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 豊橋技術科学大学は、技術を支える科学の探究によって新たな技術を開発する分野である技術科学の教育・研究を使命として設立されました。
 この使命のもと、主に高等専門学校卒業生及び高等学校卒業生等を入学者として受け入れ、大学院に重点を置き、実践的、創造的かつ指導的技術者・研究者を育成するとともに、次代を切り拓く技術科学の研究を行ってきました。さらに社会的多様性を尊重し、地域社会との連携を強化します。これらを通じて、世界に開かれたトップクラスの工科系大学を目指しています。
 本学は地域に根ざしながら、世界の様々な場所で活躍できる人材を生み出す大学へ一段と飛躍していく所存です。

 しかしながら、これらの目標を確実に実現するためには、中長期的な安定した財政基盤の強化が不可欠です。
 2009(平成21)年には、本法人における教育研究、社会貢献及び国際交流に関する活動等の推進を図るため、教育研究環境の整備充実を目的とする「豊橋技術科学大学基金」を創設しました。

 2018(平成30)年には、寄附収入の増加に向け、基金の管理・運営体制を強化するため、「基金運営委員会」及び「基金室」を設置しました。まずは各年度の基金事業計画について基金HP等を活用してお示しし、透明性を高めるなど、寄附いただいた皆様へ「見える化」を行うとともに、課外活動施設倉庫の整備及びトレーニングジムの増設、2019(令和元)年度は弓道場を整備し、厳しい予算の中で先送りになっていた学生のための施設整備を中心に支援を行いました。ここに御礼申し上げます。
 さらに、2020(令和2)年5月に開始した「新型コロナウイルス感染症対策緊急募金」には、多くの皆様から多大なるご寄附をいただき、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている学生に対して緊急に経済的な支援をすることができましたことに深く感謝申し上げます。

 また、基金室と同時に立ち上げた卒業生連携室では、室の目標として同窓会と連携して卒業生との繋がりを強化することを掲げています。卒業生の皆様との関係が継続的に維持され、母校への帰属意識とともに持続的な相互支援の輪が広がっていくことを期待しています。

 本学は、2026(令和8)年10月に開学50周年を迎えます。
 この記念すべき節目を迎えるにあたり、各界からの期待に添うべく、「技術科学で世界を変える」をスローガンに掲げ、次の10年を見据え、新たな時代に対応できる大学づくりを進めるため、記念事業を実施し、今後の発展に向けて推進していく所存です。

 卒業生の皆様をはじめ、本学教職員、教職員OB・OG、個人、企業・団体等の皆様におかれましては、引き続き本学の応援団として、温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

豊橋技術科学大学長代行 若原 昭浩