豊橋技術科学大学

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将来ビジョン

豊橋技術科学大学 将来ビジョン

学長からのメッセージ

 豊橋技術科学大学は、実践的・創造的能力を備えた指導的技術者の養成という社会的ニーズに応えるため、実践的な技術の開発を主眼とした教育研究を行う大学院に重点を置いた工学系大学として、高等専門学校卒業生を主たる対象とする新構想のもとに、昭和51年に設立されました。当時の将来ビジョンは青表紙 として公表されています。その理念、目標は現代も通用する先進的なものでありました。この構想を実現するために技術科学の教育・研究を行い、これまでに多くの技術者・研究者を輩出するとともに、研究、技術開発、産学連携等を通じて社会に貢献してきました。しかし、大学を取り巻く社会情勢は大きく変化しており、大学がそのミッションを遂行するためには、情勢を的確に把握し、変化に適切に対応していく必要があります。本学がこれから迎える50周年、そして100周年に向けて、社会の変革に対応し、常に貢献し続ける大学であるためには、思考と表現の自由の下で、あらゆることに積極的に取り組む精神を涵養すると共に、多角的に問題の根本を探る広い視野と長期的に未来を透徹する眼をもって新しい地平を切り拓くリーダー人材の養成を強化する必要があります。さらに、裾野の広い教育・研究の推進と共に、研究成果の社会実装、応用研究で我が国をリードし、世界に発信していくことが重要です。

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 近年の著しい社会変化や環境変化に対応できるサステナブルな大学を構築していくには、開学当時の構想を基本理念としたうえで、本学の強みや特徴をさらに強化する事はもちろん新しいことに挑戦していく改革によりイノベーションを起こしていくことが不可欠です。特に、今まで以上に、単独では解決が難しい弱点を、全国の高等専門学校、地元の行政、諮問団体、産業界、国際研究機関、同窓生との連携の強化により共創活動のプラットフォームを構築することにより克服していくことが必要です。 私は、学長就任時に、「社会に貢献し、元気な大学を作るー技術科学で世界を変えるー」をスローガンに挙げました。社会に貢献するとは、優秀な学生を社会に送り出す、優秀な研究成果を発信する、そして世界や地域に貢献するということです。また元気な大学を作るというのは、社会に貢献する大学を作るには、なにより教職員や学生である構成員が元気に明るく活動できる環境をキャンパス内に作り上げることが不可欠です。このスローガンのもとに、本学は世界で光るトップクラスの工科系大学を目指し、技術科学で世界を変えていこうという宣言です。
 これを成就していくために、「集めて、繋いで、光をあてる」ということを提案しています。本学は、優秀な学生、教職員、そして充実した環境整備のために外部資金を集め、学内はもとより、高専、地元、国際連携、産学官金連携、同窓会など外部機関とうまくネットワークを構成し全体組織や個人が発展していくような最適な繋がりを作り、そして、目的を定め、その焦点に光をあて大学が支援していくことにより、各目的を成就していきます。
 学長として大事なことは、現在、未来の本学の進むべき方向性を明確に掲げ、構成員のモチベーションを上げるとともに、構成員の意見をよく聞き、トップダウンとボトムアップの意見を最適に調整できるリーダシップです。また、環境変化や忍び寄る危機をいち早く察知し、予兆能力をもった意思決定が大事です。それには、意思決定を、「私利私欲でないか、皆のために役立つのか、公明正大であるか」を常に厳しく自らに問いかけ進んでまいりたく思います。
 この将来ビジョンは、本学教職員が議論を重ねて本学の目指すべき姿を描いたもので、学生をはじめとして教職員、地域住民がキャンパス内で自由闊達な議論を積み重ね、生み出されたアイディアを具現化していく中で、社会が求める人材、技術、知恵、人のネットワークを生み出していくエコシステムを実装した人間中心のキャンパス構想で、現在2022年から10年先である2032年までを考えた将来ビジョンであります。もちろん、先ばかりを見つめるのだけでなく、足元をしっかり見つめた「脚下照顧」の精神を忘れず現在を精一杯活動し、結果、成果をだしていくことは言うまでもありません。この将来ビジョンは、本学教職員、学生、保護者、社会に本学が宣言するもので、皆様の益々のご指導・ご支援を今後ともお願いする次第であります。

