豊橋技術科学大学

検索

Search

東城 友都(とうじょう ともひろ)

所属 電気・電子情報工学系
職名 准教授
専門分野 エネルギー変換工学 / 電気・電子材料工学
学位 博士(工学) 信州大学
所属学会 炭素材料学会 / DV-Xα研究協会 / 電気化学会 / フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会 / 化学工学会
E-mail tojo.tomohiro.gx@
※アドレスの末尾に「tut.jp」を補完してください
研究室web https://tojolab.net/
研究者情報(researchmap) 研究者情報

研究紹介

エネルギー資源・環境汚染問題の一体的解決と,スマートグリッド構想の実現には,環境に優しく高性能な二次電池,およびそれを利用した電気エネルギーの高効率な発生,変換・貯蔵技術が要求されています.本研究室では,モバイル端末等の小型機器から自動車,発電装置等の中・大型機器までの利用を見据え、高安全・低コスト・高性能な次世代型二次電池や,太陽電池と異種の二次電池を組み合わせたエネルギーマネジメントシステムに関する研究を行なっています.

テーマ1:再生可能エネルギー運用システムの開発

概要
図1. カルマンフィルタを用いた二次電池の出力特性制御

太陽光,風力,水力,地熱等を利用した再生可能エネルギーによる発電は,地球環境に対して負荷が低いですが,気象条件によって発電出力が変動しやすく,最悪の場合,大規模停電に至ります。そのような事態を回避するには,常に電力量を調整する必要があります。余剰・不足電力を平衡化させるために,異種電源・電池を組み合わせたエネルギー運用システムの開発を進めています。

主な業績

三戸雅也, 東城友都, Arduino uno を利用した蓄電池の電力ネットワークシステムの構築, 第25回化学工学会学生発表会 2023年3月4日.

キーワード

エネルギー運用システム;二次電池;太陽電池

テーマ2:光応答型二次電池電極材料の開発

概要
図2. 光応答型二次電池電極材料の設計と特性評価

太陽電池は,光の照射で発電しますが,それ単体では発電した電力を蓄積できません。電力を蓄積できる二次電池と組み合わせて利用することが多いですが,発電から蓄電までの過程で電気エネルギーのロスが多く発生します。そのロスを最小限に抑えるために,一つの電池に発電と蓄電の両方の機能をもたせるための機能性電極材料の開発を進めています。

主な業績

[1] N. Wakatsuki, T. Tojo, Fabrication of Titanium Oxide Thin-Film Electrodes with Photocatalytic Activities and an Evaluation of Their Photoelectrochemical Properties, Engineering Proceedings 55(1) (2023) 57(1)-57(7).
[2] T. Tojo (Invited), Exploring an Optimal Electrode for Photoelectrochemical Cells using a Photocatalytic Reaction and Photoelectrochemical Characterizations, The 25th Takayanagi Kenjiro Memorial Symposium, 29th Nov. 2023.

キーワード

光応答型二次電池;機能性電極材料;発電;蓄電

担当授業科目名(科目コード)

電気機械工学I
電気・電子情報工学実験II
電気回路論
電気回路演習
エネルギー変換学


ページの先頭へ戻る