
無意識下における錯視的な明るさ ~連続フラッシュ抑制下でのグレア錯視の効果~
プレスリリース | 2025年11月28日
豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 認知神経工学研究室と視覚認知情報学研究室の研究チームは、グレア錯視という現象を利用し、錯視的な明るさが無意識のうちに処理されていることを明らかにしました。ヒトの無意識下に刺激を呈示する連続フラッシュ抑制 (CFS) という特殊な手法を用いて検証した結果、錯視的な明るさは無意識下の刺激が見えるようになるまでの時間を早めませんでした。しかし、参加者は刺激が見えていない状態でも明るさを正確に識別できました。これは、私たちの無意識下の視覚処理が、実際の光の強さを処理する段階と、背景や文脈を解釈する高次な段階の二段階で構成されることを示唆しています。この研究の結果は、2025年10月21日付でConsciousness and Cognition誌上にオンライン版が発表されました。https://doi.org/10.1016/j.concog.2025.103943