豊橋技術科学大学
学長 寺嶋 一彦
Terashima,Kazuhiko

豊橋技術科学大学の使命と目指すべき大学像(ビジョン)

大学の使命

 実践的な技術の開発を主眼とした工科系大学として、社会的ニーズに応える研究を牽引できる人材を育成し、研究成果の社会実装を進める事で人類社会の持続的発展に貢献します。

チャレンジし続ける大学

 劇的な変革に直面する現代社会において、産学連携、社会と連携した教育など大学教育に新機軸を導入してきた大学として、これからも大胆な挑戦を続け、社会の変革に即応できる人材を養成する大学を目指します。

地域や高専と共に歩む大学

 開学以来、密接な関係にある地域社会 、主たる学生の輩出元である高等専門学校との連携を高い次元に引き上げ、高等専門学校が立地する地域をも含めた共創の取り組みを深化させて、地元及び高専と共に歩む大学を目指します。

技術科学とは

技術を支える科学の探究によって新たな技術を開発することで、次代を切り拓く研究成果の創出と社会実装を推進し、人類社会の持続的発展に貢献します。

技術科学戦略-15の重点戦略

1.教育(重点戦略1・2・3・4)

 高等専門学校(以後、高専)及び学部1、2年で学んだ専門を基礎とし、個々の学生に合わせた学びの場を創出することで個性を伸ばし、自ら考える力を高めることで、現代の多様化・複合化が進み急速に発展する科学技術への対応力と持続的学習能力を強化します。また、本学の教育のCPS(サイバーフィジカルシステム)/DX(ディジタルトランスフォーメーション)を推進することにより、技術者/研究者として専門分野と融合・複合的な視野を兼ね備え、イノベーションを創出できる能力を高め、自らが1つの専門分野をもつと共に他の専門分野の人材とのつながりを作れる人材(H型人材)を育成します。

重点戦略1 学生の創造力を伸ばす教育プログラム等の導入

  • 1.自ら考え、学び合う、動機駆動型教育(新らせん型教育)の新構築

    多様な集団の中で教え、学び合う共創教育科目群や学びの場(ラーニングコモンズ/イノベーションコモンズ)を整備し、動機駆動型教育(新らせん型教育)を実現します。

  • 2.個々の学生に応じた「オーダーメイド型教育」の実現

    学生の能力や志望、経験を踏まえた多段階の教育DX(カリキュラム開発やメディア教材、ハイブリッド型授業、柔軟な時間割等)を推進し、オーダーメイド型の学びを実現し、キャリアパスを支援します。

  • 3.学生の自主的な挑戦を通じた、社会実装力強化型教育の充実

    学生主体でSDGsやGX(グリーントランスフォーメーション)に取り組む課題解決プロジェクトを推進し、自課程・専攻に限らない複合・融合科目、大学院生と学部生が一緒に取り組む協働科目、本学学生に⾼専生及び地域住⺠が加わり取り組む実践型協働科⽬を設置することで、さらに専門力と実践力の強化を図ります。

重点戦略2 高専生、社会人が切れ目なく学べる教育プログラムの充実と発展

  • 1.高専から社会人までを網羅するシームレスな教育体系の整備

    高専(本科)から大学院までの⼀貫した教育を踏まえ、課題解決力強化のための単位や科目の互換と、教育プログラムの共同開設を推進するとともに、地域等の課題に応える教育プログラムを構築し、ステークホルダーである学生や企業、地域(社会人)のニーズに応える切れ目のない持続的な学習を可能とする教育プログラムを教育課程に実装します。

