豊橋技術科学大学

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ASEAN・アフリカを中核とした工学教育のグローバル循環プログラム(博士後期課程)3期生の学内教育実習を実施しました。

イベント報告 | 2021年8月 4日

 本学ではASEAN・アフリカ等の地域から本学の博士後期課程に留学し、現地の教員または教員を目指している留学生と本学学部学生との国際共修授業を過去3年間実施してきました。今年度は、本プログラムの最終入学年度の留学生として、アフガニスタン、インドネシア、エジプト、タンザニア、ベトナムから合計5名の留学生が本プログラム(文部科学省2017年度「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」採択プログラム)に参加し、国際共修授業を受講しました。

 今年度の本授業は学部1年次の英語特別演習(担当教員:池松 峰男教授)の一部において実施しました。はじめに留学生から自国の持続可能な開発目標(SDGs)に関係する課題についてのビデオ(英語)がオンデマンドで共有され、日本人学生は留学生の国の状況について学びました。その後、各グループに分かれて留学生のファシリテーションの元、解決策について議論し、講義の最後に各グループで話し合った解決策を英語で発表しました。

 今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、Google Meetでのオンラインでの実施が中心となりましたが、最後のセッションは対面で行うことができました。インドネシア人留学生からは、インドネシアにおける都市部と農村部の教育格差に関する問題定義がなされました。それに対して、日本人学生からは、太陽光発電等の再生可能エネルギーを有効活用した遠隔教育システムや都市部と農村部の教員研修制度といった解決策の提案があり、インドネシア以外の留学生とも意見交換しながらよりよい解決策について話合いました。最終発表では、ディスカッションの中で「都市部と農村部の教育格差は本当にすべて平等にすべき問題か?」ということについて議論になり、留学生から「農村部でなければできない地域特有の資源を活かした教育(例えば、漁業や農業等に特化した教育)も可能ではないか」という提案があり、多様な解決策についての理解を深めました。

 本講義を通じて学生は、実際に留学生と英語でのディスカッションを経験することで、多様な価値観や考え方に触れながら英語の運用能力を養っています。一方、留学生は課題解決型の教育手法について理解を深め、日本での教育経験を通じて自身の異文化対応力と教育力を養っています。

210802grp1.jpgグループディスカッション(オンライン)の様子

210802grp2.jpg最終発表の様子

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