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マレーシア海外拠点創設10周年記念式典を実施

イベント報告 | 2024年3月12日

本学では、2013年にマレーシア・ペナンに海外拠点を設置し、現地での国際セミナーや海外実務訓練、高専生のための海外研修、高専や技科大の教職員のためのFD/SD研修など様々な取組を実施してきており、2023年で拠点設置10周年を迎えました。これを記念し、2月27日に、マレーシア・ペナンのEastin Hotel Penangにおいて、マレーシア海外拠点開設10周年記念式典を開催しました。

式典は、第1部:シンポジウム「Symposium on Research and Innovation for Sustainable Future」、第2部:ラウンドテーブル「Strengthening the Network Towards the Next Decade」、第3部:記念祝賀会「Commemorative Reception Dinner」の3部構成で、本学協定校マレーシア科学大学との共催のもと開催しました。教育機関関係者、現地企業関係者、地域・社会連携関係者、本学同窓生など総勢80名ほどの現地出席者にオンライン参加者を加えた延べ100名ほどを迎えて式典が執り行われました。

第1部のシンポジウムでは、高山弘太郎機械工学系教授、Assoc. Prof. Ts. Dr. Asmarashid PONNIRANトゥン・フセイン・オン・マレーシア大学(UTHM)電気電子工学部長、吉田祥子ダイバーシティ推進センター教授、Assoc. Prof. Dr. Asrulnizam Abd Manafマレーシア科学大学(USM)マイクロエレクトロニクス・デザイン・エクセレンス・センター(CEDEC)所長及びProf. Ir. Ts. Dr. Shahriman Abu Bakarマレーシアぺルリス大学(UniMAP)機械工学部長の5名による研究に関する講演が行われ、Prof. Dr. Habibah A. Wahabマレーシア科学大学(USM)副学長(研究・イノベーション担当)及びLim Pang Boey学長特別補佐(マレーシア海外拠点担当)より、総括と感謝の言葉が述べられました。

第2部のラウンドテーブルでは、大学関係者に加え、現地企業の関係者も入り、「Research Collaboration」と「Education Collaboration」の2つのトピックについて、活発な意見交換が行われました。

第3部の記念祝賀会には、在ペナン日本総領事館の川口伊靖総領事、Prof. Dato' Seri Ir. Dr. Abdul Rahman Mohamed, FASc. USM学長、UTHM代表、UniMAP代表、現地企業関係者、高校・専門学校関係者、本学卒業・修了生及び本学関係者等が出席しました。祝賀会冒頭、寺嶋一彦学長からのビデオメッセージが投影され、その後、Rahman USM学長による挨拶が行われました。次いで、戸髙義一実務訓練委員会委員長による発声で乾杯しました。また、川口総領事及びDato' Dr. Goh Teik Cheong M.E.I社専務取締役より、祝辞をいただきました。

記念祝賀会では、本学のマレーシア海外拠点10周年を記念し、Rahman USM学長とLim学長特別補佐による記念品の交換が行われるとともに、本学海外拠点における活動への貢献があった個人11名及び本学の海外実務訓練での学生受入れに協力いただいている企業11社に対して、感謝の盾の贈呈を行いました。

今回の式典は、これまでのマレーシアでの活動を振り返り、地元関係者の支援に感謝を伝えるとともに、今後の更なる継続的・発展的な協力関係を構築する機会となりました。また、本学の卒業・修了生も多数出席し、今後の同窓生の活動の活性化が期待される好機となりました。この式典をきっかけとして、コロナ禍以降の学生交流・教職員交流・国際共同研究等の再活性化と更なる発展や、マレーシア・ペナンにとどまらない、ASEANにおける活動のハブとしての活動範囲の拡大が期待されます。

240312report-1.jpgシンポジウムの様子

240312report-2.jpgラウンドテーブルの様子

240312report-3.jpg寺嶋学長によるビデオメッセージ

240312report-4.jpgRahman USM学長

240312report-5.jpg感謝盾の贈呈

240312report-6.jpg感謝盾の贈呈

240312report-7.jpg集合写真

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