても、それが地球を滅ぼす発明ではいけません。
SDGsを考えて、大いに創造的な学問や研究をしてください。本学の学生は、失敗を恐れて小さく固まった学生生活を送るのでなく、失敗を積み重ねながら大きな夢を見て、自由な発想で創造的な研究に取り組み、大きく成長してくれることを希望します。
果敢に未知なるものに挑戦し、仲間と大いに議論し、そして大学生活を十分に楽しむことが、なにより大学時代の成長と思い出になると私は思います。
 皆さん、新型コロナウイルスとの戦いは大変苦しいですが、"災い転じて福となす"ことを信じて一丸となり、決められたことを守り、暫くは自重しましょう。
それでは、また来週までお元気で。

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[最終改訂]2020.5.14
総務課

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