トピックス | 2023年3月29日

本学は、豊橋市職員の方へ本学が有する研究力に関する理解等を深めていただくと同時に、本学の職員が産学官連携におけるニーズや課題分析に関する行政の角度からの視点を学ぶ機会を得ることを目的とし、豊橋市と「豊橋市職員派遣協定書」を締結いたしました。

豊橋市と本学は、開学以来互恵的でインクルーシブな協力関係を持ち続けており、100年に一度の大変革期に直面している地域産業をテクノロジーベースで振興することに相互で取り組んでいます。

3月24日に豊橋市役所で執り行われた調印式では、本学の寺嶋一彦学長や、豊橋市の浅井由崇市長がそれぞれ協定書に署名しました。本協定書に基づいて令和5年4月1日より、豊橋市職員の方1名が実際に本学で勤務いただくこととなります。
主な研修内容は次のとおりです。

1. 地域企業の課題解決のための技術相談活動への参画
2. 大学の研究成果の社会実装状況の分析と活性化策検討に係る活動
3. その他、地域産業界活性化に資する大学の資源（研究設備等）の活用に関する活動
4. 両機関が協働する新規事業の構想検討

本協定によって、地域、行政、また、産業界との連携を強固にし、この地域のブランド化をますます高め、そしてこの地域の優れた産業技術と、本学の持つ新しい技術を融合し、世界に発信していけるようなイノベーションが創出されることを期待しています。

引き続き本学は、地域に根ざした大学として、地域と連携した活動を行って参ります。