研究シーズの泉

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タイヤの振動解析はお任せください

タイヤの力学特性に関する研究

ステータス 基礎 実証 実用化準備

概要

私たちの周りにある機械や構造物に関わる動的特性について振動工学の側面からタイヤの力学特性に関する研究を行っています。現象理解を目的にとして実験による可視化および数値モデル化に取り組んでいます。

従来技術

・低周波領域のモード特性同定
・有限要素法による詳細なモデル

優位性

・高周波領域のモード特性同定
・高速回転体の変形挙動計測
・簡易なタイヤ物理モデル化

特徴

タイヤは高減衰構造体であり、路面と接地。転動することで大変形を状態を繰り返しながら使用される自動車部品です。接地・転動するという動力学的境界条件の変化、変形に伴う構造上の特性変化、主材料であるゴムの材料特性の影響を受け、その力学特性は複雑です。
本研究はタイヤの力学特性を解明することを目的に、タイヤの物理モデルの開発や実験手法の開発に取り組んでいます。

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タイヤ物理モデル
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回転時のトレッドブロック変形計測

実用化イメージ、想定される用途

・振動特性の解明による省エネ、低騒音などの乗用車や業務用車両のタイヤ開発
・回転体構造物の振動低減

実用化に向けた課題

力学特性の設計パラメータへの落とし込み

研究者紹介

松原 真己 (まつばら まさみ)
豊橋技術科学大学  機械工学系 助教
researchmap

研究者からのメッセージ(企業等への提案)

この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。

知的財産等

掲載日:2020年07月28日
最終更新日:2020年07月28日