女子中学生を対象とした理系進路支援事業「TUT35」を開催しました。
イベント報告 | 2011年11月22日
開学35周年を迎えた豊橋技術科学大学(TUT)では、男女共同参画推進室が「TUT35」という事業を企画し、去る10月から11月にかけて女子中学生を対象に、科学に関する2つの講座を開催しました。これは、女子中学生の理系進路支援事業の一環として実施したものです。
10月30日に開催した第1弾のテーマは「テクノロジーでおやつ作り」とし、電気化学でパンを焼く、牛乳の凝固を利用したチーズ作り、バター作りから学ぶ分子の変化等、身近な食品を題材に実験のおもしろさを体験してもらいました。
本学の女子学生が加わった少人数のグループに分かれ、参加者も含め全員が白衣を着てビーカーや電極を使った実験に真剣に取り組んでいました。できあがったパンやチーズ、バターなどは、その後の反省会を兼ねた試食会で味わいました。
第2弾は、11月13日に開催し、「のらねこ&テクノガールズ」というテーマで、のらねこ学会(主に岐阜県下の高校の物理の先生方が組織する物理サークル)の先生方によるバネ電話、光通信や空飛ぶアンパンマン等の科学ショーを実演していただきました。更に後半は、参加者と本学の女子学生が万華鏡等を作成する科学工作を行い、見て、そして参加できる楽しい理科教室を体験してもらいました。
なお、第1弾及び第2弾共に参加者によるアンケートでは、大半が「大変おもしろかった」との感想が寄せられました。今回の実験講座と理科教室に参加した女子中学生のみなさんが科学(理科)への興味を高めてくれるきっかけになればと願っています。
第1弾「テクノロジーでおやつ作り」
実験に真剣に取り組む女子中学生 | 反省会を兼ねた試食会の様子 |
第2弾「のらねこ&テクノガールズ」
科学ショーの様子 | 科学工作の様子 |