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箕浦輝幸氏(トヨタ紡織株式会社代表取締役会長)を講師に迎え、第18回榊プロデュースプレステージレクチャーズを開催しました。

イベント報告 | 2012年5月24日


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講演する箕浦輝幸氏
 
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 講演の様子

5月24日にトヨタ紡織株式会社の箕浦輝幸 代表取締役会長(元トヨタ自動車株式会社専務取締役、元ダイハツ工業株式会社代表取締役社長)を講師にお迎えして、A-101講義室にて第18回榊プロデュースプレステージレクチャーズを平成24年度テーラーメイド・バトンゾーン講義『開発リーダー特論』との共催で開催しました。

今回の講義では『グローバル経済競争下での日本のものづくりと人材育成』と題し講演いただきました。

 

箕浦氏は世界経済を索引してきた先進国で5年ほど前から大量生産・大量消費を基本とする経済モデルの限界が見え始め、逆に新興国が先進国を追い上げて来るというグローバル経済戦争時代に突入し、結果として日本の産業の空洞化という大きな問題を抱えてしまっていると話されました。特に、古い規制社会・政治の停滞・エネルギーコストの増大・高齢化と若者の内向き志向がもたらす国力の劣化が今まさに始まっていると述べられ、それを乗り越えるため企業自体が追及しなければならない基本的な生産戦略、それを進めるために必要な人材像そして、その人材をどのように育てればよいのかを話されました。


また、顧客第一主義と現地現物主義を徹底して継続的なオンリーワンを生み出せる企業・産業の体質改善、修羅場を経験し、夢とロマンと高い志を抱き時には火中の栗を率先して拾う勇気をもって突き進むことの重要性を熱く語られました。


学生はもちろん、教職員にとっても多くを学ぶ良い機会となりました。

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