学部から博士前期課程までの一貫教育で、グローバルに活躍する技術者・研究者を養成する、【グローバル技術科学アーキテクト養成コース（GAC）】の第1期生が、このたびコースを修了し、3月23日の大学院修了式において、コース修了の認定証を授与されました。
また、一期生のうち5名が、「グローバルリーダー賞」を受賞し、同日、表彰式が行われました。この賞は、学内・地域・海外での活動で率先してリーダーシップを発揮し、本学のグローバル化推進に貢献した学生を表彰するものです。今回受賞した5名は、2017年の入学以来、GAC第1期生として、コース生の居住するTUTグローバルハウスでの様々な活動を先導し、後輩の指導にあたった他、研究や課外活動などの分野においても顕著な活躍をしてきたことが評価されました。
表彰式では、角田理事・副学長（スーパーグローバル大学創成事業推進本部長）から賞状と記念品が授与されました。続いて行われた懇談では、各自がGAC立ち上げ期の苦労を懐かしみ、修了後も一期生としての経験を生かしていくことを誓いました。
「グローバルコミュニケーション能力」「多様な価値観の中での課題解決能力」「世界に通用する人間力」の3つのスキルを身につけ巣立っていくGAC修了生の、今後の活躍に期待しています。

【グローバルリーダー賞 受賞者】

• 電気・電子情報工学専攻 博士前期課程修了　川上千夏さん
• 電気・電子情報工学専攻 博士前期課程修了　富永凌也さん
• 電気・電子情報工学専攻 博士前期課程修了　吉原優紀さん
• 建築・都市システム学専攻 博士前期課程修了　宮地祐一さん
• 建築・都市システム学専攻 博士前期課程修了　Lim Jia Yenさん

4月23日に、豊橋技術科学大学と医療法人澄心会の連携の推進に関する協定書調印式及び「豊橋ハートセンタースマートホスピタル共同研究講座」の開設式を行いました。
本学と医療法人澄心会は、両者の知識、経験及び人的資源を相互に活用した研究及び教育連携の推進に関する協定を締結しました。
調印式には本学 寺嶋一彦学長および医療法人澄心会 鈴木孝彦理事長はじめ、双方の関係者が出席し、協定書に署名が行われました。
また、本協定に基づき、医療法人澄心会（豊橋ハートセンター）が今後予測される医療、ヘルスケア環境の変化、デジタル化の推進に伴い「音声入力によるAI自動問診・カルテ作成支援システム」及び「AI 活用循環器画像診断システム に関する研究」等を実施していく「豊橋ハートセンタースマートホスピタル共同研究講座」が開設（設置期間：2021年4月1日～2026年3月31日）され、次世代スマートホスピタルの実現に向けた共同研究を行ってまいります。
なお、本学における共同研究講座の開設は４例目です。今後、より一層の産学連携の推進を図ってまいります。