Dzmitry TSETSERUKOUテニュアトラック助教の研究がイギリスの科学雑誌「New Scientist」のウェブサイトで紹介されました。
トピックス | 2011年12月 8日
本学の Dzmitry TSETSERUKOU(ティエティエルコブ ズミトリー)テニュアトラック助教の研究が、イギリスの科学雑誌「New Scientist」のウェブサイトで紹介されました。 【記事タイトル】 Body-sharing robot lets you experience another place 【掲載サイトURL】 http://www.newscientist.com/blogs/nstv/2011/12/body-sharing-robot.html また、「SIGGRAPH ASIA 2011」(平成23年12月13日-15日:香港)において、同サイトの動画に登場するテレプレゼンス・ロボットのデモンストレーションを行う予定です。 1)ロボットの概要: 開発したベルト型インターフェースを用いて遠隔地にある移動ロボットを操作する。このとき、ロボットはオペレータの上体の姿勢やひねりとその角度によって制御する。例えば、オペレータが深く前に屈めばロボットは勢い良く前進する-などである。 2)TSETSERUKOUテニュアトラック助教のロボットの特長: 従来の移動ロボットはロボットからの視覚情報以外の感覚はオペレータ側には取り込まれなかった。しかしTSETSERUKOU特任助教らのロボットでは、ロボット側の環境も取り込んでオペレータに伝えることができる。 例えば、レーザー・レンジ・ファインダーによりロボットの視界の外にある障害物を検知し、その障害物のある方向やその形状あるいはその移動速度などといったものを振動触覚提示装置であるベルト型インターフェースを通じてオペレータに知らせることができる。 3)さらに、これらの感覚情報に加え、ヘッドマウントディスプレイを使ってロボットからの3次元の視覚情報もオペレータは共有できる。そして、これらの特長によりバーチャルな環境であっても、実環境にいるかのような深い没入感をオペレータは得られる。 4)Tsetserukouテニュアトラック助教の主な研究領域; 知能ロボティクス及びコミュニケーション 遠隔操作ロボット(テレプレゼンス・ロボット) 触覚力覚ディスプレイ/提示装置(Haptic/Tactile Display) 着用型力覚提示装置(Wearable Tactile Display) 感情触感(Affective/Emotional Haptics) など。 教員紹介ページ:Dzmitry TSETSERUKOU(ティエティエルコブ ズミトリー)