2016.02No.141(オンラインNo.23)

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Chapter1開学40周年記念事業に向けて

国立大学法人豊橋技術科学大学 学長
大西 隆(おおにし たかし)
学長補佐(開学40周年記念事業担当)
環境・生命工学系教授
田中 三郎(たなか さぶろう)

豊橋技術科学大学は、本年10月に開学40周年を迎えます。

40thlogo.jpg
40周年記念ロゴマーク

振り返ると、本学は、昭和51年に、実践的・創造的能力を備えた指導的技術者の養成という社会的ニーズに応えるため、主として高等専門学校卒業生を受け入れるべく大学院に重点を置いた工学系大学という新しい構想のもとに設立されました。

それ以来、技術科学というユニークな専門分野における教育・研究を行い、1万5千人の卒業生、修了生を輩出するとともに、研究、技術開発、産学連携等を通じて社会とのつながりを深めてきました。各界からのご理解とご支援によって開学40周年を迎えることができましたことに、深く感謝申し上げます。

建学の理念に基づいて教育・研究に専心してきた結果、最近では、文部科学省が推進する大学改革・強化のためのプログラムである「国立大学改革強化推進事業」、「博士課程教育リーディングプログラム」、「研究大学強化促進事業」及び「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択され、教育の一層の充実と研究力の飛躍的な強化によってグローバルに通用する大学へと成長することを次なる目標に掲げています。

こうした目標を達成する上で、最も重要なことは、教育と研究の府という大学の原点に立ち返って、自由闊達に語り合え、ひらめきに応じて思うままに研究できる環境を整えて、教育と研究の喜びを享受できるようにすることです。そのためには、教員、職員、そして学部生・大学院生が互いに刺激し合い、助け合いながら、知的で健康的なキャンパスを形成していくことが不可欠です。また、これらを通じてこそ、企業の皆様、行政や地域社会の皆様にも役立つ大学となることができると考えています。

豊橋技術科学大学では、節目の年に当たり、本年10月3日(月)に、穂の国とよはし芸術劇場PLATにおいて開学40周年記念式典を開催いたしますので、ご臨席賜れば幸甚です。

本学が開学40周年を迎えるのを機に、同窓会とも連携しつつ、「世界に開かれた技術科学」をスローガンとして、今後の発展に向けた新たな礎となる記念事業を企画しました。事業の柱は、1)産学連携・社会連携に関する事業、2)学生支援の充実に関する事業、3)機能強化に向けた重点プロジェクトの推進です。

ついては、昨年末より開学40周年記念事業のホームページ(https://www.tut.ac.jp/40th/)を立ち上げ、内容の紹介とともに記念事業へのご寄附をお願いしております。個人の方々には一口2,000円から、法人の皆様には一口50,000円からお願いしているものです。記念事業の趣旨及び内容にご賛同いただき、ご支援いただきますようお願い申し上げます。

【ご寄付のご案内】

https://www.tut.ac.jp/40th/kifu/guidance.html

【開学40周年記念事業の概要】

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