2024.08No.158(オンラインNo.40)

文字サイズ

★新任教員紹介

ホーム > ★新任教員紹介

Chapter1★新任教員紹介



機械工学系助教 倉石 孝(くらいし たかし)

tempaku158_kuraishi.JPG

2024年4月に機械工学系の助教に着任しました倉石孝です。
専門は数値流体力学で、主にタイヤまわりの空気の流れを対象に研究を行っています。タイヤは走行中常に回転し、荷重により変形します。接地面近傍ではその形状が流れ場にどう影響するか把握することが設計開発支援において重要です。数値解析により、実形状のタイヤまわりの空気の流れ場を捉えることを取り組んでいます。よろしくお願いします。

機械工学系助教 石井 裕樹(いしい ゆうき)

tempaku158_ishii.JPG

2024年4月に機械工学系の助教に着任いたしました石井裕樹と申します。
専門は金属工学であり、材料機能制御研究室に所属しております。着任前は茨城大学理工学研究科博士後期課程に在籍しており、2024年3月に博士(工学)の学位取得後、本学に着任いたしました。博士後期課程までは、アルミニウム合金の高強度・高延性化と水素脆性抑制のための組織制御法に関する研究を行って参りました。これからはアルミニウム合金に加え、鉄鋼材料、チタン合金、金属ガラスなども対象に、材料組織制御による金属材料の力学的高機能化に関する研究に従事して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

電気・電子情報工学系准教授 東城 友都(とうじょう ともひろ)

tempaku158_toujou.JPG

2024年4月1日付で電気・電子情報工学系に准教授として着任しました、東城友都と申します。
博士後期課程から現在に至るまで、「電子・電気材料」および「電気化学」を専門として電池材料研究に従事し、今後も次世代電池に関する研究開発を進める所存です。また、エネルギー変換・貯蔵等の関連知識と技術を活かし、昨今の資源不足・価格高騰によるエネルギー不安を払拭すべく、高効率なエネルギーシステムの研究開発にも取り組む所存です。ご協力を仰ぐこともあるかと存じますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。

電気・電子情報工学系助教 Maodudul Hasan(マオドゥドゥル ハサン)

tempaku158_maodudul.JPG

2024年4月に助教として着任いたしましたハサンと申します。
近年、データ通信量は飛躍的に増加しており、無線機器に搭載されるアンテナの性能は、通信品質を左右する重要な要素であるため、さらなる高度化が求められています。将来の無線システムの枠組みの中で、私はアクティブアンテナ(AIA)やリコンフィギュラブルアンテナの開発に積極的に取り組んでいます。私は日本人の桜に対する心緒に魅了されています。私の趣味は、日本の自然の美しさと文化を探求することです。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

建築・都市システム学系教授 藤田 大輔(ふじた だいすけ)

tempaku158_fujita.jpg

2024年4月に着任しました藤田大輔と申します。
こどもの遊び・生育環境のあり方を中心に人間と環境の関わりについて研究しています。具体的には利用者1人ひとりの空間的要求を把握し、建築空間のあり方を解明することが中心ですが、近年では既存空間に合わせた空間セッティングや使い方の指導など、建築計画学の新しいタームを構築しようとしています。また、これら研究の知見をベースに設計活動を実践していることが特長です。どうぞよろしくお願いいたします。

総合教育院教授 藤井 享(ふじい とおる)

tempaku158_fujii.png

2024年4月に着任いたしました藤井享と申します。
専門は経営学・マーケティング・技術経営戦略・戦略的協創イノベーションです。経営工学の視点から、工学・技術を俯瞰して社会や企業・政府自治体等の未来戦略に向けた政策的提言を目的に活動しています。自らが「産学協創イノベーター」として活動し、課題発見から解決に向けた提言と、本領域における学術研究を行っております。どうぞよろしくお願い致します。

次世代半導体・センサ科学研究所特任准教授 堀内 浩(ほりうち ひろし)

tempaku158_horiuchi.jpg

2024年6月に次世代半導体・センサ科学研究所の特任准教授に着任しました堀内 浩と申します。
専門は神経科学・神経免疫学です。これまで脳機能の解明には、神経の活動パターンや細胞内の状態変化が注目され、細胞外の空間は着目されてきませんでした。CMOSイオンイメージセンサをマウスの生体脳に適用し、細胞外環境の多様性やその変化を時空間的に捉えることで、新たな視点から複雑な脳を理解したいと考えています。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

次世代半導体・センサ科学研究所特任助教 山下 幸司(やました こうじ)

tempaku158_yamashita.JPG

2024年6月に着任しました山下幸司です。
専門はマイクロ・ナノデバイスおよびニューラルインターフェースデバイスで、生体応用のための低侵襲かつ高い時空間分解能を有する神経電極デバイスの研究を行っています。半導体微細加工技術を応用した神経電極の作製・実装技術とマウス脳を用いた脳神経計測技術を併せることで、脳計測や脳治療への貢献ができればと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

高専連携地方創生機構准教授 竹原 信也(たけはら しんや)

tempaku158_takehara.JPG

2024年4月に着任いたしました竹原信也と申します。
高専と技科大の教員交流制度を利用して一年間、高専連携地方創生機構にてお世話になります。現在、技術者倫理・工学倫理の学習過程に焦点を当てた研究を行っています。その中で、教育手法としての「ゲーム」に着目して研究を進めています。実際に福祉団体と協力して学習用ゲームを開発し、企業や教育機関にて試行・フィードバックを行っています。また学生自身が工学倫理をテーマにしたゲーム作成に取り組むアプローチ(making game for learning)についても教育効果を検証しています。科学や技術が深く浸透した社会においてエンジニアや科学者が持つ倫理観は、社会に大きな影響を与え、それ故に教育が重要となります。この点、貴重な機会を頂けたことに感謝申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

発行お知らせメール

天伯の発行をメールにてお知らせします。

ページトップへ

今見ている号のトップへ戻る