2017.07No.144(オンラインNo.26)

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もくじ

Chapter1多文化共生・グローバルキャンパスの実現 -2017年度 豊橋技術科学大学の目指すもの-

学長
大西 隆(おおにし たかし)

144-1.jpg大西プラン2017で、最重要なテーマとして取り上げているのが、「多文化共生・グローバルキャンパスの実現」です。国籍・民族・性別・障害の有無を超えて、皆が高め合う活気あふれるキャンパスを実現させることを目指しています。

この目的を達成するための具体的な取組の一つが、本年度から始まったグローバル技術科学アーキテクト養成コースであり、まず3年次編入生からスタートしました。来年度には1年次からのコースも始まり、海外の高等学校から直接本学へ入学する留学生がさらに増えていきます。日本での生活体験を持たない留学生と日本人学生との多文化交流が本格化して、より刺激に満ちたキャンパスになることを期待しています。私は、多文化共生を通じて、心が拓かれるという効果があるだけではなく、学生諸君の感性を磨き、そのことが学習や研究における向上心を高めることになると考えています。

また、今春には、外国人留学生と日本人学生が共に生活し学び合う【シェアハウス型TUTグローバルハウス】のうち2棟が完成し、学生の入居が始まりました。このTUTグローバルハウスでは、グローバルな資質・人間力・教養力・リーダーシップを涵養する教育型宿舎として、ハウスマスター、学生のレジデント・アシスタントや教職員が協力して、学習支援プログラムや多様なイベントが企画・実施します。その活動はグローバル学生宿舎に留まらず、周囲の既存の学生宿舎とも一体的に行なわれ、キャンパス全体へ波及し、多文化共生・グローバルキャンパスを実現していきます。

さらに、附属図書館においても、全面的な改修工事を行い、この3月にリニューアルオープンしました。キャンパスの中央に位置する図書館の1階を「マルチプラザ」とし、日本人学生・留学生・教職員・企業・地域との交流等を行うエリアとして整備しました。これにより、技術科学によるイノベーション創出や、グローバルに活躍できる指導力のある優れた技術者・研究者の育成のため,多文化共生グローバルキャンパスの核として,グローバル化をキャンパス全域に波及させます。

大西プラン2017においては、このほか、「技術科学によるイノベーション創出人材育成」、「融合研究を軸とした研究力強化」、「安全・安心な社会の形成に資する知・技術の創出」、「研究者の継続性と流動性の促進」という本学の変革と発展を目指すテーマを掲げています。これらのテーマに沿った活動をひとつひとつ丁寧に実施して、成果を上げていく所存です。

144-2.jpg本学の特徴は、多数の高等専門学校卒業生を受入れ、普通高等学校や工業高等学校の卒業生とが混じり合いながら、技術科学に強い人材が育っていくことです。技術を支える科学を究めることによって技術の発展や創造を図るという学問分野が技術科学であり、本学はその探求を使命としています。この使命のもと、大学院に重点を置き、実践的、創造的かつ指導的技術者・研究者を育成するとともに、次代を創る技術科学の研究を行い、世界に開かれたトップクラスの工科系大学を目指します。

開学から現在まで、この地域の多くの方々からご支援を頂いておりますことを改めて御礼申し上げます。本学は地域に根差しながら、世界の様々な場所で活躍できる人材を生み出す大学へ一段と飛躍していく所存です。皆様の変わらぬご支援をお願い申し上げます。

Chapter2TUT グローバルハウス始動

ハウスマスター
山崎 正義(やまざき まさよし)

TUTグローバルハウスはキャンパス内で日本人と留学生が混住(シェア)することで、国際生活を通じて世界に通用する人間力を養う場となることを期待されて創設されました。

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TUT グローバルハウス

現在「グローバル技術科学アーキテクト養成コース(GAC)」の学生41名と一般の学生を含めて60名(5名×12ユニット。内留学生11名)が生活しています。
私はハウスマスターとして、ユニットメンバーが安心して快適で充実した学生生活を自主的に送れるようにサポート及び指導しています。その中で、各ユニットから互選で選ばれ、リーダーというよりは各ユニットが円滑に生活できるようハウスマスターの私と共にみんなにサポートやアドバイスをしてくれる"レジデント・アシスタント"の存在が必要不可欠だと思っています。

