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附属図書館の「世界に通じる壁」をとおして 豊橋とイスラエルの小学生がプログラミングのリアルタイム対戦!

イベント報告 | 2018年1月10日


2017年5月より、豊橋市・教育委員会を中心とした官民学が連携して、子どもから高齢者まで幅広い市民にプログラミングを体験してもらうための『とよはしプログラミング・チャレンジ2017』を行ってきました。

これは、2020年から小学校でのプログラミング教育必修化を見据えて総務省が実施する、プログラミング教育推進の実証プロジェクトの一つとして採択されたものです。教材には、IT先進国イスラエルで開発され海外で実績のあるプログラミング学習ゲーム「コードモンキー」を使用、プロジェクトの企画立案と実施は本学の高嶋孝明教授が中心に行いました。

半年間に渡るこのプロジェクトの締めくくりとして、2017年12月17日(日曜日)に、豊橋市内とイスラエルの小学生それぞれ4チーム(16名ずつ)がプログラミングの腕を競うコンテストが、豊橋技術科学大学の附属図書館のマルチプラザに設置された大型画面「世界に通じる壁」を活用して開催されました。

豊橋とイスラエルの会場をインターネット国際生中継で結び、コンテストのためにつくられたコードモンキーの特別ステージを両国の小学生チームが同時にプレイし、一時間の制限時間内に獲得したポイントで競うチーム戦。豊橋市長・教育長・来日したコードモンキー社CEOなどの関係者、参加児童の保護者、市内の小学校の放課後教室でプログラミングを教えた市民メンターなど合計100名以上の熱い応援と対戦する小学生のみなぎる熱気で、あっという間に一時間の対戦は終わりました。

結果は、イスラエルチームが上位3位までを独占。しかし、イスラエルの小学校ではすでにプログラミングを授業に取り入れているから日本チームは大差で負けるとの予想に反して、最後まで競い合って大健闘。個人成績では日本のペアがトップであったことなど、日本の子どもたちの可能性を強く感じ、市民総参加型で盛り上げるプログラミング教育の有効性を示すプロジェクトの最終日となりました。

とよはしプロミング・チャレンジ2017 豊橋市ホームページ
コードモンキー日本公式ホームページ

tpc2017photo.png写真提供:CodeMonkey Studios Inc.

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