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榊佳之学長が文化功労者に選ばれました。

トピックス | 2013年10月25日


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榊佳之学長が、2013年度「文化功労者」に選出されることが決定しました。

榊学長は、1942年生まれ、東京大学大学院理学系研究科博士課程を修了し、理学博士(東京大学)を取得。その後、カリフォルニア大学ウイルス研究所研究員、三菱化成生命科学研究所主任研究員を経て、九州大学遺伝情報実験施設教授、東京大学医科学研究所教授、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター長、理化学研究所ゲノム科学総合研究センター長を歴任。2008年4月より、豊橋技術科学大学長を務めています。

榊学長は、ゲノム科学の分野において、分子生物学的手法を複雑なヒトや霊長類に適用して、その遺伝子構造と機能解析に優れた業績を挙げるとともに、我が国のヒトゲノム計画及び国際ヒトゲノム計画のリーダーとして、ヒトゲノムの概要版配列及び完全配列の決定に重要な役割を果たし、斯学の発展に多大な貢献をされました。その他、2003年5月に中日文化賞、2003年11月には紫綬褒章を受章されています。


文化功労者は、学問・芸術上の業績を通じて文化の向上・発展に大きく貢献したと政府が認めた者を顕彰する制度です。同制度は、1951年(昭和26年)に文化功労者年金法により創設され、毎年1回、選考審議会が選んだ中から文部科学大臣が決定します。顕彰式は11月5日に東京都内のホテルで行われる予定です。

なお、榊学長は、文化・芸術にも造詣が深く、豊橋に着任以来、地域の音楽文化においても多大な貢献をされています。特に三河市民オペラにおいては、2009年公演の歌劇「カルメン」への出演に続き、今年2013年には歌劇「トゥーランドット」に賢者役として出演され、市民オペラ史上に残る大成功へと導かれました。現在、三河市民オペラ合唱団理事長、また三河市民合唱クラブ理事長として、地域の音楽文化には欠かせない存在として活躍されています。

 

平成25年度 文化功労者及び文化勲章受章者について(文部科学省ホームページ)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/11/1341046.htm

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