2020.09No.150(オンラインNo.32)

文字サイズ

★新任教員紹介

ホーム > ★新任教員紹介

もくじ

Chapter1機械工学系教授 高木 賢太郎(たかぎ けんたろう)

tempaku150takagi.jpg

2020年4月に名古屋大学から本学に着任をいたしました。専門はスマートマテリアルと制御工学です。電気や熱に応答して変形や収縮する材料(スマートマテリアル)を使って、ロボットの「人工筋肉」や機械の駆動要素へ応用しようとしています。またスマートマテリアルの物理やシミュレーション、制御方法などの基礎についても研究しています。これまで本学には特別講義や共同研究、学会運営などで何度か足を運んだこともあり、縁を感じております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

Chapter2機械工学系教授 土井 謙太郎(どい けんたろう)

tempaku150doi.png

2020年4月に機械工学系の教授に着任いたしました土井謙太郎と申します。豊橋には山も海も近くにあり、このような恵まれた環境で仕事ができることを幸せに思います。さて、私はこれまで、マイクロ・ナノスケールの空間における熱流体現象に興味を持って研究を続けてきました。微小な空間では、身近には感じることのできない面白い現象がたくさん見られます。それらの理解を深め、さらなる応用へと発展させたいと考えています。これから、スタッフや学生の皆さんとともに世界一を目指して頑張ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

Chapter3機械工学系助教 武田 洸晶(たけだ みづき)

tempaku150takeda.jpg

2020年4月に機械工学系の助教に着任しました武田洸晶です。専門はロボティクスで、特に福祉ロボットとロボット倫理を研究しています。少ないセンサで人の姿勢を測定して適切な支援を行うロボットの開発や、人工知能に基づいて動作するロボットが不安を与えずに人間を支援する手法の研究を行っています。若輩者ではありますが、本学での研究・教育に精一杯努めますので、どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter4機械工学系助教 山崎 拓也(やまざき たくや)

tempaku150yamazaki.jpg

初めまして。山崎拓也と申します。
2020年4月より、環境エネルギー変換工学研究室の助教として着任しました。昨年度の3月に本学の博士後期課程を修了したばかりです。これまで、「くん焼」と呼ばれる、線香やたばこで観察される燃焼のメカニズムの調査を行ってきました。くん焼は建物や航空機などの火災や、大規模な森林火災に関わる重要な現象です。燃焼現象の理解し、防災につながる研究を続け、社会に役立つ技術の創出に貢献していきます。

Chapter5機械工学系特任助教 Abdallah Farrage (アブドウラ ファラッグ )

tempaku150Farrage.jpg

My name is Abdallah Farrage. I am from Egypt. I was employed as a specially appointed assistant professor in mechanical engineering of Toyohashi University of Technology from March 2020. I completed my doctoral degree in September 2019 in the same university. My laboratory is Systems Engineering Laboratory, and I am interesting in control theory and adaptation control techniques. Additionally, I have conducted many studies in friction compensation for industrial CNC machines. Currently, I am working on a rotary crane system, which is used in various industrial and environmental applications. I am focusing on trajectory generation for the boom motion using different optimization techniques to enhance traveling cost, time efficiency, and load sway suppression. I will do my best to continue developing our university.

Chapter6機械工学系特任助教 Khoo Pei Loon(クー ペイ ルーン)

tempaku150koo.jpg

2020年3月に機械工学系の特任助教に着任しましたKhooです。私はマレーシアから来ました。豊橋技術科学大学の卒業生です。所属研究室は薄膜材料研究室で、現在は太陽電池や水分解に用いる光電変換機能を有する低コスト酸化物半導体を中心に研究を行い、英語論文や発表の推進と支援を取り込んでいます。研究交流、教育にはもちろん、国際共同研究などにも頑張って貢献する所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter7機械工学系特任助教 ju Xiaoyu(ジュシャオユ)

tempaku150ju.jpg

2020年4月に機械工学系の特任助教に着任しましたJu, Xiaoyu (ジュシャオユ)です。環境エネルギー変換工学研究室に所属しております。主な研究分野は新型多孔質媒体バーナの開発及び火炎燃焼動力学に関する基礎研究です。関連企業に技術的・科学的支援を提供すると同時に、火災安全に関する科学的研究に貢献することを目的としています。よろしくお願いします。

