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環境に配慮した不斉合成を実現します ~高分子固定化不斉触媒の開発と不斉反応への応用~
原口 直樹
豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学、国立高等専門学校の研究シーズが結集した横断的に検索可能なサイトです。
光学活性なアルコールやアミンなどの有機化合物は、医薬品などの合成原料として非常に重要な物質です。これらをより効率的に合成するために、様々な不斉反応の開発に取り組んでいます。特に、環境に配慮した不斉反応を実現するために、高分子固定化不斉触媒やフロー合成システムの開発を行っています。
・固定化触媒の合成が煩雑
・環境に負荷がかかる合成
・触媒の回収・再使用が困難
・簡便な固定化触媒の合成
・金属不使用、水系、常温などの環境配慮型合成
・触媒の簡便な回収および再使用が可能
触媒的不斉反応を効率的に行うための高分子固定化不斉触媒を設計・開発しています。
【研究成果】
・医薬品、農薬品および中間体合成
・医薬品、農薬品および中間体の精製・分離
・フロー反応におけるカラム充填剤
・水中で使用する機能性高分子の研究・開発
・固定化触媒の反応性の向上
・固定化触媒の再使用性の向上
原口 直樹 (はらぐち なおき)
豊橋技術科学大学 応用化学・生命工学系 准教授
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掲載日:2020年12月07日
最終更新日:2020年12月07日