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国際レーシングドライバー井原慶子氏を講師に迎え、第1回ドリームレクチャーズを開催しました。

イベント報告 | 2012年11月 5日


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講演の様子
 
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 講演の様子
 
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 質疑応答の様子

11月2日に国際レーシングドライバー井原慶子氏を講師にお迎えして、A2-101講義室にて豊橋技術科学大学プレゼンツ 第1回ドリームレクチャーズを開催しました。

第1回目となる今回は、『崖っぷちの覚悟~世界最高峰への挑戦~』と題して、レースクィーンからレーサーへ大転身した経緯や、道のり、心構えなどを熱く語っていただき、第1回ドリームレクチャーズにふさわしい、すばらしい講演でした。

井原氏は、大学在学中にモデルのアルバイトでサーキットを訪れたことからレースに魅了され、「レーシングカーを自由に操ってみたい」という思いから夢が始まり、運転免許取得、車に関する知識・技術の習得、スポンサー活動などのステップを踏んでいるうちに、「夢」は「目標」、さらに「願望」に変わっていった心境を述べられ、本当にやりたいことを見つけ、チャレンジし、打ち込んでいくことで夢は実現すると話されました。

また、レースデビュー後、世界を転戦する中で、人種、国境、性別、年齢などさまざまな壁を感じたが、その壁を乗り越えるには、コミュニケーションが不可欠で、どんな偏見や誤解があっても、心ある言葉を交わすことにより乗り越えられると述べられました。

最後に、今していることで迷っていることがあれば、それは「やりたい」ことなのか、「やらなければならない」ことなのかと自分に問い、どんなに困難なことでも「やりたい」ことであれば、必ず実行して最後の最後まであきらめず、どんなに難しくても自分のできるすべてをしたか自分に問うことが大切で、そして、井原氏自身そのようにしてきて、今まで「やりたいこと」を叶えれなかったことは一度もない、また、誰でも誠実な熱意を持って継続していけば、年齢、性別など関係なく、夢は必ず果たせると熱く語られました。

参加した学生、教職員は、熱心にメモを取りながら真剣なまなざしで聴き入り、講演終了後も、モチベーションを維持し続けるコツなど、井原氏を取り囲んで直接質問する学生も見られ、学生はもとより教職員にも、今後の人生を考えるよい機会になりました。

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