
瞳孔は「何を見たか」だけでなく「どう評価したか」にも反応する ~光沢感と魅力度の評価で異なる瞳孔反応の時間的パターンを発見~
プレスリリース | 2026年9月24日
豊橋技術科学大学情報・知能工学系視覚行動研究室、視覚認知情報学研究室、認知神経工学研究室の研究チーム(代表者:田村秀希准教授)は、同じ物体画像を見ていても「光沢があるか」を評定するときと「魅力的か」を評定するときでは、瞳孔反応の時間的なパターンが異なることを明らかにしました。
研究チームは、日常的な物体60種類の画像を実験刺激に用い、参加者が「光沢感」と「魅力度」をそれぞれ評価している間の瞳孔径を計測しました。二つの課題では全く同じ画像群を使用していました。
実験の結果、光沢感を高く評価した場合には、刺激呈示後約1秒を中心とする比較的早い時間帯で瞳孔がより強く縮小しました。一方、魅力度を高く評価した場合には、より遅い時間帯で瞳孔がより散大する傾向が見られました。これらの結果は、同じ物体を見ていても、何を評価しているのかによって、瞳孔反応の時間的特徴が異なる可能性を示しています。
本研究の成果は、2026年9月1日付でJournal of Vision誌に掲載されました。
https://doi.org/10.1167/jov.26.9.1
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瞳孔は「何を見たか」だけでなく「どう評価したか」にも反応する ~光沢感と魅力度の評価で異なる瞳孔反応の時間的パターンを発見~