Chapter8電気・電子情報工学系教授 八井 崇(やつい たかし)

tempaku150yatui.jpg

2020年4月に電気・電子情報工学系の教授に着任しました八井崇と申します。専門はナノフォトニクスで、小さい光の粒である近接場光(きんせつばこう)を使った、表面平滑化とそれを応用した量子センサー、人工光合成、受光センサーなどの研究を行っています。父が長岡技科大に勤めていたこと、また母方の実家が東三河ということもあり、本学に着任できたことに縁を感じております。本学の発展に貢献できるよう研究、教育に邁進したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter9電気・電子情報工学系助教 崔 容俊(チェ ヨンジュン)

tempaku150Choi.jpg

2020年4月1日付で助教に着任しました崔容俊と申します。専門はCMOSやMEMS技術を用いたバイオセンサで、現在は光の波長を分離するイメージセンサの研究に取り組んでいます。特に医療・農業・化学などの分野で応用可能な高感度かつ高選択性を有するバイオセンサの実現を目指して研究を進めて参ります。研究・教育者として至らない点も多々あるかと存じますが、頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter10電気・電子情報工学系特任助手 村田 芳明(むらた よしあき)

tempaku150murata.jpg

2020年3月に電気・電子情報工学系の特任助手として着任いたしました、村田です。本学の「大樹プログラム」の採択生で、博士後期課程に在学しながら、研究業務にあたっています。専門は電気化学です。近年現行のリチウムイオン電池にも、安全性やコストなど問題点が指摘されるようになってきました。私は、リチウムを用いない次世代二次電池系であるカルシウムイオン二次電池を研究しており、将来的な電池の性能向上につなげられればと思っております。

Chapter11情報・知能工学系講師 太田 健吾(おおた けんご)

tempaku150otal.png

2020年4月に情報・知能工学系に着任しました、太田健吾です。専門は音声言語処理という分野で、人の言葉や声をコンピュータに理解してもらうための研究をしています。私は7年前に本学で博士後期課程を修了し、徳島県にある阿南工業高等専門学校で教員をしていました。高専と技科大の教員交流制度で、今年1年間だけ本学にお世話になります。高専と技科大の交流が今後ますます活発になるよう貢献できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter12情報・知能工学系助教 高橋 茶子(たかはし ちゃこ)

tempaku150takahashi.jpg

2020年4月に着任しました、情報・知能工学系の高橋茶子と申します。専門分野は情報統計力学および統計的機械学習で、特に情報統計力学における近似(複雑な計算を簡略化して計算時間を高速にする処理)についての研究に力を入れています。博士課程を修了するまで東北を出たことがなく、こちらに移ってからは温暖湿潤な気候に驚いています。現在はウイルスの関係であまり出歩くことができませんが、おいしい食べ物や癒しの場所を見つけてリフレッシュしつつ、研究に集中していければと思います。よろしくお願いいたします。

Chapter13情報・知能工学系助教 和佐 州洋(わさ くにひろ)

tempaku150wasa.jpg

2020年4月に情報・知能工学系の助教に着任しました和佐です。北海道で生まれ、北海道大学で博士号取得し、その後国立情報学研究所での4年間のポスドクを経て、豊橋技術科学大学に異動いたしました。私の専門はグラフアルゴリズム、特に、条件を満たした部分構造の列挙に興味があります。理論研究が主体ですが、実応用にも適応できる技術基盤の開発にも興味があります。精一杯研究・教育に邁進する所存です。どうぞよろしくお願いします。

Chapter14情報・知能工学系特任助教 井上 康之(いのうえ やすゆき)

tempaku150inoue.jpg

2020年4月に情報・知能工学系の特任助教に着任しました井上康之と申します。専門は認知心理学・バーチャルリアリティで、最近はアバターロボットへの没入体験(テレイグジスタンス)の研究を行っています。私にとっては本学は母校であり、学生時代を過ごした豊橋に約10年ぶりに帰って来ました。思い出のある本学で今度は教職員として後身の指導に当たり、教育・研究活動に努めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

