機械工学系 永井萌土助教が、日本機械学会奨励賞(研究)を受賞しました。
受賞 | 2016年6月24日
機械工学系 永井萌土助教が、日本機械学会より「日本機械学会奨励賞(研究)」を受賞しました。(平成28年4月21日)
本賞は、機械工学または広く産業社会に関わる主として研究上の業績(印刷公表された論文等)をあげた新進会員個人に授与されるものです。
主催者:一般社団法人 日本機械学会
受賞名:日本機械学会奨励賞(研究)
受賞者:機械工学系助教 永井萌土
研究題目:微生物と機械を融合した自律マイクロシステムの研究
微生物と機械を融合した自律マイクロシステムの研究として、微小環境に応答し自律的に動作する微生物を素子として取り込んだ「自律マイクロシステム」を開発しました。駆動源の微生物には原生動物のツリガネムシや藻類のボルボックスを選び、これらを人工のマイクロ構造体内へ選択的に配置して、①Ca2+応答性のマイクロバルブ、②光応答型マイクロバルブ、③自律駆動型マイクロミキサを構築しました。開発したシステムは微生物の特性を活用しているため、超並列的かつ自律的に動作する新たな特長を有しています。