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ASEAN・アフリカを中核とした工学教育のグローバル循環プログラム(博士後期課程)1期生の学内教育実習がはじまりました。

トピックス | 2019年7月 5日


本学ではASEAN・アフリカ地域の高等教育を支援するため、学位未取得の現地教員を博士後期課程留学生として受け入れ、教員養成のための特別な教育プログラム(文部科学省2017年度「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」採択プログラム)を提供しています。2018年10月には第1期生として、ルワンダ、タンザニア、インドネシアから合計8名の留学生の受入を開始しています。

本教育実習は応用言語学(担当教員:池松 峰男教授)の講義の一部において実施しており、留学生3ヶ国から13名、日本人15名が受講しています。

ASEAN・アフリカの教員からは主に自国の持続可能な開発目標(SDGs)に関係する話題について問題提起がされ、留学生と日本人の混合グループで解決策について議論しています。
問題提起の翌週にはグループ内で議論した解決策についてのプレゼンが行われます。
水不足や防災といったSDGsに関するトピックは国や文化が違っていても共有可能な人類共通の課題です。学生にとっては、より多面的な問題の理解と同時に異文化理解を深める機会になっています。
また、このプログラムを通じて教育実習生は日本の教育システムについて理解を深めるとともに異なる文化的背景を持つ学生に対する講義法について学んでいます。

本プログラムは今後3年間継続する予定です。

190705global-kadai.jpgグローバル循環プログラム履修者による課題の説明

190705global-grope.jpgグループディスカッションの様子

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