2019.08No.148(オンラインNo.30)

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新任教員紹介

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Chapter1機械工学系准教授 山岸 真幸(やまぎし まさき)

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高専・両技科大間教員交流制度で、長岡高専から参りました山岸真幸と申します。高専では専門の流体工学を主に担当していますが、学生が社会に出るにあたり、企業で働く心構えを学び、地元の企業・産業を知る機会を設けることに取り組んできました。高専卒業後、大学に進学する学生への進路指導に役立てるため、進学者の多い技科大での教育・研究・進路を学ばせていただき、さらに連携の橋渡しになれるよう努めたいと思います。

Chapter2機械工学系助教 吉永 司(よしなが つかさ)

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2019年4月に着任しました吉永司です。専門は機械工学分野の中でも、流体力学や音響学です。研究としては、ヒトの発音について研究を行っており、物理的にどのように口の中の空気の流れの振動が、音声として聞こえるのかについて調べています。なので、口を含む医療画像の解析から、流体音響実験、シミュレーションまで幅広く行っています。最近はチンパンジーの発音など人類学の方面にも興味があります。よろしくお願いいたします。

Chapter3電気・電子情報工学系特任助教 Nguyen Huu Huy Phuc (グエン フ フィ フク)

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2018年10月着任しましたグエンと申します。ベトナムから来ました。専門は機能材料です。リチウムイオンとナトリウムイオン二次電池の革新的な材料を研究しています。具体的には全固体電池用の新しい材料と合成方法の研究です。そして、新たな蓄電池用材料の分析方法も注目しています。現在、SOLiD-EVとALCAプロジェクトに参加しています。

Chapter4電気・電子情報工学系助教 引間 和浩(ひきま かずひろ)

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2019年4月に着任しました、引間です。出身は神奈川で、今年3月に博士後期課程を修了し4月から豊橋に来ました。専門は無機材料科学です。近年、究極的に安全な「全固体電池」の実現が期待されていますが、エネルギー密度の面などに課題があるため、それらの課題解決に向け研究しています。学位取得後すぐの着任という幸運に恵まれ、周りの先生、スタッフの皆様から日々親切にしていただき、新天地で申し分のないスタートを切ることができました。教育や研究活動を通して、本学に少しでも貢献できれば幸いです。また、興味を持って下さった方は、お気軽に研究室に遊びに来て下さい。

Chapter5電気・電子情報工学系助手 阿部 晋士(あべ しんじ)

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みなさんこんにちは。平成31年4月1日の新元号発表と共に助手に着任した阿部です。仙台高等専門学校専攻科から豊橋技術科学大学博士前期課程に入学し、博士後期課程を経て今に至ります。高専生の頃から「ワイヤレス電力伝送」という魔法のような技術に魅了されて日々研究を続けてきました。現在は未来の乗り物社会のための基盤技術としてワイヤレス電力伝送を究めています。技術を科学し素晴らしい未来を創るべく邁進いたします。

Chapter6電気・電子情報工学系助手 Moïse Sotto (モイズ ソト)

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2019年4月に着任しましたSotto Moïseです。専門はシリコンフォトニクスと呼ばれる分野で、シリコンCMOS材料を用いて光集積回路を実現することを目指しています。大量のデータをシリコンチップ上で光速かつ低電力で扱うことが可能になります。このような回路を実現することだけが研究のゴールではありません。世界の多くの研究者も同様かと思いますが、持続可能な未来を次の世代に提供することも重要です。新しいスキルを身に付けたり、自分のアイデアを磨くのに豊橋技科大は最適な場所だと思います。

I am Sotto Moïse, and I joined in April 2019. My research interests focus on silicon photonics, realize light circuitry within CMOS compatible materials. By using such optical media, the electronic-photonic convergence would allow an extremely large amount of data to travel at the speed of light on a silicon chip with ultra-low power consumption. Offering a viable and democratic solution for opto-electronics devices is not only my goal, but the aim of many researchers around the world motivated to offer a sustainable future to the next generations. TUT was the right place to come, in order to join important on-going projects, develop new skills as well as my own ideas.

Chapter7情報・知能工学系教授 北岡 教英(きたおか のりひで)

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2019年5月に情報・知能工学系に着任しました、北岡教英です。音声認識・音声対話を専門としています。音声認識や音声対話は、いまではスマートフォンやスマートスピーカに搭載されて、身近な技術となってきました。将来的には、より様々な機械やロボットたちと共に生きる、人間-機械協奏の時代がやってくるでしょう。その時、機械やロボットと音声で対話できれば...。そんな社会が夢でなくなる、そのための技術を研究しています。どうぞよろしくお願いします。

Chapter8情報・知能工学系助教 日根 恭子(ひね きょうこ)

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2019年4月に着任した日根恭子です。専門は認知科学です。これまで基礎研究として、人間の記憶の間違えやすさや、判断における論理性や感性の影響などを調べてきました。また応用研究として、自動車運転における他者との意思疎通やバーチャルリアリティ視聴時における認知処理の特徴などを解明する研究を行ってきました。これからも、人のメカニズムを明らかにし、新しい情報技術へ応用できる研究を行っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter9総合教育院講師 畑山 要介(はたやま ようすけ)

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2019年4月に着任した畑山要介です。専門は社会学です。公正で自由な社会のあり方を理論的・思想的に探究するとともに、企業の経営活動や消費者の行動と文化について実証的に分析しています。社会学という学問の特徴は、常識的思考や「いかに役立つか」という発想をいったん判断中止して、私たちが当たり前だと思っている所与の世界を現象として「物」のようにその構造や動態を分析するところにあります。自身の前提から距離を取り自己を対象化することで、テクノロジーを革新すると同時にまた制御することができる、それが一流の技術者の条件だと思います。社会学的想像力を一緒に養いましょう。よろしくお願いします。

Chapter10エレクトロニクス先端融合研究所講師 大島 直樹(おおしま なおき)

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2019年5月に着任しました大島直樹です。出身は長野県です。東京の私立大学に5年間勤めました。今度は国立大学ということで、また違う雰囲気を楽しみつつ、前職で学んだことを生かし、教育・研究に励みたいと思います。専門は社会的ロボットです。人に足りない部分をロボットが補い、ロボットに足りない部分を人間が補う。そのような、人とロボットが一緒に共存する未来を夢見て、日々、研究に没頭しています。どうぞよろしくお願いいたします。

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