重点戦略3 CPS技術を駆使した革新的デジタル実装教育プログラムの導入

  • 1.全学共通のCPS教育及びDX教育の確立

    学部・大学院⼀貫教育の中で高度な理論体系の理解と実践力を高めるため、CPS及びDX教育科目を全学共通科目として実装します。

  • 2.XR(クロスリアリティ)技術を用いた、教材及び教育法の開発と活用

    高専や他大学、外部研究所等と連携して、拡張現実(AR)をはじめとするXR技術を⽤いた教材及び教育法を開発し、オンラインによる高度な技術の学習が可能なCPS技術教育プログラム(仮称)を構築し、実施します。

重点戦略4 社会との密接な連携による社会実装力を高める教育プログラムの強化

    • 1.産学連携教育及び学外連携教育の体系化による人材育成プログラムの強化

      実務訓練、MOT、アントレプレナーシップ教育等、実践的な課題解決プログラムを共通科目のなかで体系化、再構築するとともに、本学に構築される「集積Green-niX研究・人材育成拠点」で推進する半導体⼈材育成プログラムや、グリーン/XRテクノロジー人材育成プログラム等を開発し、充実させます。

    • 2.地域課題を技術科学で解決する技科大リベラルアーツ教育の開発

      地域及び企業の課題を発見しこれを解決できる人材育成のため、従来の理工系分野の枠を超えた異分野融合及び学際領域の素養を身につける技術科学リベラルアーツ教育科目を開発し実践します。

    • 3.新たな技術科学を学ぶ実践的リカレント教育の推進

      産業や社会の変化に対応するため、新たな技術科学や標準化等を体系的かつ実践的に習得できる社会⼈、卒業⽣向け教育コンテンツやプログラム、博⼠前期後期課程社会⼈コースを整備し、拡充します。

2.研究(重点戦略5・6・7・8)

 重点研究分野を設定して本学の保有する研究シーズの強化し、展開を図ると共に、教員、大学院生、地域企業等の研究者の自由な構想による研究を支援することで、具体的な技術や製品に結びつける応用研究と、その成果の社会実装と実用化において全国、及び世界のトップクラスの研究大学を目指します。

重点戦略5 重点研究領域を設定し、学内外による研究チームを組織した研究を推進

      • 1.イノベーションを創出し世界を先導する半導体研究拠点の構築

        エレクトロニクス先端融合研究所を核に、半導体・センシング科学研究の拠点を整備し、基礎研究、プロトタイプ開発から社会実装までを一気通貫した研究等、ニーズに即応する産学連携による研究体制を強化することで、イノベーションを創出します。

      • 2.リサーチセンターの拡充による重点研究分野の対応力の強化

        リサーチセンターを、社会的ニーズに基づく重点研究を推進する場として再編・拡充し、学内外の連携を強化して異分野融合研究等、多様化、複雑化する研究分野への対応力を強化します。

重点戦略6 高専及び地域産業界と連携した研究成果の社会実装と実用化の推進

      • 1.地域の中核となるDX拠点を構築し、⾼度な知の集積と活用による地方創生への貢献

        学内の研究成果、ノウハウ、研究者情報、地域のデータを電子化し活用するDX拠点を構築し、高度な知の集積の下に⾼専や地域産業界と共に地方創生を担う、革新的モノづくり拠点を学内に整備し、研究成果の社会実装及び実用化を推進します。

      • 2.高専及び地域産業界と連携した研究チームを編成し、多様な研究プロジェクトへの対応力強化

        高専、企業、自治対と大学間の人事交流や研修、クロスアポイントメント制度の活用を推進し、国内外の地域及び企業の課題を解決する研究プロジェクトへの好適な研究チームを編成し、対応力を強化します。

      • 3.キャンパスを実証試験フィールドとした実証研究の推進

        例えばカーボンニュートラル(CN)等の研究開発と実証研究を推進するため、産業界と連携してキャンパス内に実証試験フィールドを構築します。さらに、蓄積されるデータを活⽤して社会実装につなげます。

重点戦略7 学内外の研究者や学生による自発的研究促進の環境を整備し、新しい構想による研究開発の芽を育てる

      • 1.ラーニングコモンズとイノベーションコモンズの有機的連携による若手研究プロジェクトの推進

        40周年記念事業で整備したマルチプラザ(ラーニングコモンズ)と対をなすイノベーションコモンズを50周年記念事業の連携事業として整備し、地域の若手技術者・研究者との協働による萌芽的研究や学生発案の研究プロジェクト、及び起業化(スタートアップ)を推進します。

