技科大こぼれ話

YouTube「技科大空撮シリーズ」について

卒業生連携室の仕事もしつつ大学広報のお手伝いもしていますので、その関係の宣伝をさせてください。

皆さんは、大学用のYouTubeチャンネルがあることをご存じですか?

その中に「技科大空撮シリーズ」という動画がありますがご覧になられたことはありますか?本学を空からの俯瞰(ドローン)映像で紹介するシリーズです。

現在までに6作UPされていますが、空から見る大学も新鮮ではないかとご紹介する次第です。

業者に委託することもなく大学職員がそれこそ手作りで撮影・編集を行った映像ですので、プロには及びませんがご興味がありましたら覗いてみてください。

一昔前は航空写真を撮るのも空撮するのも高額な費用を必要としましたが現在では個人レベルで出来る時代になりました。

もちろん大学に申請し許可を受けて飛ばしています。大学内で勝手に空撮は出来ませんのでご注意ください。

あくまでも上空からの映像です。地上目線の映像については、是非ホームカミングデーに参加しご自身の目に焼き付けていただければ幸いです。(文責:卒業生連携室 植松)

YouTube豊橋技術科学大学チャンネル 「技科大空撮シリーズ」

https://www.youtube.com/playlist?list=PLgJJ3SuIJO9OSAB4uDGjP2PFLue-KIBRn

ノーベル化学賞について

nd6_mirainosozo_1.jpg

今、私の手元に一冊の本があります。

2013年4月発行の「技術を創る 2013年版-知の本流からのメッセージ-」です。

豊橋技術科学大学博士養成課程の特別講義を収録と書籍の帯に記されています。

本学のスーパーリーダー講義録としてシリーズ化され、現在までに6巻発行されています。

詳細はチラシの内容をご覧いただければと思います。もちろん市販もされ、あのAmazonでも購入できます。

先頃(2019年10月9日)、今年のノーベル化学賞の発表がありました。

旭化成の吉野 彰氏が受賞されたことは新聞報道等で日本中に流れましたので皆さんご存じのことと思います。

前置きが長くなりましたが、吉野氏が特別講義の講師として来学され、その時の講義の内容が「技術を創る 2013年版」で第4講義として紹介されています。

第4講義 リチウムイオン電池の実例に学ぶ研究開発成功の秘訣 旭化成・吉野彰フェロー

また、このシリーズの一つである「創造の源流-社会を変えるイノベーション」では、2015年のノーベル生理学・医学賞を受賞された大村 智北里大学特別栄誉教授による講演も収録されています。

これら講義は、産業界のリーダーやノーベル賞候補クラスの研究者を講師として招き、将来、経営や技術開発のトップまたはリーダーとして活躍するための「科学技術をベースとした産業を日本発で創る」ノウハウを伝授する授業と紹介されていますが、出版後にこの中から二人もノーベル賞を受賞された訳ですから、凄いと思いませんか? 

これらのシリーズは少しではありますが来客用として在庫があります。できれば11月16日(土)に開催されるホームカミングデーの参加者に記念としてお配りできればと考えています。ただし、「技術を創る 2013年版」は残部がほとんど無く全員にはお配りできない状況です。当日の配布資料として準備しますが、どの本になるかは当日のお楽しみにということにさせていただきます。(笑)


この講義録の中から、さらにノーベル賞受賞者が誕生すれば喜ばしい限りですし、出来ることなら本学教員あるいは本学卒業生の中から受賞者が誕生すれば最高に嬉しい1日になるだろうなと今から楽しみにしています。生きてるかな?(笑)    (文責:卒業生連携室 植松)

不思議発見!本学の卒業期について

卒業生・修了生の皆様は、ご自身の卒業期をご存じですか?
創設当時に近い方はおわかりかと思いますが、開学して40年以上経っていますのでご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
調べてみました。早見表を作りましたので、ご記憶にない方はこれでご自身の卒業期がわかります。
私も、この仕事に携わるまでは卒業期のことを理解出来ていませんで した。どういう経緯で決まったのかは私もよく承知していませんので聞かれても答えられませんが、この早見表が少しでもお役に立てたとしたら幸いです。

