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5月31日に山田聖志教授が「東日本大震災における建物被害と耐震補強効果」と題して第4回構造工学セミナーin豊橋で講演しました。

トピックス | 2011年6月 3日


 

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講演の様子

 

 

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会場風景

 

 

5月31日に第4回構造工学セミナーin豊橋を開催しました。このセミナーは本学構造工学研究室が昨年10月より不定期に開催しているもので、今回で4回目を迎えます。これまでには、構造設計実務者をお招きし、最新の建築構造設計や技術の紹介を通じて構造工学に関する学内外の聴講者の知見を広げる場として開催してきました。


今回は3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震における被害や、仙台市の建築物で採用されている耐震・制震技術とその効果について、「東日本大震災における建物被害と耐震補強効果」と題して、本学の山田聖志教授(建築・都市システム学系)が、独自調査の結果をもとにした講演を行いました。

講演では、構造部材の破壊形式と寸法の関係や、この度の震災で特徴的だった仕上げ材等の構造部材以外の被害の特徴、また、耐震改修例とその効果や問題点について紹介しました。学内外から約90名の聴講者があり、近郊の建築実務者の方々からも参考になったとの意見を多数いただきました。


この度の震災においては、改めて被災者の皆様にお見舞いを申し上げるとともに、東海地震発生間近と言われる東三河地方における防災・耐震対策に本セミナーが少しでも役に立てることを祈念しております。
 

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