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大西学長メッセージ『ペナン校から』

トピックス | 2014年12月15日


12月12日から15日まで、念願の本学マレーシア教育拠点(ペナン校)を訪れることができました。写真で見たり、話を伺ったりしていましたが、なかなか訪問できずにいました。ようやく、 IGNITE2014(IGNITE 第2回国際会議)開催の機会に訪問することができたわけです。今回は、併せて、本学の同窓会海外支部の設立、国立高等専門学校機構(以下、高専機構)、長岡技術科学大学(以下、長岡技科大)との合同海外同窓会発足、さらに本学3人目の名誉博士号をDato' Seri Kelvin, Kiew Kwong Sen氏へ授与する式典、現地のWawasan Open University、同DISTEDカレッジとの高等教育分野での相互協力に係る協定調印、さらに友好関係を続けているマレーシア科学大学訪問等、盛り沢山のスケジュールで有意義でした。

特に印象的だったのは、地元マレーシアはもちろん、インドネシア、タイ、ラオス、ベトナム、パキスタン、インド等から、本学元留学生が参加してくれて、とても盛り上がったことでした。事務局の調べでは、元留学生の同窓生は約1,500人で、国別累積では中国が最大ですが、現在はマレーシアやインドネシアの留学生が増えているということです。今後、本学が国際活動をさらに活発にしていく上で、元留学生がつくる同窓会の役割は大きなものとなります。

今回は、また高専機構、長岡技科大の代表の方と一緒に会を持ちました。両校とも、長く、充実した国際活動の歴史を持っており、相互に協力し合うことによって、1校だけでは力が及ばないところを助け合うことの重要性も実感しました。3機関連携、場合によって、他の工学系大学や大学工学部との連携を強めて、相互協力により自大学を紹介することで、海外の優秀な学生が本学を知り、興味を持ち、これから始まるスーパーグローバル大学創成支援事業(以下、SGUプログラム)や他のプログラムに応募してくれるようにしていきたいものです。

皆さんも、お気づきと思いますが、本学のSGUプログラムは、1年次からの留学生を含むという意味で、本学にとっては全く新しい試みです。これまでの本学への留学生は、高専を経て編入するケースや、各国の制度に乗った大学院留学生が多かったのですが、SGUは高校を出たばかりの1年生、場合によって初めて日本に来るというケースを含みます。これができてこそ、真に国際的で魅力に富む大学の証しになるという意味もあり、しっかりとした取り組みで、成果を挙げなければなりません。

また、今回のイベントには、本学を初めとして長岡技科大、高専機構からも事務職員が多数参加しました。ペナン校、本学の学生が世話になる企業、協力関係にある大学や企業を知ることに加えて、会議の運営なども経験してもらい、事務職員としての経験アップ、能力アップに繋げることが狙いです。参加した事務職員の皆さんが少しでも多くのものを得てくれたら幸いです。

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