私の役割は、業務日誌や毎週行う面談などから各ユニットの雰囲気や人間関係、不便なところなどを把握し、どのようなサポートをすれば良いかを大学の関連する教職員や部署と連携しながら運営しています。また、レジデント・アシスタントが毎月、自主的に行うミーティングを通して、TUT EXPOやオープンキャンパス、技科大祭など各種イベントやプログラムを主体的な企画・運営・参加がより活性化されるように支援しています。みんな今まで違う文化や地域で生活をしてきたのですから、生活観の違いから小さな衝突もあると思います。それらをメンバー同士がどう解決していくかが人生の勉強であるし、これからの自分自身にとって精神的な糧になるはずです。私は常にレジデント・アシスタントや多くの学生と「心のキャッチボール」をすることを心がけています。そうすることで人生の「水先案内人」になれたらと思いながら、日々頑張っています。

電気・電子情報工学課程3年
本保 雄太(ほんぽ ゆうた)

私は今年度本学に入学した電気・電子情報工学課程3年の本保雄太です。また今年度から新設されたGAC(グローバル技術科学アーキテクト養成コース)にも属しています。
私は、工学の知識を持ちながら、英語が使えて海外で活躍できる技術者になりたいとの思いから、このコースを志望しました。このコースではコース生全員が新設された2棟の宿舎(TUT グローバルハウス)で合計12ユニット(1ユニット:日本人と外国人留学生合わせて5人)で各々がルームシェアをしながら生活しています。
私はその中で棟長をやらせていただいています。ユニット内ではキッチン、冷蔵庫や洗濯機等の家電製品をシェアして使用しており、共通のリビングルームで食事を共にしたり、日々の生活について話したりしながら生活しています。
留学生と共に生活をする中では、問題も多々ありますが、それが異文化理解へ繋がり、とても良い経験になると考えています。
私たちは1期生ということで、至らない部分は多々ありますが、ハウスマスターにもお世話になり、コース生全員で協力しながら目標達成に向かって進んでいきたいと考えています。

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懇親会

Chapter3みなさんは新しくなった図書館のこと!知っていますか?

附属図書館 教務課副課長
高柳 政由(たかやなぎ まさよし)

図書館だけど図書館じゃない!そんな空間が1階には拡がっています。
昨年9月から6か月間の改修工事を終え卒業式を間近に控えた平成29年3月21日に、図書館はリニューアルオープンしました。翌週3月28日には、近隣大学、豊橋市関係者を含め多くの方々とともに披露式を行い、4月からは新入生を対象に図書館利用ガイダンス、文献情報ガイダンスと慌ただしくアッという間に2か月が過ぎました。今は、ホッと一息と言ったところです。ここで気になるのが入館者数ですが、4月は約15、000人、5月は約17、000人の方に入館いただき、なんと昨年同月と較べてそれぞれ2.5倍以上の入館者となりました。これはやはり1階に新たに設けたマルチプラザの影響が大きいようです。

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パブリックスペース

それでは、新しくなった図書館1階から紹介を始めましょう。と、その前に外から図書館を見てみましょう。図書館前のパブリックスペースに設置された大きなテント!まるでイベント会場のような空間となりました。今から技科大祭のステージが楽しみになりますね。学友会の皆さん、がんばってください!
イベント会場のようなテントの下を通り正面玄関を入ると、まずはカウンター。やはりここは図書館だ、と思いきや周りを見ても本が・・・無い!なんだ、この開けた空間は。そうです、ここが図書館の新しい顔、マルチプラザです。学生が24時間、好きな時間に好きなスタイルで、個人勉強、グループで仲良く勉強、友人とワイワイ会話を楽しむ、気分を変えリフレッシュする場所です。
それではエリアごとに簡単に紹介します。まずはカウンターの南側にあるガラス張りの空間は、昔1階と2階にあったパソコンを集約し、パソコンルームにしました。なんとここには情報メディアセンターから大型プリンタが2台引っ越してきました。これで24時間いつでも使えます。
次は、北側フロア全体を占めるコラボレーションエリアです。ここには、120インチの大型スクリーンに高輝度プロジェクターを備え付けましたので、通常60名規模の研究発表会、パネルディスカッション等を行う事ができます。また、北側ドアをオープンにして大型モニターを使えば100名規模までは対応可能となります。この8月には、近隣の私立大学も含めた図書館担当者による東海地区大学図書館協議会の総会を行います。参加する他大学担当者の反応が楽しみです。