重点戦略8 大学院生を研究者と位置づけた研究活動支援策の拡充

      • 1.大学院生を主体とした研究活動を支援する組織の整備と支援制度の拡充

        大学院生に対する研究活動の支援策を企画、実行する組織を見直し、当該組織により例えば企業との共同研究を基盤とした大学院生のフェローシッププログラム制度をはじめ、起業希望者に対する経営パートナー紹介制度の導入やオープンラボを用いた学生協働研究プロジェクトの創出や起業化(スタートアップ)の推進など、大学院生を主体とした研究活動の支援制度を拡充します。

3.社会との共創(重点戦略9・10・11)

 本学の強みであるCPS、ロボット、センサー、情報制御技術を基盤として、農業、食、健康産業、モノづくり産業を特徴とする豊橋・東三河地域社会や、⾼専、企業との共創を進める事で、地域の新たな付加価値を創造して地域経済好循環を駆動し、地方創生SDGsを推進し強靭で持続可能な地方の創生に貢献します。

重点戦略9 地域共創プラットフォームの構築による地域の活性化

      • 1.新技術開発の中心となる開発拠点の拡充と、研究成果の展開と実装化の推進

        学内拠点に加えて研究開発の拠点となるサテライトを整備し、高専、産業界、国際研究機関との共同研究などを通じSociety5.0対応のCPS及びGX研究とその実証研究成果を展開、実装化を進め、地元(東三河)と共に歩み成長していきます。

      • 2.地域の課題解決をリードする地域共創プログラムと 社会人向け教育の推進

        地元豊橋・東三河地域社会や近隣大学と本学の学生が協働する「まちなかプログラム」、共創型人材育成プログラムを拡充するとともに、高専及び長岡技術科学大学との共同教材開発を推進し、高専等をサテライト会場とした遠隔地へのサービス提供など社会人向け教育コンテンツの共同利用・配信体制を強化します。

重点戦略10 高専との連携による地域経済好循環への貢献

      • 1.高専との教育研究ネットワークの強化による全国の地域社会との共創の推進

        高専との教育研究ネットワークを積極的に強化して、豊橋・東三河は勿論のこと、高専が立地する地域 の産業活性化や差別化の支援、地域社会との共創を推進し、新産業創出や地域振興の全国展開に貢献します。

      • 2.高専と連携した地域課題の抽出と、その解決に向けた共同研究の推進

        高専との連携の下で地域の短期的、長期的な課題を抽出し、共同研究を推進することで地域課題の解決を図ります。

重点戦略11 国際ネットワーク構築と国際サテライトオフィスを活用したグローバル活動の強化

      • 1.戦略的な国際ネットワークの構築による教育研究、人的交流の持続的活性化

        国際連携教育や国際産学連携などの教育研究活動を重点的に行う大学を特定し、活動支援リソースを重点配分することで常にアクティブで実り多きTUT国際ネットワークハブを構築します。

      • 2.グローバル教育プログラムの再構築による教育到達水準の高度化

        教育DXを踏まえて本学で実施している複数のグローバル教育プログラムを整理・再編し、グローバル⼈材教育の質を担保する統⼀的な教育カリキュラムの下で到達水準の高度化を図ります。

      • 3.東南アジア及び欧州と本学をつなぐ海外拠点の構築

        東南アジアにおける国際共同研究や国際産学連携活動など、マレーシア ペナン海外拠点における教育研究活動を再活性化すると共に、欧州に新たな拠点を整備することによって、本学の重要なパートナー国との実質的な教育研究交流をグローバルなスケールで実施する基盤を構築します。

      • 4.単位付与型短期留学を含む学⽣の海外留学プログラムの充実化

        全学的なグローバル教育プログラムの⾒直しと連動し、現在の海外派遣に対する学⽣ニーズ調査を踏まえて、学⽣の希望する単位付与型短期留学プログラムを、重点交流校を中心に確立します。

