豊橋技術科学大学

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横山 博史(よこやま ひろし)

所属 機械工学系
職名 教授
専門分野 流体工学,空力音響学,数値流体力学, 熱音響工学
学位 博士 (工学)(東京大学)
所属学会 日本機械学会, 自動車技術会, 可視化情報学会, 日本流体力学会, AIAA (アメリカ航空宇宙学会)
E-mail h-yokoyama@me
※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください
研究室web https://ec.me.tut.ac.jp/
研究者情報(researchmap) 研究者情報

研究テーマ(シーズ1)
高速輸送機関から発生する空力音の数値予測

研究の技術分野 流体力学, 空力音響学, 数値流体力学
研究の段階・状況 研究継続中
キーワード 空力音, 直接計算, 分離計算, フィードバック音, 圧縮性解析
提案者 横山博史
連絡先 横山博史 h-yokoyama@me ※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください

 飛行機・高速車両・自動車などの輸送機関やファンなどの流体機器からは渦の変形などの流れの非定常現象により空力騒音が発生する.こうした空力騒音の発生機構の解明および低減手法の確立を目指し,流れと音の直接計算により研究を行っている.また,風洞を用いた実験により解析精度の検証も行っている.
 高速車両の車両車間部などで問題となるキャビティ音,ファン騒音,自動車のグリル・ドアミラー周りの流れに起因する騒音に関して研究を行っている.特に, 複雑な形状や移動物体を有する工業製品まわりの流れからの音の発生に関しては, Volume penalization法に基づく直交格子を用いた効率的な解析手法を提案している.

自動車部品から発生する空力騒音
ドアミラーの微小段差を模擬したモデル周囲の流れから発生する空力騒音

主要な研究設備等

○流れと音の直接計算が可能な計算コード. 直接計算・分離計算.
○並列計算が可能な計算機.
○空力音の予測手法に関する知見.

基本となる特許・解説記事・研究論文等

  1. 横山博史,篠原大志,中島崇宏,宮澤真史,飯田明由, 層流境界層中におかれた折れ部を上流に有する曲面端部から生じるフィードバック音の直接計算, 日本機械学会論文集, 81(826) 1-15 2015
  2. 横山博史, 飯田明由, 低マッハ数の角柱周りの流れにおける空力音源, 日本機械学会論文集B編,79(799), pp. 344-355, 2013.
  3. H. Yokoyama, K. Kitamiya, and A. Iida, "Flows around a cascade of flat plates with acoustics resonance", Physics of Fluids, 25(10), 106104, 2013.
  4. H. Yokoyama and C. Kato, Fluid-acoustic interactions in self-sustained oscillations in turbulent cavity flows. I. Fluid-dynamic oscillations, Physics of Fluids 21, 105103 (2009).
  5. H. Yokoyama, Y. Tsukamoto, C. Kato, and A. Iida, Self-Sustained Oscillations with Acoustic Feedback in Flow Over a Backward-Facing Step with a Small Upstream Step, Physics of Fluids19, 106104 (2007).

実施可能な共同研究の形態

共同研究一般


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