Chapter15 情報・知能工学系特任助教 松田 勇祐(まつだ ゆうすけ)

tempaku150matudas

2020年3月に着任しました、情報・知能工学系、特任助教の松田勇祐です。出身は兵庫県です。専門は、ヒトの視覚に関する研究と、バーチャルリアリティ(VR)です。最近は主に、VR空間内での知覚・行動変容をテーマに研究を行なっております。近年、オンライン上でのミーティングやカンファレンスの需要が急速に高まっています。本研究は、これらオンライン上での出来事を、より臨場感のある(実際に自分がその場にいるような)体験にすることができるだろうと考えております。私は、これら自分の専門知識を活かし、オンライン上でのヒトのより良いコミュニケーション方法の構築に貢献していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter16情報・知能工学系特任助手 廣中 詩織(ひろなか しおり)

tempaku150hironaka.JPG

2020年2月から情報・知能工学系の特任助手になった廣中です。本学の博士後期課程に在籍中です。専門はソーシャルメディア分析で、ソーシャルメディア(Twitter)上のソーシャルグラフの性質について研究しています。高専を卒業して学部3年に編入してからなので、豊橋生活は7年目になります。精一杯がんばりますので、よろしくお願いします。

Chapter17情報・知能工学系特任助手 増沢 広朗(ますざわ ひろあき)

tempaku150masuzawa.jpg

2020年3月に着任しました増沢広朗です。私は豊橋技科大の卒業生で、出身は八戸高専です。現在、知の拠点あいち重点研究プロジェクトに参画しながら、ロボット技術や人工知能を農業分野へ応用する研究開発をおこなっております。ロボットがSFの世界ではなく、もっと身近な場所で活躍する世の中を目指して日々研究開発に努めてまいります。これからよろしくお願いします。

Chapter18応用化学・生命工学系特任助手 中神 光喜(なかがみ こうき)

tempaku150nakagami.jpg

2020年3月に応用化学・生命工学系の特任助手として着任いたしました中神光喜です。出身は愛知県豊橋市です。小学校から大学院までずっと豊橋市内の学校に通っていました。専門は分離科学です。我々の身の回りに存在する物質のほとんどは混合物であり、この混合物の分離に広く使用されているクロマトグラフィーの高性能化、新規関連技術の開発について研究しています。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter19建築・都市システム学系助教 袁 継輝(えん けいき)

tempaku150en.jpg

2020年3月に建築・都市システム学系の助教に着任しました袁です。私は大阪市立大学の出身です。本学に着任する前に、助教として大阪大学で働いていました。専門は建築環境工学で、主な研究テーマとして、都市域酷暑環境を緩和するために建築外皮の反射指向特性、及び建築省エネのための空調熱負荷計算用気象データの開発の研究・教育を行っています。これ以外の研究と教育にも取り組んでいます。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter20建築・都市システム学系助教 内藤 直人(ないとう なおと)

tempaku150naito.jpg

2020年4月に建築・都市システム学系の助教に着任しました内藤です。出身は愛知県です。専門は地盤工学・地盤防災で、特に土砂崩れ・落石などの斜面災害や洪水による河川災害を対象として、土・地盤の大変形挙動を中心に研究を行っています。また、着任前は研究所で災害時の現地調査・対策方針の提案や、設計・維持管理基準に係る業務にも取り組んできました。自然と共生する安全な社会システムの構築に貢献できるよう教育・研究活動に邁進いたします。よろしくお願いします。

Chapter21総合教育院准教授 岡本 卓也(おかもと たくや)

tempaku150okamoto.jpg

2020年4月に総合教育院の准教授に着任しました岡本卓也です。三重県伊賀市の出身で、立命館大学嘱託講師、日本工業大学助教、北里大学講師を経て、現在に至ります。専門分野は解析的整数論で、研究対象は多重ゼータ関数やリーマンゼータ関数です。豊橋技術科学大学では主に1年生の数学と大学院科目を担当させていただきます。工学の分野において、数学は基礎的な部分であり、工学の専門分野の理論を理解するためには数学の知識が不可欠となります。そのため、そのような重要な数学の楽しさを学生に伝えられるような教育をしていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter22総合教育院准教授 梁 志鋭(りょう しえい)

tempaku150ryo.jpg

2020年4月に着任いたしました。私の専門分野は第二言語習得です。特に、「外国語で読む」ことに焦点を当てています。私たち英語学習者が、英語で書かれた文章を読む際に、母語を読む時と同じように目を動かしながら、そして母語を読む時と同じ量の言語情報を受け取りながら読み進めているのか、という課題に取り組んでいます。研究から得た知見を英語教育の現場に還元することを目指しております。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter23エレクトロニクス先端融合研究所特任准教授 宇佐美 由久(うさみ よしひさ)