4.多文化、多様性を尊重し、共生できる活力のあるキャンパスの実現(重点戦略12・13)

 本学の強みである留学生とのキャンパスライフに加えて、多様な経験や文化的背景、性別、国籍、能力をもつ学生が、共に学び合い、学生の創意、発意に基づく学⽣活動の支援により、活力に富んだ充実した学生生活をおくれるキャンパスの構築を目指します。

重点戦略12 多様な経験を有する学生の受け入れとキャンパス活動支援の充実

      • 1.学ぶ動機や能動的学びへの適性など学力試験以外の評価も取り入れた総合判定による新入試制度の導入

        選抜方法の改善にとどまらず、素養や経験、学ぶ動機を評価するための面接試験に加え、女性枠の導入など大胆な入試プランについて検討します。

      • 2.多様な背景を有する学生が共に学び合う学習環境の整備

        ダイバーシティを推進し、多様な背景をもつ学生が共に学び合えるキャンパス、メディア教材や、弾力的なカリキュラムの編成により、幅広い学習ニーズに対応する環境を整備します。

      • 3.学生が主体的に取り組む授業外活動の支援強化

        学生主体のSDGsやGXプロジェクトなどの正課の教育プログラムから派生したサークル活動など、学生の授業外活動支援を強化し活性化します。

重点戦略13 学生への教育、キャリア支援、経済的支援の充実

      • 1.博士後期課程学生への支援強化

        共同研究講座(大学と企業との共通の研究課題に取り組む研究組織)や博士後期課程学⽣の研究員雇用を前提とした共同研究の実施など、博士後期課程学生への恒常的な支援を強化します。

      • 2.協働プロジェクトへの学生参画を通じたキャリアパス支援

        イノベーションコモンズを活用した学生が参画する協働プロジェクトを創出し、学生のキャリアパス獲得を支援します。

      • 3.同窓会との連携強化

        国内同窓会、海外同窓会との密な連携を通じて同窓生間のネットワーク充実を支援し、在校生への就職支援や本学との協創による取り組みの展開など、在学生と卒業生との年齢や出身系を越えた互恵関係を同窓会とともに育んでいきます。

5.大学のリソースを活用した組織と経営力の強化(重点戦略14・15)

 多様な能力を有する人材の雇用や育成により大学改革への対応力を高めると共に、教育研究設備の戦略的整備を進めます。また、大学の持つ知財、経験知、教育リソースの社会還元を通じて外部資金獲得を強化し、財源を多様化して経営の安定化につなげます。

重点戦略14 大学のリソースの拡充と活用による組織と経営力の強化

      • 1.多様な経験と能力をもつ人材の獲得と育成

        実務やマネジメント経験など、多様な経験と能力をもつ人材を確保し、育成することで、長期的な視点に基づく経営力の向上と迅速な対応を求められる大学改革への対応力を強化します。

      • 2.外部資金等の多様化による安定的な財務基盤の確立

        公的資金の他、大学のリソースを社会に還元していくなかで、共同研究、受託研究、受託事業等の拡充、産業界や社会からの投資、寄附金、基金、資金運用など外部資金等の多様化を図り、中長期の財務基本方針、具体的な財務計画、資金運用計画を策定し、安定的な財政基盤の構築を目指します。

重点戦略15 施設及び設備の戦略的な整備

    • 1.施設の計画的整備と改修による重点戦略項⽬を遂行できる環境の構築

      既存施設の改修と共用スペースの計画的確保により、ラーニングコモンズ、イノベーションコモンズ等の産学連携活動のスペースを拡充し、将来ビジョンの実現に必要な環境を構築します。

    • 2.教育研究設備整備マスタープランの拡充による教育研究環境の整備

      将来ビジョンに基づいて教育研究に必要な大型の研究設備類の整備計画を策定し、新規設備の導入と共に重点設備の計画的アップデートにより、教育研究環境を維持します。

        

[初版作成]2022.8.31 / [最終改訂]2023.3. 9
総務課

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