概要
空間における人々の思い入れや要求について、行動観察や心理的評価、またはワークショップなどから読み取り、その空間に即した環境のあり方についてアドバイス・提案します。環境を改善するためにみなで身体を動かすものづくりワークショップも実施します。
従来技術
これまでの建築計画分野では、どのように建築や空間を設計するかについて着目されていました。
優位性
建物の新設や改修が難しい場合、レイアウト変更やDIYで空間をつくることで、活動実態に即した空間をつくれます。
特徴
主に保育施設を対象としながら、その運営方針や行動の癖などを読み取り、どのような空間が求められているか、環境のあり方についてアドバイスやワークショップなどを実践しています。保育施設以外でも公共施設の再編などにも関わっています。
実用化イメージ、想定される用途
・運営方針や活動実態に合わせて環境のあり方を提案します
・既存の空間構成に合わせた人々の活動方策についても扱います
・参加者がわくわくするようなものづくりワークショップを実践します
実用化に向けた課題
・乳幼児の環境に対する心理的評価
・安全に配慮したものづくり実践
研究者紹介
藤田 大輔 (ふじた だいすけ)
豊橋技術科学大学 建築・都市システム学系 教授
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研究者からのメッセージ(企業等への提案)
環境行動・建築計画の知見を活かして、様々な環境改善提案やものづくりの実践、建築設計(新築・改修)が可能です。ご興味をお持ちの企業のご相談や共同研究の検討をお待ちしております。
知的財産等
掲載日:2024年11月12日
最終更新日:2024年11月18日