11月15日にエレクトロニクス先端融合研究所（EIIRIS：アイリス）の開所式典及び開所記念国際シンポジウムを開催しました。

イベント報告 | 2010年11月16日

11月15日にエレクトロニクス先端融合研究所（EIIRIS：アイリス）の開所式典を挙行しました。

式典は，塩谷立衆議院議員（元文部科学大臣）、戸渡速志文部科学省審議官、森本和義衆議院議員、山本明彦前衆議院議員、佐原光一豊橋市長、神野信郎同大特別顧問（サーラグループ会長）、吉川一弘豊橋商工会議所会頭、山下治文部科学省大臣官房文教施設企画部計画課長を来賓に迎えて行いました。記念のテープカット終了後、引き続き施設見学会、祝賀会を行いました。

また、同日午後からは、開所記念国際シンポジウムが開催され、豊田工業大学長 榊裕之氏、株式会社国際電気通信基礎技術研究所脳情報通信総合研究所長 川人光男氏、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所取締役所長 北野宏明氏、財団法人大阪バイオサイエンス研究所長 中西重忠氏、NPG Nature Asia-Pacific CEO David Swinbanks氏が特別講演を行いました。

本研究所は、世界を先導する、本学のセンサ・LSI、フォトニクスデバイスの「エレクトロニクス基盤技術分野」と、その技術を応用して研究を展開するライフサイエンス、医療、農業科学、環境、情報通信、ロボティクスなどの「先端的応用分野」との新たな融合を目指し、異分野融合研究のための国際研究拠点です。

例えば、脳神経疾患における機能改善を目指す脳内埋め込み型デバイスや認知状態、嗜好などを捉えるマインドリーディング技術の開発、超高精細３次元画像診断装置の開発、センシング技術を駆使した食料生産システムの構築など、様々な分野での画期的な研究成果が期待されています。