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南アフリカ共和国科学産業技術研究所から研究者が本学を訪問しました。

イベント報告 | 2012年7月25日


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 左から公使Mr. Cecil Masoka、Dr. Fulufhelo Netwamondo、Dr. Ntsika Msimang、
榊学長、神野理事
 
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 大平研究室訪問の様子
 

7月23日に南アフリカ共和国科学産業技術研究所CSIR: Council for Scientific and Industrial ResearchからDr. Ntsika Msimang、Dr. Fulufhelo Netwamondoの2名の研究者が本学を訪問しました。CSIRは科学技術省傘下の国立調査・研究機関です。

URL http://www.csir.co.za/

今回の訪問には、在日南アフリカ共和国大使館科学技術担当 公使Mr. Cecil Masoka及び科学技術部科学技術リエゾンオフィサーの田中大輔氏が同行され、最初に榊学長、神野理事を表敬訪問されました。

南アフリカ共和国は、豊富な鉱物資源に付加価値を付けて製品化することで、雇用創出や経済発展を目指しています。その中で、電気・電子情報工学系 大平孝教授のバッテリーレス電気自動車の実用化に向けた研究に着目し、今回の訪問となりました。


大平研究室では実験システムを使ってのデモ実験を見学しました。たいへん創造的な研究であり、電気自動車だけでなく南アフリカ共和国の電力網の効率改善にもヒントになるとして、技術移転も含め共同研究について意見交換が行われました。

続いて機械工学系 章研究室(計測システム)では、章忠教授より、開発されたクルマの異常振動・騒音の検出技術や金属鏡面反射部品の表面欠陥検出技術、音声分離と方向定位技術、自動車ドライバーの運転状況検出技術などが紹介されました。


最後に電気・電子情報工学系 市川研究室(情報セキュリティ)の研究室を訪問し、市川周一教授から、専用回路技術のセキュリティ応用、具体的には(1) 制御プログラムのハードウェア化、(2) 組込みプロセッサの多様化、(3) 真性乱数生成回路の設計と評価について紹介がありました。

 

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章研究室訪問の様子   市川研究室訪問の様子



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