吉田 絵里(よしだ えり)
研究テーマ(シーズ1)
機能性高分子界面活性剤の開拓
研究の技術分野 | 化学・化工 ナノテクノロジー |
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研究の段階・状況 | A2 A1とA3の中間 |
提案者 | 吉田 絵里 応用化学・生命工学系 |
連絡先 | Tel :0532-44-6814 Fax :0532-48-5833 E-mail:eyoshida@chem.tut.ac.jp |
当研究室では、種々の機能をもつ高分子界面活性剤を合成しています。リビングラジカル重合法を用いているので、手軽に合成でき、かつコストもかかりません。当研究室で開発した高分子ミセルは、種々の物質変換をミセル内で起こすことができるナノスケールの球状超微粒子です。また、この超微粒子は、外部刺激に応答するインテリジェントポリマーとしても機能します。さらに、ガスセンサーをはじめ、脱臭剤やはっ水剤、ナノ酸化剤、ナノ還元剤、化粧品組成物など、幅広い用途をもっています。
基本となる特許・解説記事・研究論文等
1)吉田絵里, 「非両親媒性ポリマーのミセル形成」(総説), 表面, 41(5), 25 (2003).
2)吉田絵里, 「物質変換機能を持つ球状高分子ナノ粒子の創製」(総説), 化学工学, 58 (5), 400 (2007).
実施可能な共同研究の形態
共同研究の実施形態 :主に大学で実施
大学への研究員等の受入 :可能
企業への専門家等の派遣(不定期を含む):可能