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オープンデッキ

中央南側に位置するのが、スタディーサポートエリアです。ここには、気軽に座れるように壁際に長椅子をズラッと並べてみました。まるで待ち合いスポットのようです。授業後に友人同士で話合ったり教え合ったり気軽に座ってみてください。このエリアを抜けて外に出てみましょう。そこには飲食可能なオープンデッキが広がっています。明るく開放的な空間で素敵なランチタイムを過ごしてみてはいかがですか。今の季節、風がとても心地よいですよ。(残念!この記事が載る頃は梅雨の真っ最中?)

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マルチディスプレイ

お待たせしました。次は、今回の特集テーマである「多文化共生・グローバルキャンパスの実現」を体現する場所として設置されたグローバルレクチャーエリアです。コラボレーションエリアを抜けた、南東部分にあたります。ここのエリアで目をひくのが、「世界に通じる壁」と名付けた55インチディスプレイを6面配置した壁一面に拡がるマルチディスプレイシステムです。ニューヨーク私立大学クイーンズ校やマレーシアペナン校との遠隔授業などを視野に、現在準備を進めています。双方向通信によるコミュニケーションの場として活用してみてください。また、日本文化に触れる場として、デジタルサイネージによる豊橋市を始め近隣自治体の紹介ビデオ等の放映、英語を始め各種言語による東三河の紹介パンフレット等を取り揃えるなど、情報誌の充実も図っていきます。みなさんも一度覗いてみてください。
最後に、ここは隠れ家的な場所なのですが、4色に色分けしたブースを用意しました。一人でDVDを見るもよし、仲間で勉強するもよし、疲れた身体を癒すもよし、と結構使い勝手がよく居心地のいい場所ですよ。

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BIBLIO CAFE

何度か来た方なら気になっていると思いますが、北側奥にある図書カフェ「BIBLIO CAFÉ」はどうなっているの? お待たせしました!この記事が載る頃、7月3日にいよいよオープンです。1階の各エリアでは、飲み物OKですから、気軽にお立ち寄りください。ご来店をお待ちしています。
グローバルレクチャーエリアを含めたマルチプラザ全体が、多文化共生・グローバルキャンパスを目指す交流の場となるよう、みなさんの利用をお待ちしています。
これで1階部分の紹介を終わります。本来の図書館である2階3階部分は、いずれ次の機会があれば・・。

Chapter4バイリンガル授業

GAC・バイリンガル教育WG主査/機械工学系 教授
森 謙一郎(もり けんいちろう)

グローバルコースの学生が今年から3年次に入ってきてバイリンガル授業が本格的に始まっています。バイリンガル授業は、全学の先生方の協力を得て一昨年34授業、昨年139授業を試行として行っており、今年からは3年生の授業がほとんどバイリンガル化されて広がっていきます。工学系大学において、大学院で英語授業を行っているところは最近増えていますが、学部専門授業に英語を本格的に取り入れているところはほとんどなく、本学の試みは日本のグローバル工学教育をリードしています。
本学におけるバイリンガル授業は英語と日本語を使う割合を調節して、日本人学生と留学生が共に学べる環境を構築するものです。バイリンガル授業では、下図に示すように教科書は英語、説明は日本語主体、板書は英日併用、質疑応答と試験の解答は英日いずれも可能としており、全てを英語化した英語授業と比較して次のような利点を有しています。

