10月1日にエレクトロニクス先端融合研究所を設立しました。
トピックス | 2010年10月 8日
豊橋技術科学大学は、10月1日に、エレクトロニクス先端融合研究所を設立しました。
１．趣旨目的
グローバルCOEプログラムで構築してきた、本学が世界的に研究をリードしている「スマートセンシング技術」と「ナノフォトニクス情報テクノロジー」による「エレクトロニクス基盤技術」と先端的応用分野の先端的「知」を取り入れた異分野融合研究を推進し、先端的「知」と基礎技術を複眼的に見渡せ、新しい価値を創造できる若手研究者を養成し、世界最高水準を目指したエレクトロニクス先端融合領域の拠点を形成するため、エレクトロニクス先端融合研究所を設立しました。
本研究所では、インテリジェントセンシングチップ技術、フォトニック情報デバイス技術（エレクトロニクス基盤技術）と、先端的応用分野（ライフサイエンス、医療、農業科学、環境、情報通信、ロボティクスなど）との融合を目指した異分野融合領域の研究（例えば、BMI、バイオチップ、IT農業、医療ロボットなど）を発展させることを目的としています。
２．組織・構成
３．研究展開及び将来構想
本学が世界的に研究をリードしている「スマートセンシング技術」と「ナノフォトニクス情報テクノロジー」による「エレクトロニクス基盤技術」と先端的応用分野の先端的「知」を融合させ、世界に類を見ない、先端融合研究拠点（国際的に卓越した研究開発拠点）として、幸せで安全安心な持続的社会に貢献できる研究及び世界をリードする研究を行うとともに新学問分野を創成する。
具体的には、先端融合研究を行う研究部門としてアドバンスドメディカルテクノロジー部門、ブレインテクノロジーイノベーション部門及びグリーンテクノロジーイノベーション部門の３部門を置き、アドバンスドメディカルテクノロジー部門では、フォトニックメディカルデータストレージ、フォトニックメディカル情報処理、フォトニックメディカル情報ディスプレイを、ブレインテクノロジーイノベーション部門では、化学物質イメージセンサ・ニューロプローブ、ニューロプローブ・ＬＥＤ on チップ、ニューロプローブ・固体空間光変調器を、グリーンテクノロジーイノベーション部門では、インテリジェントグリーンハウスの開発、環境浄化・モニタリング技術の開発、先端ゲノム科学 等の先端融合研究を展開していく。また、基盤技術の開発部門として、現有の「インテリジェントセンシングシステムリサーチセンター」、「ナノフォトニクス情報テクノロジーリサーチセンター」、「先端農業・バイオリサーチセンター」、「ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー」及び「インキュベーション施設」を研究所附属施設として置く。
最先端科学を融合させるため、まずは、社会的に要請の高い、ライフサイエンス、医療、農業科学、環境、情報通信、ロボティクスなどの異分野融合研究を中心に行う。
＜エレクトロニクス先端融合研究所開所記念行事のお知らせ＞
・エレクトロニクス先端融合研究所（EIIRIS）開所式典
平成２２年１１月１５日（月） １１：００～
・エレクトロニクス先端融合研究所（EIIRIS）開所記念国際シンポジウム
平成２２年１１月１５日（月） １３：３０～１７：５０
※ 詳細及び参加申込みはこちらから
・EIIRIS国際シンポジウム2010
平成２２年１１月１６日（火） １０：００～１７：００
※ 詳細及び参加申込みはこちらから
ポスターはこちら（表面／裏面）をご覧ください。