ダイバーシティ推進本部講演会 「ハラスメント防止に向けて~「無意識の偏見」とSOGIハラスメント~」を開催します。
イベント | 2020年10月29日
職場のハラスメント対策の強化を柱とした女性活躍・ハラスメント規制法が2019年 5月29日に成立しました。セクハラ、マタハラに加え、パワハラにおいても法律による防止対策の義務化により、職場でのより働きやすい環境づくりが求められています。4月からダイバーシティ推進本部に名称を変更したのを機に、個人を尊重し、学びやすく、働きやすい職場環境づくりのために、講演会( FD・ SD研修)を企画しました。多くの方にご参加をいただきますようお願いいたします。
- 日 時:2020 年 10 月 29 日 (木)14 40~16 10
- 場 所:オンライン 講演会
※学外の方は事前にお申し込みが必要です。 後日 講演会 URLをご案内します。 - 講 師:三成美保 奈良女子大学 副学長 ・教授
講師紹介
三成美保 奈良女子大学 副学長 ・教授
- 大阪大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学・大阪大学)
- 1995年 摂南大学法学部専任講師
- 1997年 同 助教授
- 2004年 同 教授
- 2012年 国立大学法人奈良女子大学教授(研究院生活環境科学系)
- 2016年 同 副学長(ハラスメント防止・学生特別支援担当)
- 2017年 日本学術会議副会長
講演概要
ハラスメントは、深刻な人権侵害である。セクシュアル・ハラスメントが流行語大賞に選ばれたのは 1989年。それから 30年たった 2019年、国内ではパワハラ防止法が成立し2020年 6月から施行)、国際的には ILO総会でハラスメント禁止条約が成立した。パワハラ防止法には、 SOGIハラスメント(性的指向や性自認に関するハラスメント)やアウテ ィング(暴露行為)の防止が盛り込まれている。ハラスメントを深刻にするのは、加害者と被害者の認識の「ズレ」である。「ズレ」の根底には、「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」が ある。とりわけ、 LGBTは「無意識の偏見」にさらされやすい。
本講演では、「無意識の偏見」と SOGIハラに焦点をあて、ハラスメント防止の課題を論じたい。
申込み・問い合せ
- 豊橋技術科学大学ダイバーシティ推進本部事務担当 総務課職員係
- TEL 0532-44-6502
- Eメール syokuin@office.tut.ac.jp