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情報メディア基盤センター 井佐原 均 教授と神崎享子特任准教授が平成31年度文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞しました。(受賞日:2019年4月17日)

受賞 | 2019年4月19日


情報メディア基盤センター 井佐原 均 教授と神崎享子特任准教授の「機械翻訳システムの社会実装技術の振興」に対して、顕著な功績をあげた者を対象とした科学技術賞(科学技術振興部門)が授与されました。
本賞授与については4月17日に授与式が行われました。

【受賞業績概要】

成果の内容:豊橋技術科学大学が要素技術開発を、日本マイクロソフト株式会社が多言語翻訳エンジンを開発し、両者の協働で、我が国のグローバル化に必須となる機械翻訳技術の社会実装を実現した。

成果の特徴、従来技術との相違等:ニューラル機械翻訳は流暢度は高いが、固有名詞や分野固有の言い回しなど、忠実度(正確性)に課題があった。本候補案件では、各ユーザの持つ比較的少量の分野特化のデータから典型的な語句(決まり文句)を抽出する技術や、用語の持つ概念を判別・体系化する技術を開発し、上記課題を解決するカスタマイズ技術を開発した。

社会的効果・実施効果:誰でも言語障壁を克服することが可能となり、
1)制約のない観光情報の多言語提供による観光産業の促進
2)災害時などの多言語による緊急情報発信による在日外国人・観光客の安全の実現
3)国内企業のグローバルビジネスの加速
4)日本文化のグローバルな情報発信
など、我が国の喫緊の課題の解決に貢献できる。

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