9月11日に建設工学専攻 修士2年 清水晶子さん、高橋有佳里さんが、日本建築学会大会建築デザイン発表会テーマ部門「蘇生する建築」において優秀賞を受賞しました。
受賞 | 2010年9月15日
賞状授与の様子 |
9月11日に建設工学専攻 修士2年 清水晶子さん、高橋有佳里さんらが、日本建築学会(北陸)建築デザイン発表会テーマ部門「蘇生する建築」において優秀賞を受賞しました。
本賞は、日本建築学会大会学術講演会のなかの建築デザイン発表会テーマ部門「蘇生する建築」で、実際に建てられた建築作品 を対象に、今年の大会のテーマ「つなぐ」から保存・再生に関連したものについて発表された20件中から2件選ばれたものです。他の発表者は大手ゼネコンや建設設計事務所およびトップクラスの大学などであり、その中から鹿島建設の「宮城スタジアム」と共に、松島研究室の豊川稲荷表参道商店街の店舗改修作品が選ばれました。
受賞者:建設工学専攻 修士2年 清水晶子さん、高橋有佳里さん
研究題目:地域と学生が協働したまちづくり合意形成による店舗改修
松島研究室では5年前から豊川稲荷表参道景観整備事業として商店街の店舗ファサード(前面のデザイン)の改修に取り組んでいます。
今回はこれまでの取り組みを紹介しながら、最新のプロジェクトである小間物屋「ふじや」の企画から設計・完成までを、地域と共に合意形成を図りながら進めていった過程と、改修による効果(売上前年同期比3倍)と分析・将来の展望等について発表しました。
単なる昔に戻したり、統一的な景観を目指すのではなく、まちの重層した歴史や文化に配慮した“現代のまちづくり”であり、他にない取り組みと評価いただきました。