1) 英語教科書を使うことによって正統な工学英語を学習し、日本語主体の説明であるため日本人学生は授業の内容を理解でき、英語授業における理解度の低下を防止させます。
2) 留学生は日本語主体の説明と英日併用の板書によって日本語能力を向上させ、理解しにくい内容は英語教科書によって補い、留学生の日本語能力を向上させます。
3) ほとんど全ての授業がバイリンガル化されて専門科目に英語が入っており、学生の英語学習意欲が高まり、日英のテクニカルタームを学習できるとともに英語表現能力を向上させます。
4) 学生のレベルに応じて、英語と日本語の割合を調節でき、時代に合わせた教育を行うことができます。
5) 日本人のTOEICのreadingスコアはlisteningスコアの7割ぐらいであり、英語教科書を使うことは、「聞く、話す」よりも「読む、書く」を重要視する教育です。
6) グローバルと一般コース学生の授業を共通して行うことによって教員の負担増加を防止します。
7) 教員は授業準備・実施において英語教科書を読むとともに英語を書く機会も増え、「読む、書く」能力を強化します。これは教育だけでなく、英語プレゼン・論文執筆能力の向上に繋がり、研究のグローバルな発信が強化されます。

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Chapter5「実務訓練~海外・グローバル展開について~」

実務訓練委員会・委員長/電気・電子情報工学系教授
松田 厚範(まつだ あつのり)

本学の実務訓練は、学生が現実の社会で技術者や研究者が取り組む課題を現場で体験することが重要であるとの認識の下、1976年の開学以来40年以上実施されてきました。社会との密接な接触を通じて、指導的技術者として必要な人間性の陶冶を図り、実践的技術感覚を体得させることを目的とし、学部第4年次の1月上旬から2月下旬までの約2ヶ月に、6単位必修科目として実施されます。本科目が本学の特色ある教育科目であることは言うまでもありませんが、社会産業構造が激しく変化し、グローバル化が急速に進む今日、これからの10年先を見据えた整備と改革が求められています。

本学は、技術科学の教育を通じて、豊かな人間性、グローバルな感性及び自然と共生する心を併せ持つ先導的な実践的・創造的技術者・研究者を育成することを教育の目標としています。その中で実務訓練の位置付けはこれまで以上に重要と認識し、国内企業で実施する実務訓練に加えて「海外実務訓練」や、学部4年次から博士前期課程1年次に6ヵ月間継続する「課題解決型長期インターンシップ」を設けてプログラムの多様化・グローバル化を図っています。

振り返って海外実務訓練に関しては、2003年度に行われた実務訓練の発展的制度改革によって、国際的に対応できるコミュニケーション能力に優れた人材や、幅広い視野に立つリーダー的人材などの社会的要求に応えるために「海外の企業・機関で研修を行う海外インターンシップ制度」が導入されました。海外実務訓練の派遣人数の推移を図1に示します。

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図1 海外実務訓練派遣実績の年度推移(実務訓練外部諮問委員会資料(2017.3.30)より)

2013年度に派遣学生数の飛躍的な増大が認められます。これは、文部科学省国立大学改革強化推進事業「三機関が連携・協働した教育改革」の一環として、マレーシア・ペナンにマレーシア科学大学(USM)と共同で海外教育拠点ペナン校を設置し、日本人学生を現地に派遣する「ペナン・グローバル人材育成プログラム」を強力に推進した成果です。世界的な視野を持つグローバル技術者を育成する事業として継続しています。さらに、昨年2016年度にも、大幅な増大がありました。これは、文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業「グローバル技術科学アーキテクトの育成」における海外実務訓練・インターンシップの促進によるものです。特に、実務訓練委員会に設置した海外実務訓練ワーキングが行った教員と学生に対する海外派遣先の開拓・紹介の努力が結実しました。また、昨年度は、学部から大学院の6ヵ月間に及ぶ「課題解決型長期インターンシップ」の実績が3件となり多様化が進みました。

