中内 茂樹(なかうち しげき)
所属 | 情報・知能工学系 |
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兼務 | IT活用教育センター グローバルネットワーク推進センター 情報メディア基盤センター 次世代半導体・センサ科学研究所 |
職名 | 教授 |
専門分野 | 視覚認知情報学 / 視覚技術 |
学位 | 博士(工学)(豊橋技術科学大学) |
所属学会 | 電子情報通信学会 / 日本視覚学会 / 日本神経科学学会 / 日本神経回路学会 / 映像情報メディア学会 / Imaging Science & Technology / Optical Society of America |
nakauchi@ ※アドレスの末尾に「tut.jp」を補完してください |
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研究室web | http://www.vpac.cs.tut.ac.jp/ |
研究者情報(researchmap) | 研究者情報 |
研究テーマ(シーズ1)
分光情報を用いた不可視情報の可視化
研究の技術分野 | 情報・通信 環境 |
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研究の段階・状況 | A3 基礎開発研究の段階 |
キーワード | 不可視情報の可視化 分光画像計測 近赤外分光法 非破壊計測 分布計測 |
提案者 | 中内 茂樹 情報工学系 |
連絡先 | Tel : 0532-81-5153 E-mail: nakauchi@tut.jp URL : http://www.vpac.cs.tut.ac.jp |
物体から反射光には、その物体に由来する特徴的な分光情報を有することが知られている。物体の反射光のなかでも可視光は、色情報として得ることができるが、人間の視覚では見ることのできない近赤外光にも特徴的な吸収・反射バンドが見られることが知られている。例えば、われわれは近赤外光の帯域における水分の吸収および反射帯域の情報を用いることで、肌水分量の可視化に成功している。こうした可視光や近赤外光の情報の可視化は、さまざまな分野への応用が期待される。例えば、食品の分野においては、デンプンや糖といった栄養分について、近赤外光の特定の波長に特徴的な吸収および反射があることが知られており、食品の鮮度や熟度などを定量的な情報として可視化することも可能であると考えられる。また、工業の分野については、混合物からの特定物質の検出や、素材の識別といった応用が可能であると考えられる。また、特定の波長に検出対象を絞ることで、装置の低価格化、小型化が可能である利点も備えている。
主要な研究設備等
可視分光放射輝度計 Photoresearch PR-650
可視・近赤外分光画像計測装置 CRi Nuance
近赤外カメラ Sensors 320M-1.7RT-RS170
モノクロメーター 島津製作所 SPG-120
可視・近赤外分光放射輝度計 ASD FieldSpec 3 FR
実施可能な共同研究の形態
共同研究の実施形態 :大学と企業の両方で実施
大学への研究員等の受入 :不可能
企業への専門家等の派遣(不定期を含む):可能