9月17日~9月23日にインドネシアで「大学生国際交流プログラム」を実施しました。
イベント報告 | 2012年10月 1日
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豊橋技術科学大学では、在学生の国際理解の涵養と国際的に活躍できる人材の育成のため外国の大学等との連携・交流の機会を提供する事業を実施しています。今年度は、9月17(月)~9月23日(日)にインドネシアのバンドン工科大学(ITB)を会場に、「ITB-TUT Students Collaboration to Solve Community Problems」をテーマとした、講義と学生主体のディスカッションおよびプレゼンテーションを開催しました。本プログラムに本学学生15名と東海地区高専生2名およびバンドン工科大学学生20名、現地のマダニア高校の学生3名が参加しました。
本プログラムは今回で節目の10回目を迎え、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)ジャカルタ事務所および独立行政法人国際協力機構(JICA)インドネシア事務所、そしてインドネシアに進出している日系企業にご協力いただき、各団体・企業の見学も実施しました。
初日はJETROおよびJICAでインドネシアの経済状況と日本の支援状況について説明を受け、日本のODA現場の1つであるタンジュンプリオク港を見学しました。
2日目からはITBの教員によるテーマに基づいた講義の後、グループに分かれ、日本・インドネシアそれぞれのコミュニティーが抱える問題について議論を交わし、異文化におけるそれぞれの背景への理解を深めました。各グループはディスカッションの内容を踏まえ、技術者として各課題へどのように取り組むべきか等について発表をし、活発な意見交換を行いました。本学学生は英語で議論を行いましたが、文化・習慣の違いがあるにも関わらず、お互いの意見を尊重しあい、技術者として今後の役割や両国の国際協力についても理解を深めるとともに、インドネシアの学生との友好を深めました。
3日間のワークショップの後、日本の学生およびインドネシアの学生は、バンドン近郊にて事業展開をしている日系企業を訪問し、日系企業が新興国に進出する際の展望や直面する課題について説明を受けました。
最終日には、参加学生同士でダンスや歌を披露するなどして、互いに感謝の意を示すとともに、さらに友好を深めました。
短期間のプログラムではありましたが、日本の学生、インドネシアの学生双方にとって大変有意義なものとなりました。
フィールド調査の様子
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プレゼンテーションの様子
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集合写真 | |