1999年以降の海外実務訓練派遣先を図2に示します。マレーシアを除く海外は、ほぼ全て派遣先が大学もしくは研究機関となっていることが分かります。一方、マレーシア・ペナン地区で実施される海外実務訓練「ペナン・グローバル人材育成プログラム」では、外国・他国籍企業、現地企業、日系企業など全ての学生が企業に派遣されていることが大きな特徴となっています。これが実施できるのは、本学が最重点交流拠点大学と位置付けるUSMの協力と三機関連携事業でグローバル教育を担当する本学国際教育センターに関係する方々の学生派遣に対する熱意と努力の賜物と考えます。

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図2 海外実務訓練派遣先(1999-2016) (実務訓練外部諮問委員会資料(2017.3.30)より)

今年2017年度は、対象を4年生だけではなく新設グローバル技術科学アーキテクト養成コースの学部3年生、海外実務訓練に興味のある学部1-3年生にも対象を広くして早期に海外実務訓練説明会を開催し、多様な海外実務訓練の体験談を紹介し、潜在的な海外実務訓練の志望者の掘り起こしを行いました(2017.4.13)。また、大学独自の海外実務訓練支援奨学金、日本学生支援機奨学金、豊橋技科大協力会支援金などの資金確保にも努めております。

本学のスーパーグローバル大学構想は、内外の学部生・大学院生が、言葉や文化の壁を越えて一つになって切磋琢磨する環境を設けることで、「グローバル技術科学アーキテクト」と名付ける国際性に富んだ技術科学の創造的なリーダーを育成していくことを目指しています。その実現に向けて、海外実務訓練・インターンシップが果たす教育効果は非常に大きいものと確信し、実務訓練委員会ではこれを強力に推進して参ります。学生の皆さんには世界に視野を広げ、海外に活躍の場を求める挑戦を、また学内外の皆さまにはご理解と変わらぬご支援をお願い申し上げます。

Chapter6「多文化共生・グローバルキャンパスに向けて」

英語学習アドバイザー
デルガード 富美子(でるがーど ふみこ)

みなさんはもう、英語学習アドバイザーの存在をご存知でしょうか?

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デルガード 富美子アドバイザー

英語学習アドバイザー制度は、TUTにおけるグローバル人材育成の一環として、特に英語面の強化のお手伝いを目的に2015年1月に導入されました。今では多くの学生・教職員の方々にご利用頂いています。

各種個別相談(予約制)、自由参加型のコモンズ英会話(木・金)及びTOEIC自習会(水)、そして随時開催のTOEIC等各種講座をサービスの柱に、現在は3人のアドバイザーが月~金まで日替わりで、それぞれの知識と経験を生かして対応させて頂いています。

個別相談に寄せられる例を挙げますと、学習法相談、英語面接練習、TOEIC等各種試験対策、国際学会発表準備、留学相談、英会話練習、就活対策、仕事で必要な英語力、海外旅行相談、国際交流について・・・等々、漠然とした悩みから具体的なものまで、ご利用目的は実に様々です。

TOEICのスコアがアップした、英語面接に合格、学会発表で役立った、といった嬉しい報告も寄せられるようになりました。成果が形になって現れはじめ、アドバイザー一同、大変やりがいを感じています。研究について英語で話していただく機会も多いのですが、最先端の科学技術のお話は興味深く、将来この中から世界を牽引する技術者や科学者が育っていくと思うと、ワクワクすると同時にアドバイスにも力が入ります。

グローバルな舞台での活躍が期待されている皆さんにとって、まずはベースとなる専門知識、技術力、人間力が重要です。英語に関しては、いわば世界の共通言語であり、「使えること」が前提条件になりつつあります。知識のインプットも必要ですが、蓄えたものをどうアウトプットしていくかが重要なわけです。そのために何をどう取り組むべきか疑問に思ったら、ぜひB棟205のお部屋までお越し下さい。アドバイザー3人が一丸となって、TUTのグローバルキャンパスの実現に向けて、全力で皆さんのサポートをして参ります。どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。

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田村 亜紀子アドバイザー
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本山 浩子アドバイザー

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