中内 茂樹(なかうち しげき)
所属 | 情報・知能工学系 |
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兼務 | IT活用教育センター グローバルネットワーク推進センター 情報メディア基盤センター 次世代半導体・センサ科学研究所 |
職名 | 教授 |
専門分野 | 視覚認知情報学 / 視覚技術 |
学位 | 博士(工学)(豊橋技術科学大学) |
所属学会 | 電子情報通信学会 / 日本視覚学会 / 日本神経科学学会 / 日本神経回路学会 / 映像情報メディア学会 / Imaging Science & Technology / Optical Society of America |
nakauchi@ ※アドレスの末尾に「tut.jp」を補完してください |
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研究室web | http://www.vpac.cs.tut.ac.jp/ |
研究者情報(researchmap) | 研究者情報 |
研究テーマ(シーズ2)
人間の視覚特性を考慮したカラーマネージメント技術の確立
研究の技術分野 | 情報・通信 |
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研究の段階・状況 | A3 基礎開発研究の段階 |
キーワード | カラーマネージメント 色補正 視覚特性 WYSIWYG 色覚 |
提案者 | 中内 茂樹 情報工学系 |
連絡先 | Tel :0532-44-6765 Fax :0532-44-6651 E-mail:naka@bpel.ics.tut.ac.jp URL :http://www.bpel.ics.tut.ac.jp |
見たままの色を再現することは、より高精度な画像計測機器の開発とともに重要な課題である.錯視に代表されるように、われわれの視覚での知覚量と、外界の物理量は必ずしも一致するわけではないことが知られている。こうした錯覚は、長さや奥行きといった図形的な情報をはじめ、明るさ情報や色情報についてもあいまい性が生じる。例えば、色情報を完全に再現することは、計測機器の特性をはじめ、再現媒体の特性といったさまざまな制約を受けることになるが、そこには人間の視覚特性という定量化が困難な制約も存在することになる。言い換えれば、デバイスにおける完全な色再現と人間が見たままの色を再現することは等価ではないと考えることができる。つまり、人間の視覚のあいまい性をうまく利用することで、WYSIWYGをより簡便に実現できるものと考えられる。そこで、心理物理実験およびモデル構築によって人間の視覚と規制を考慮したカラーマネージメント技術の確立を目指す。
主要な研究設備等
視覚刺激提示装置 CRS ViSaGe
視覚刺激提示装置 CRS VSG2/5
可視分光放射輝度計 Photoresearch PR-650
可視分光画像計測装置 CRi Nuance
モノクロメーター 島津製作所 SPG-120
実施可能な共同研究の形態
共同研究の実施形態 :大学と企業の両方で実施
大学への研究員等の受入 :不可能
企業への専門家等の派遣(不定期を含む):可能