2020年4月に着任しました宇佐美由久と申します。最先端生産技術:植物工場を手段に野菜の生産から販売までを一気通貫で手掛ける農業の会社の研究開発部門に所属しています。過去に化学メーカーで電子機器の開発をしていた経験から、現在は植物工場内のLED照明、野菜の価格予測を行うAI等の研究開発を専門に行っています。民間企業の研究者としての知見を生かし、本学では農業分野における先端技術の構築・発展・教育研究の活性化に貢献してまいりたい所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter24エレクトロニクス先端融合研究所特任准教授 北島 正裕(きたじま まさひろ)

2020年4月に着任しました北島正裕と申します。最先端生産技術:植物工場を手段に野菜の生産から販売までを一気通貫で手掛ける農業の会社を経営しております。また、植物工場での野菜の栽培効率最大化のために、LED照明、水耕、種苗といった種々の技術・研究開発も日々、自社で推進しております。今後はNEXTFARMをビジョンに掲げ、種から消費者の手元に野菜が届くまでのバリューチェーン全体を完全自動化することで、必要な分が必要な時、場所、人々に届くようなSDGsな農業を創ってまいります。経営者兼研究者としての知見を本学での教育研究に少しでも生かせられるよう研鑽を重ねてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter25エレクトロニクス先端融合研究所助教 戸田 清太郎(とだ せいたろう)

tempaku150toda.jpg

2020年7月にエレクトロニクス先端融合研究所先端農業工学分野の助教に着任をいたしました戸田清太郎と申します。本年の3月に農学の分野で博士を修めたばかりとなりますが、自分の専門である農学と本学の特徴である工学を融合した実用化研究に取り組んで参りたいと思います。専門は、植物の画像計測・解析で、植物の生育診断に利用可能な植物生体情報の計測技術の開発に取り組んでおります。稚拙ではありますが、これまでに計測装置の開発から画像解析アルゴリズムの設計・開発・実装まで一気通貫で行っており、これを発展させるべく本学の諸先生方の工学からの知見をご教示賜りたく存じます。また、将来的に農学と工学のコラボレイティブな研究ができるよう、研鑽を重ねて参りたい所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

Chapter26未来ビークルシティリサーチセンター特任助手 水谷 豊(みずたに みのる)

tempaku150mizutani.jpg

2020年3月に着任しました水谷豊です。学生の頃は本学の波動工学研究室に所属していました。昨年から未来ビークルシティリサーチセンターの研究員としてワイヤレス給電の研究に携わっています。私は本センターの研究メンバーおよび学生と協力しながら楽しく研究しています。特に今の学生は自分が学生だった頃より技術レベルがあがっており、彼らと議論することでお互いに良い刺激を与えながら研究を進められていると感じております。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter27IT活用教育センター教授 市坪 誠(いちつぼ まこと)

tempaku150itchitubo.JPG

こんにちは! 2020年9月に着任致しました。前職の長岡技術科学大学では、Society5.0/第4次産業革命時代を生き抜く能力育成をビジョンとして、ユネスコ教育プログラム「ユネスコチェア」やUNAI「世界ハブ大学」の承認に係る、教育戦略や高専連携を担当しておりました。他に先んじて進化する本学においても、学長のリーダーシップの下、高専連携や産学連携、社会実装教育の向上に貢献したく、どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter28研究推進アドミニストレーションセンター特任教授(統括クリエイティブマネジャー) 川合 悦藏(かわい えつぞう)

tempaku150kawai.jpg

商品開発の様々な成功・失敗の物語りと、経営者と商工会議所副会頭の経験をもとに、技科大と企業の産学連携の仕組みづくりに注力しています。新商品・新事業が生まれるには、必ず技術革新(イノベーション)が必要です。現在、デジタル革命に新型コロナ感染症が重なり、産業の大転換期が訪れています。明治以降、各時代でいくつもの大きな産業の衰退・興亡と企業の消滅・事業転換があり、現在は最後まで残った自動車産業も変革の嵐の中にあります。それに伴い今後の地方の産業や人々の生活も、激変の予兆が始まっています。技科大の研究のイノベーションで、新しい商品や事業・産業を生み出せるような活動に力を入れてまいります。よろしくおねがいします。

発行お知らせメール

天伯の発行をメールにてお知らせします。

ページトップへ

今見ている号のトップへ戻る