
顔らしさが無意識下処理に影響する ~曖昧性と顔の知覚~
プレスリリース | 2024年10月28日
我々の脳には、限られた視覚情報でも顔を素早く識別できる認知メカニズムがあります。
豊橋技術科学大学では、この現象に注目し、無意識下での顔らしい曖昧な視覚刺激に対する脳の処理を調査しました。
情報・知能工学系の視覚認知情報学研究室及び認知神経工学研究室の研究チームは、片目に高速で画像を提示して他方の目の視覚情報を抑制する「連続フラッシュ抑制(CFS)」という手法を用いて、無意識下での曖昧な画像に対する処理メカニズムを調べました。
研究の結果、曖昧な白黒刺激であっても、顔らしい場合はより早く意識に上ることが判明しました。この結果は、顔に関する手がかりが最小限でも脳が迅速に反応することを示唆しています。
なお、この研究成果は2024年9月27日付でJournal of Vision誌にオンライン掲載されました。
https://doi.org/10.1167/jov.24.9.18
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