この4月より総合教育院に赴任致しました伊藤公毅と申します。

さて、総合教育院の英名は"Institute of Liberal Arts and Sciences"なのですが、この"liberal arts"というのは, 通常の大学でいうところの「一般教養」というものです。「パンキョー」などとよばれて軽い扱いを受けたりしています。必要に迫られての科目ではなく、なにせ「自由」なのですから、まぁそれも仕方のないことでしょう。しかし、これが大事なのだ！というのは、プラトン以来言われてきていることです。大学の根幹の一つはこの「自由」にあるし、"liberal arts"にあると信じております。そんな風なことが少しでもお伝えできれば、と考えながら皆さんと接していきたいと思います。

よろしくお願い致します。

2015年10月1日より本学に着任しました。

私は中国の出身で、北方工業大学（北京）電子工学部を卒業後、清華大学（北京）で法学の研究を始めました。それから日本に興味をもち、文部科学省の博士生奨学金を受けて2010年9月から来日し、2015年4月に早稲田大学で博士号（法学）を取得しました。今は、理系出身の法学研究者として、知的財産法を中心に法学の世界で研究を続けています。また、在日中国人の一員として、今後日中両国の学術交流に少しでもお役に立てるよう、頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。