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令和6年度東海・北陸地区国立大学法人等技術職員合同研修「電気・電子」コースを開催を開催しました

イベント報告 | 2024年9月 3日

本学では、国立大学協会と共催で令和6年度東海・北陸地区国立大学法人等技術職員合同研修「電気・電子」コースを8月19日から3日間にわたり開催し、本学技術支援室の技術職員が研修の運営を行いました。

東海・北陸地区の国立大学法人等に所属する技術職員に対する職務遂行に必要な専門的知識、技術等の修得、技術職員としての資質の向上及び相互の交流を目的に、「機械」、「電気・電子」、「情報」、「生物・生命」、「物理・化学」、「複合領域」から、毎年2コースずつ、合同の研修が行われており、本学は「電気・電子」コースを担当しました。
 
現在、半導体分野に関しては、人材不足、安全保障の面から国内での研究開発・生産強化など、様々な面から重要視されています。本学の特徴ある施設である次世代半導体・センサ科学研究所(IRES²)附属のLSI 工場には、半導体集積回路製作に必要な設計・製造・評価の環境がすべて整っており、教育研究に活用されています。

今回の研修では、半導体集積回路製作における全体像を知ることができるように、「集積回路の設計・製造・評価の基礎実習」というテーマを設定しし、電気・電子分野以外からも東海・北陸地区の大学、高専、研究所の技術職員10名が参加し、3日間で設計実習、一部の製造プロセスの見学、半導体パッケージの組み立て実習、組み立てたパッケージを用いた電子回路の製作を行いました。
 
参加した技術職員からは、「他の施設では体験できない貴重な実習で、非常に充実した研修期間でした」、「可能であればLSI作製の工程をもっと体験したい」などの意見・感想が寄せられ、有意義な研修となりました。

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集積回路設計実習の様子

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半導体チップ組み立て工程実習で
ボンディングを行う参加者の様子

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本学LSI工場で製作された半導体チップを使った
電子回路製作実習の様子

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修了式に参加した技術職員と本学教職員

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