2025年度TUT-USM協議会を開催しました
イベント報告 | 2025年5月 9日
4月14日、豊橋技術科学大学(TUT)にて、マレーシア科学大学(USM)との教育研究に関する「2025TUT-USM協議会」が開催されました。
TUT-USM協議会は、文部科学省国立大学改革強化推進事業「三機関が連携・協働した教育改革」の採択を受け、マレーシアに本学の海外拠点が設置されたことを契機に始まり、本学とUSMが定期的に会議を開催しているものです。
今回USMからは、Habibah副学長(研究・イノベーション担当)、Zainovia研究部長、Asrulunizamコラボレーティブ・マイクロエレクトロニクス・デザイン・エクセレンスセンター(CEDEC)所長の3名が来学し、オンラインで5名の教員が参加しました。
会議は、本学若原学長が参加者を歓迎の挨拶で迎え、その後、両大学の関係者が教育・研究活動に関する報告を行いました。活発な議論の後、若原学長及びUSMのHabibah副学長がそれぞれ、発表者の教育・研究活動を高く評価するとともに、今後の両大学の更なる発展を期待して会議の総括を行いました。
会議に先立ち、USMの3名の来学者は、次世代半導体・センサ科学研究所を訪問し、同研究所の澤田所長の指導学生であったCEDECのAsrulunizam所長らとともに、半導体研究の進捗状況や今後の展望について意見交換を行ったほか、澤田所長の案内によりLSI工場を見学しました。
その後、一行は先端農業・バイオリサーチセンターを訪れ、高山センター長の案内でスマートインテリジェント農業(植物工場)の施設を見学しました。
2025TUT-USM協議会の会場参加者による集合写真
協議会の様子(ハイブリッド形式)
LSI工場の見学(澤田所長による説明)
先端農業・バイオリサーチセンター
の植物工場見学(髙山センター長による説明)