ただし、この早見表は博士前期課程(修士課程)を基準にしています。改称や学内再編等で専攻名称も変遷しており、自分は○○専攻の第1期生という方もおられるかと思います。恐縮ですが、そこまで網羅した早見表ではありませんのでご容赦願います。(文責:卒業生連携室 植松)

「卒業期早見表」(PDFファイル)

ご存じですか? 本学のスクールカラー

本学のスクールカラーは「若草色」だと、「雲雀ヶ丘だより」第26号(昭和61年11月25日)に記載されています。
ということで、卒業生連携室のWEBサイト制作にあたっては「若草色」をイメージして緑系をベースに作成しました。(文責:卒業生連携室 植松)

本学のスクールカラー

=大学のスクールカラーが決まりました=
開学10周年記念事業の一つとして、スクールカラーを選定することになり、学内で検討した結果、その使途が、主にスポーツ大会を始めとする諸行事であることから、各クラブの総意に基づく色彩を採用するのが適当であるとの判断により、本学各クラブの連合組織である「総部会」に依頼したところ、各クラブ代表者会で相談の結果「若草色」の提案があったので、これをスクールカラーとして選定しました。

時代を感じます!大学概要

本学の創設期4年間(S53~S56)の「大学概要」を並べてみました。
わずか4年間ですが表紙の写真だけでも、キャンパス内の建物の変遷を感じることができます。
以下の写真は、表紙部分とページ内のキャンパス全景です。最初(S53)の大学概要には完成予想図がありました。現在のキャンパスと見比べてみるのも一興ですね。本学のホームカミングデーにお越しになり、是非ご自身でご確認ください!(文責:卒業生連携室 植松)

技科大の変遷
技科大の変遷02
完成予想図

覚えていますか? 幻の学章?

ご存じのとおり、本学初の学章は開学20周年を機に公募が行われ、応募作品の中から選ばれたものです。(広報用を中心によく使われる赤黒マークは学章ではなくコミュニケーションマークです。)※大学概要2019-2020のP2、P3に画像付きで紹介されていますので、ここでは割愛します。

ですから、20周年以前は学章(又はシンボルマーク)が無かったことになります。

では、写真にある大学のマークはどういう経緯で誕生したのでしょう。

過去を遡ると意外なことが判明しました。

開学10周年事業の一環でシンボルマークを募集していますが、入賞作品は無かったとの記録が残されています。(ただし、準入賞の修正作品を10周年シンボルマークとして使用しています。)

開学10周年の学章審査にあたっては、昭和53年度、昭和56年度に募集した作品13点を加え合計112点で選考することになりました。そのうちの昭和56年度応募作に旧生産システム工学専攻M2の松本匡以さんが応募した作品(昭和56年度佳作作品)があり写真のマークに類似しています。実は、写真のマークはこの作品の図案を基本にして、旧第3工学系の野口精一郎教授が、マークの濃い部分と白い部分を反転させ、さらに周りに大学名(英文)を配置し作成したものが開学10周年の学章審査に応募され、二つをセットで佳作として表彰されていました。

大学のマークが無いことは何かと都合が悪かったのでしょう。松本さんの作品は10周年以前から駐車許可のステッカーとして使われていたようです。

英文の大学名入りのマークは、大学公開(オープンキャンパス)の際のTシャツの図案にも使われています。

また、お土産品として作成したネクタイやネクタイピンが今でも残っています。(写真)レターパッドにも使われていたようです。
学章では無いですが、「幻の学章」と言って良いかも知れません。(文責:卒業生連携室 植松)

ネクタイピン
ネクタイ
ロゴマーク案
ロゴマーク