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ヒトから運搬ロボットへ快適に荷物を渡すには? ~ヒトはロボットに近づいてきてほしい~

プレスリリース | 2025年11月12日

豊橋技術科学大学情報・知能工学系認知神経工学研究室と視覚認知情報学研究室の研究チームは、将来のスマートシティにおける物流を想定し、ヒトが荷物を持って歩きながら自律移動型運搬ロボットへ荷物を渡すときの、ヒトの行動と快適さを調査しました。その結果、ロボットが近くまで来るとヒトは快適に感じやすく、遠いと不快に感じやすいことがわかりました。特に荷物が重いときにその傾向がより強く表れました。一方で、ロボットが近くまで接近するとヒトの歩行速度は低下し、一時的に動きを止めて躊躇する行動も見られました。これらの結果から、ヒトはロボットを「手伝ってくれる存在」として受け止める場合があり、適切な接近距離や動作設計が快適な協働に重要であることが示唆されました。この研究の結果は、2025年10月20日付でInternational Journal of Social Robotics誌上にオンライン版が発表されました。

プレスリリース資料

ヒトから運搬ロボットへ快適に荷物を渡すには? ~ヒトはロボットに近づいてきてほしい~.pdf

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