一つのセンサで建物の異常を簡易的に特定する ~持続可能な社会の実現に向けた建物の健全性評価に~
プレスリリース | 2025年5月26日
豊橋技術科学大学 機械工学系 機械ダイナミクス研究室の田尻大樹助教と河村庄造教授は、建物の最上階に設置された慣性型加振器で測定される力の周波数応答のみから建物の柱の剛性低下を簡易的に特定する手法を開発しました。
この手法では、従来必要とされていた加速度センサなどを複数の階に設置することなく、力センサだけで建物全体の異常を診断することができます。
この研究成果は、国際学術誌「Mechanical Systems and Signal Processing」に掲載されました。